月別アーカイブ: 2009年1月

久しぶりにスポッツネタ その2


Spot  久しぶりにスポッツネタを書くとアクセス数が一気に増えました。皆さん、このネタには少なからず興味を持っているんですね。実際、スポッツの話をよく質問されます。ボクも興味があったので、スポッツ、スポッテッドバスというキーワードで検索をしてみると、あまりのヒット数に正直ビックリしました。かなり多くの方が日本にスポッツがいると信じているようです。
 それでもボクは断言します。日本にスポッツはいません。もちろん、ボク自身、日本全国、津々浦々で釣りをしたわけではありませんので、絶対とは言い切れないかもしれませんが、とにかくスポッツと疑わしき魚を見たことがありません。それは誌面やウェブ上の写真でもです。以前に書いたように、スポッツという魚は釣り人なら、一目で見分けが付くぐらいラージとは違う種なのです。
 そして、もう一つまことしやかに語られているハイブリッド説ですが、ラージとスポッツは自然界では交雑しません。そもそも、種の概念とは、自然界で交配できる自然個体群のグループ(生殖的に隔離されているもの)と定義づけされているわけで、交雑しないからこそ、ラージとスポッツは別種として存在しているわけです。ボケたラージマウスが間違ってスポッツの産卵床の卵に精子をかけたからといって、ハイブリッドが簡単に生まれたりするような話ではないのです。いわゆる”神の見えざる手”というやつです。ボクは生物学の専門家ではありませんが、これぐらいのことは常識です。
 あり得ないですが、もし仮に交雑するとしても、そのハイブリッドは一代限りで、子孫を残せません。つまり、日本にスポッツが数多く存在しない限り、ラージとのハイブリッドもまた存在しえないことになります。
 もっとあり得ないことですが、もし、ラージとスポッツが交雑して、しかも子孫まで残せるなら、ラージとスポッツは別種ではなく亜種ということになります。つまり、アメリカの湖にはラージともスポッツとも判別不可能なバスがウヨウヨいることになります。つまり、ハイブリッドの比率は50%-50%とは限りません。25%-75%、12.5%-87.5%も存在しうることになるわけです。そうなったら、もうたいへんです。ラージならキーパーサイズが15インチ、スポッツならキーパーサイズが12インチの湖でトーナメントを行った場合に、トーナメンターは迷ってしまいます。14インチの判別不能な1匹をウェインするかしないかで優勝10万ドルを手にできるかどうか、トップ10に残れるかどうか、賞金圏の50位には入れるかどうかとなったら、最終的には弁護士雇って裁判して、DNA鑑定でもしないと決着がつきません。トーナメントの運営自体が不可能となります。
 だからボクは断言できます。日本にスポッツはいません。ムキになりすぎでしょうか?

セクシー・レーザービーム


 何度かこのブログで紹介しているB級メーカーのレーザールアーですが、ボクの予想に反して、まだ生きながらえています。それどころか、あのボイド・ダケットとスポンサー契約を結んだというからビックリです。彼が試合で本気で投入するかは疑問ですが、ルアー形状がパクリなので、遠目にはラッキークラフトを投げていても、分からないところが彼にとっては助かりますね。それにしても、ボイド・ダケットって、ニンジンロッドにレーザールアーに、変わったメーカーに好かれますね。
12136315534662012161845  久しぶりにサイトを見たら、さらにアイテムが増えていて、セクシーシャッドのあのポッパーまで出ていました。次は何をパクってくるか、気になるところです。

ストライクキングの脱チープ路線 その2


Skldweller  ストライクキングといえば、スピナーベイトというぐらい、昔から数多くのスピナーベイトが売られてきました。悪くはないんだけど、低価格というのが一般的なイメージだったのですが、最近はストライクキングでもフックはがまかつ製になって、価格も6ドル近くするのが普通になってきています。一昔前なら3ドル前後が当たり前だったんですが・・・。
Sktheburner  ストライクキングから2009年シーズンの新製品として登場したボトム・ドゥウェラー(写真上、カラーはお約束のセクシーシャッド)とバーナー(写真下)は2つのまったく異なるコンセプトのスピナーベイトです。ボトム・ドゥウェラーはディープのボトムをスローローリングで使うために、バーナーは高速リトリーブでもバランスを崩さず、水面から飛び出さないようにデザインされたものです。
 面白いのはこれら2つには同じブレードが取り付けられているという点です。レーザー(Raz-R)ブレードという新しいオリジナルブレードで、一見するとただのウィローリーフですが、薄くてややスリムな形状となっているおかげで、フラッシュ効果を落とすことなく、引き抵抗を軽減することに成功したというものです。引き抵抗が軽いということは、言い換えれば浮き上がりにくいということなので、ボトム用としても、表層早引き用としても適しているということになるんですね。
Imgp7871  ならば、1個のスピナーベイトで良さそうなもんですが、微妙にヘッドデザインを変えているのが、センスを感じます。ボトム・ドゥウェラーは3/4オンスと1オンスの2サイズで、ヘッドはノーマルのデザインですが、バーナーは3/8オンスと1/2オンスの2サイズで、高速でも水切りのよい薄いヘッドデザインで、バランスが崩れないように、ヘッドの底部にカウンターウェイトとなるようにウェイトが集中するデザイン(写真)となっています。ワイヤの硬さやバランスもよくできていて、フックはがまかつ製ですし、かなりクオリティーの高いスピナーベイトとして仕上がっています。Zman社のシリコンスカートは個人的にはあまり好きではないですが・・・。価格はともに5.99ドルとなっています。

ストライクキングの脱チープ路線


Skcaffeineshad  ストライクキングといえば、ちょっと前まではバスプロショップやウォールマートや大手スポーツチェーン店などで売られるチープなブランドというイメージが強かったものですが、ここ最近はストライクキング・ルアーの価格が上がって、チープなイメージからの脱却を狙っているようです。
Skgobgone  実際、最近のストライクキングのルアーはクオリティーも上がって、よく釣れるようになってきました。正確には以前は使う気すら、あまり起きなかったのが、KVDの活躍の影響もあって、使うようになったというのが正直なところですが・・・。実際はストライクキングのプラグはまだまだで、レッドアイシャッドなんか、どこにもぶつけていないのに、1日に3個も水漏れで使えなくなったりしたこともありました。
Skocho  ただ、ワームは本当によくなってきています。レイジテールシリーズ以降のストライクキングのワームはマテリアルもカラーもよくなって、実際よく釣れます。2009年の新シリーズのパーフェクト・プラスチックスシリーズはコーヒーフレーバーの塩入りマテリアルで、どのデザインも昨今のアメリカのトーナメントシーンでなくてはならない代表的なモデルばかりとなっています。
Skgamehawg  カフェイン・シャッドはスーパーフルークのボディーにフィネスワームのテールを合体させたソフトスティックベイトです。日本でも琵琶湖ではかなり釣れそうな予感がします。ゴビー・ゴーンはエリー湖のビッグスモールマウス攻略になくてはならないゴビー系のパドルテールワームで、中にはジグヘッドが装着できるように中空ボディーになっています。ゲームホッグはボディー断面が六角形の4インチサイズのブラッシュホッグ系、オッチョはボディー断面が八角形のセンコー系で5インチと7インチの2サイズがあり、ロデントはスイートビーバー系となっています。
Skrodent  どれも1パック8本までで4.29ドルと、ズームなんかよりも高い価格設定となっています。路線的にはヤム同様のパクリのオールスター系という感じもしないでもないですが、なんとなくセンスの良さを感じるところがヤムとは違うところです。販売力のあるストライクキングがこの路線で成功すれば、他のメーカーにとっては脅威でしょうね。

久しぶりにスポッツネタ


Imgp7868

 ある方から「今月号のバサーに面白い記事が載っているよ」と教えてもらい、さっそく2009年2月号を購入しました。その面白い記事というのはアラバマに移り住んだコジコジこと、小島宏さんの連載記事で、今回は彼ながらのスポッツ(スポッテッドバス)に関する見解が紹介されていました。

 読んでいて、ウムウムと納得することばかりで、ボクが主張する「日本にはスポッツはいない」説を肯定する内容となっていました。「じっくり見てみないと違いがわからない」などという曖昧な差ではなく、明らかに異なっていた(引用)。まさにその通りで、いちいち判別するのに、外見の違いを探さないといけないようなものではないのです。いわば、釣り人なら当たり前に一目でブリとヒラマサ、チヌとキビレ、スズキとヒラスズキ、口太グレと尾長グレの見分けが付くのと同じで、これの違いが分からないと笑われてしまうのと同じような感覚なのです。
 ただ、一つだけボクと見解の違う点がありました。記事には一般的に文献でよく言われる第一背びれと第二背びれの間がくっきり分かれているのがラージで、繋がっているのがスポッツという表記があります。ただ、ボクは以前のブログでも紹介したように、この繋がっている、繋がっていないという表現が曖昧で、よく見ると、ラージでも繋がっているように見えたりするので、これが「日本でもスポッツ」がいる、または「日本にはスポッツとラージのハイブリッドがいる」という誤解を生む原因の一つとなっているような気がするのです。
 いずれにしても、「日本にはスポッツはいない」というのがボクの信じるところで、これまでに多くの方からメールをいただきましたが、未だに「これはスポッツかも」と思うような写真は一枚も送られて来ませんでしたし、誌面上でも目にしていません。相変わらず、いないはずのスポッツを釣り続ける方が琵琶湖に1人おられますが・・・。
 過去のスポッツネタをまとめみました。
日本にスポッツ? その1
日本にスポッツ? その2
日本にスポッツ? その3
日本にスポッツ? その4
日本にスポッツ? その5
日本にスポッツ? その6
ちょっと休憩 スポッツ豆知識
ミーンマウスバス?

高浮力ワームがトレンド?


20080828090323651_00012  以前、キッカーフィッシュのホールショットを紹介しましたが、知らない間に7インチのトリックワームサイズも発売されていました。7インチサイズはボディーに11個のエアーチャンバーがあって、ボトムで立つようにデザインされています。名前もホールショットからハイテール・ホールショットに変わっています。動画もありますが、確かによく立っています。
 昨年は日本でも高浮力ワームのエアークラッシュやボトムで立たせるヘッド形状のPDチョッパー、ワームに刺す浮力材のネイルフロートなどが発売されましたが、日米ともにボトムでワームを立たせるのがトレンドのようです。 日本では流行りそうでなかなか流行らないシェイキーヘッドですが、カルティバからインウィードヘッドも発売され、いよいよ日本でもシェイキーヘッドが流行るかもしれません。

カルプリットの新作


 日本ではカルプリットのワームってあまり見かけなくなりましたが、アメリカでは今も健在で、最近でも次々と新製品を出してます。中には日本でもウケそうなものもあります。
Culprit_slinky_cat  スリンキーワームはちょっと大きめのスワンプクローラーにカーリーテールを付けたようなデザインで、個人的にはかなり釣れそうな気がします。スワンプクローラーのようなテーパーのないストレートなボディーデザインって、なかなかアメリカにはないのですが、ネコリグではこのストレートボディーがよく効きます。このワームもテールをカットして使えば、けっこういいアクションしそうな気がします。6インチサイズでカラーも豊富です。1パック15本入りで、4.19ドルだそうです。
Culprit_foxy_craw_cat  フォクシー・クローはスピードクローとパカクローを足して2で割ったような感じでしょうか? やや太めのボリュームあるボディーがヘビーマットを打ち抜くのに良さそうです。4インチサイズで、珍しいカラーが揃っています。1パック9本入りで4.19ドルだそうです。

刺身でバスフィッシング


Imgp7857  先日、けったいな日本語を使ったメーカー名の話を紹介しましたが、日本のメーカーも負けてません。ダイワにはサムライという名の商品が多くあります。そして、今回紹介するのがヨーズリのサシミ・シリーズです。パッケージには漢字で刺身の文字まであります。
 ボク達日本人には、なんともかっこ悪い響きですが、アメリカ人には”クール”な名前なんでしょうか? シリーズにはいろいろありますが、バス用としてはアメリカで定番中の定番のラトリン・バイブを一回り大きい3/4オンスにしたサシミ・ラトリンバイブが登場しました。パクリのエクスキャリバーのラトルベイトの方が先に3/4オンスサイズを出したので、ヨーズリが出遅れた形になってしまいました。
Imgp7863  このサシミ・シリーズはボディー表面にはヤスリのようなデコボコの鱗パターンがあり、前方から見るのと、後方から見るのとでカラーが変化して見える”カメレオン・フィニッシュ”を採用しているのが特徴です。正直、それがどうしたって!?って感じですが、ヨーズリはパテントまで申請して、かなり本気なようです。
Imgp7858 Imgp7860  価格は14.95ドルとかなりレギュラーのラトリンバイブ(7.99ドル)に比べてお高くなってしまいました。ラトリンバイブは比較的安いのも人気の理由だったのに、これではますますエクスキャリバーが売れてしまいそうです。