懐かしいブルドッグスピナーベイトが売っていました。ブルドックルアーズはノーマンルアーに買収され、新しいパッケージでリニューアルされています。ブルドックはアメリカで最も早くがまかつフックを採用したスピナーベイトの一つでしたが、今はプロエッジフックと表示されています。ヘッド形状は昔のままですが、ゲルコートが得意なノーマンルアーの影響なのか、コーティングが分厚くなっています。少々ボトムを擦ってもヘッドは剥げにくいと思います。ワイヤーバランスも全体的にコンパクトで今風になっています。
そして何よりも注目は”スーパーワイヤー”と呼ばれる新しいワイヤーを採用している点です。つや消しグレーのこのワイヤーは、素材は何か詳しくは分かりませんが、ソフトで弾性のあるワイヤーです。ラインアイ部は”R”ベンドではなく、ホースショーベンドと呼ばれる独特の形状をしています。ベンド部のショックアブソーバー効果を高めて、折れにくい効果があるそうです。飾りはないですが、よく考えられて作られており、全体のバランスもよく、かなり使えるスピナーベイトになっています。
月別アーカイブ: 2007年7月
消えたZetabait
スワンプラットやタドポールといった水面系ワームが日本でも馴染みのゼタベイト社がいつの間にか社名変更したんでしょうか? 以前はホームページ上にあったZetabaitのロゴがどこにもありません。ただ、URLはまだZetabaitのままですが・・・。
おそらく、オーナーも替わったんじゃないでしょうか? 新しい社名(ブランド名?)はスポーツ・スペシャリストというそうです。あんまりピンと来ませんね。ただ、往年のギルレイカー等は今も健在です。
ゼタベイトって昔からいいワームを作っていたんですが、日本ではスワンプラットのイメージが強すぎますね。ザリガニというよりは手長エビっぽい”フラッピングダッド”(写真上)とイボイボが可愛い”Zホッグ”(写真中)、ピンテールがいい感じの”ウィップラッシュ”(写真下)が気になります。どれも日本では売っていませんが、いろいろ使ってみたいワームがあります。
http://www.fishingworld.com/Zetabait/
TBF発足への苦言と提言
最近、日本でTBFを立ち上げようという動きがあるようです。すでに個人が発足を急ぎ、勝手にジャパンフェデレーションを名乗り、年会費を集めていると聞きました。詳しい説明もないまま、多くの人に誤解を生じる内容で、メンバー&会費を募っているようです。
そもそもTBFはFLWとは別団体です。BFLのようなFLW直系の団体ではありません。FLWジャパンといった聞こえのいいネーミングで、メンバーを募るのは大問題です。TBFジャパンフェデレーションはバスオブジャパンのようになってはいけません。誰でもTBFのメンバーになることはできますが、勝手に個人がTBFジャパンフェデレーションを発足・運営することはできません。
日本ではTBFを誤解している人が多いようです。TBF、The Bass Federationは名前の通り、元はB.A.S.S.フェデレーションです。2006年のクラシック会場で行われたフェデレーションの総会で、B.A.S.S.フェデレーションは、TBFとフェデレーション・ネイションという2つに分裂してしまいました。その後、FLWがTBFをスポンサーするようになったわけで、TBF自体はまだ発足2年目の団体でしかありません。そして、TBFにはまだアメリカ国外のフェデレーションは一つもありません。
TBFの理念は"Owned by those we serve, dedicated to growing the sport of fishing."とあるように、ただのアマチュアトーナメント団体ではありません。バスフィッシングの普及という高い理念のもとに集まった組織です。TBFのメンバーは地元で開催されるFLW系のトーナメントにも裏方として積極的にボランティアとして参加しています。各州ごとのフェデレーションは小さな複数のクラブの集合体でもあります。
知人を介してTBF本部にコンタクトをとりましたが、TBFジャパンフェデレーションを発足させるためには、9つ以上のクラブが集まり、最低でもメンバーが50人以上必要ということです。まずは個々に活動しているクラブにTBFへの参加を広く呼びかけ、TBFへ入会したクラブが9つ以上となった段階で、各クラブからTBFジャパンフェデレーション発足のための委員を出し、役員・代表を選出し、組織作りをするのが筋道です。もちろん、釣り業界にもスポンサーをお願いし、その上でTBF年会費とは別にジャパンフェデレーションを運営するための年会費を取り決めるのが筋でしょう。年会費はホームページの開設&維持管理費、その他の諸経費以外に、アメリカでTBFの総会にジャパンフェデレーションの代表が出席する場合、その交通費にも当てる必要があります。もし将来ナショナルチャンピオンシップへ出場可能となったなら、その出場者の交通費にも当てる必要があるかもしれません。メンバーが少なければ、その分、年会費を上げなければ運営は難しくなります。
TBFに入会するには、1人年会費50ドルでOKだそうです。50ドル払えば、会員証がもらえ、FLWマガジンが送られてきます。FLWマガジンを年間購読すると思えば、安いものでしょう。9つ以上のクラブが集まり、正式にジャパンフェデレーションが発足する前から、使い道も分からない年会費を勝手に決めて別途徴収するのはいかがなものでしょうか?
TBF本部はジャパンフェデレーションが正式に発足し、組織運営ができ、実績が認められてはじめて、日本代表をチャンピオンシップへの出場を認めるか検討するようです。ナショナルチャンピオンシップは各州のフェデレーションの年間チャンピオンが自動的に出場できるというわけではありません。複数のフェデレーションごとにウェスタン、イースタンといった6つの地区別にディビジョンを設け、ディビジョンごとにディビジョナル・チャンピオンシップを開催しています。ジャパンフェデレーションのみ、ディビジョナル・チャンピオンシップに出場することなく、ナショナルチャンピオンシップに出場できるという特別扱いをしてくれるかどうかは疑問です。バスオブジャパンのように「簡単に身内の誰かが毎年アメリカに行ける」というのは甘い考えです。
TBFに参加しようと思う人はまずはTBFのホームページに目を通して、TBFとは何かを知る必要があります。TBFジャパンフェデレーション発足への道のりはそう簡単なものではありません。
http://www.bassfederation.com/default.asp
ビッグショークローがデビュー
今季からズームからYUMに移籍し、ますます活躍中のビッグショーことテリー・スクロギンスがデザインしたビッグショークローが、11日からラスベガスで開催されるICASTショーでお目見えします。
これまでのYUMのワームといえば、センスの悪いパクリばかりで、まともにテストもせずにリリースした駄作までありましたが、今回のビッグショークローは実際にテリー・スクロギンスがプロトタイプを自作したそうで、今までのYUMのワームとは違う感じがします。
3.5インチサイズのビッグショークローは、ファイヤークローやBBクリケットといったすり抜け優先のクローワームがベースになっているのは一目瞭然ですが、水中でのアクションにもこだわったであろう一工夫が感じられます。さすがはフロリダ在住の実力派アングラーですね。一方のズームはファイヤークローそっくりのグラスクローを今季すでに発売しており、なんだかYUMとズームの企業姿勢が逆転したような感じです。
スモールマウスのワールドレコード
ラージマウスのワールドレコードは、1932年6月、ジョージア州モンゴメリーレイクでジョージ・ペリーがクリークチャブのウィグルフィッシュでキャッチした22ポンド4オンスというのは、バスアングラーなら常識ですが、スモールマウスのワールドレコードはあまり知られていません。
スモールマウスのワールドレコードは現在、1955年7月8日、ケンタッキー州デイルホロウ・レイクでデイビッド・ヘイズがトローリングでキャッチした11ポンド15オンスで、50年以上破られていません。このモンスタースモーリーは全長が27インチ(約68.6cm)、胴回りが21.67インチ(55cm)あったそうです。
実はこのワールドレコードのスモールマウスには面白いエピソードがあります。デイビッド・ヘイズがキャッチしたスモールマウスは、すぐにワールドレコードとして認定され、その後40年以上、破られることもなかったのですが、1996年IGFAは突然、このデイビッド・ヘイズのワールドレコードを取り消し、1969年、デイルホロウ・レイクでジョン・ゴーマンがキャッチした10Lb14ozのスモールマウス(全長26.25インチ、胴回り21.5インチ)をワールドレコードとして認定したのでした。
というのも、1955年当時送られた「デイビッド・ヘイズがキャッチしたバスは実は8ポンド15オンスしかなく、3ポンドの金属がバスに仕込まれていた」という内容の匿名の手紙が1996年に発見されたのがきっかけでした。その後、IGFAは最新技術でジョン・ゴーマンがキャッチしたバスとデイビッド・ヘイズがキャッチしたバスを比較し、「デイビッド・ヘイズがキャッチしたバスが8ポンド15オンスしかなかった」という方が信憑性に欠けると判断し、2005年12月にデイビッド・ヘイズのバスをワールドレコードとして9年ぶりに再認定したのでした。
http://www.southeasternoutdoors.com/outdoors/fishing/articles/smallmouth-world-record-controversy-hayes.html
http://sports.espn.go.com/outdoors/fishing/columns/story?columnist=wilson_taylor&page=g_col_Wilson_smallie_record_turns-50
世界記録更新はカウントダウン
7月3日、カリフォルニア州パーディー・レイクでステイトレコードとなる9.83ポンドのスモールマウス(写真上)がキャッチされました。これまでのカリフォルニア州のスモールマウスのステートレコードは1976年にトリニティー・レイクでキャッチされた9.1ポンドだったので、久しぶりの更新となります。
キャッチしたのは、パーディー・レイクで40年間釣りをしているというハロルド・ハーディンで、ヒットルアーはスイムベイトだったそうです。ハロルドはこの日、もう1匹巨大なスモールマウスをヒットさせながら、ボート際でバラしたそうで、推定11ポンドはあったというから、注目が集まっています。というのも現在のスモールマウスのワールドコードは1955年ケンタッキー州デイルホロウ・レイクでキャッチされた11ポンド15オンスで50年以上も破られていないからです。
パーディー・レイクはここ最近、記録ラッシュが続く注目の湖です。今年の3月4日には当時のレイクレコードとなる8.94ポンドのスモールマウス(写真中)がキャッチされたばかりで、昨年の2月12日にも当時のレイクレコードとなる8.7ポンド(写真下)がキャッチされています。パーディー・レイクはスモールマウスだけではなく、ラージマウスも生息していて、ラージマウスのレイクレコードも今年の3月22日に13.4ポンドがキャッチされ更新されたばかりです。
レイクレコードが次々と更新されるのはわけがあります。パーディー・レイクは管理が行き届いた湖で、周辺に町が多くあり、多くの釣り人が訪れやすいために、大量のニジマスが放流がされるようになったからです。2007年もすでに5万ポンド(約2万2500kg)のニジマスが放流されています。そのため、ニジマスを捕食したスモールマウスやラージマウスが巨大化する傾向にあるのです。今年の3月にはスイムベイトオンリーのトーナメントが開催されるなど、ビッグバスレイクとしてカリフォルニアアングラーの注目を集めています。50年以上破られていないスモールマウスのワールドレコードが更新されるのは時間の問題ではないでしょうか。
http://www.pardeelakerecreation.com/index.html
ジョイント・ギル
ブラックドッグベイト社は2006年に立ち上がったばかりの西海岸の小さなメーカーです。ルアーのリペイント業をしていたジェレミー・アンダーソンがルアーのデザイン&ペイントを担当 しています。ジェレミーがペイントをしているだけに、リアルなカラーリングが特徴です。
そのブラックドッグベイトから第一弾としてリリースされたのが、シェルクラッカーという5インチサイズのブルーギルタイプのリップレスビッグベイトです。シェルクラッカーにはフローティングモデルとスローシンキングモデルがあります。リトリーブすると、クネクネと泳ぎ、ジョイントボディー同士がコトコトと当たってサウンドを発します。水面をウェイキングで使うことも可能です。また、フローティングモデルはトゥイッチングでウォーキングドッグさせることも可能なようです。値段は60ドルと高めですが、HP上の動画も見るかぎり、かなりいい動きをしています。
ブラックドッグベイト社は今後、さまざまなルアーをリリースする予定で、今後の展開に注目です。
http://www.blackdogbaits.com/shellcracker.html
モヒカン・ギル
ベテンコート・ベイツはネイサン・ベテンコートがハンドメイドするウッド製カスタムルアーメーカーです。リアルベイトシリーズのブルーギルは琵琶湖のブルーギルパターンにもピッタリではないでしょうか? 全長5インチでフローティングモデルとシンキングモデルがありますが、フローティングモデルはウェイキングにもよさそうです。 カラーも精巧に塗っていますが、リアルというより、死んで干からびたブルーギルに見えなくもないです。値段は39.95ドルだそうです。
http://www.bettencourtbaits.com/
ブルーギルカラー
本格的なギルパターンのシーズン到来です。琵琶湖ではブルーギルが水面をフラフラと群れて浮くようになり、ビッグバスはこれを好んで捕食するようになるそうです。そうなると、人気なのがブルーギルカラーです。
写真はギャンブラー社スタッドのブルーギルカラーです。本国アメリカでは不人気で廃盤(カタログ落ち)となったスタッドですが、最近、日本限定で復刻しました。スモークベースにブラック&ブルーラメ、細かいゴールドラメの入った通称ブルーギルカラーが日本では人気です。ところが、このブルーギルカラーって、アメリカではほとんど見かけません。このブルーギルカラーって、日本だけの呼び名なんでしょうか? 定番カラーにもなっていないメーカーがほとんどです。実際ボクはなぜ、このカラーがブルーギルカラーと呼ばれるのか分かりません。正直、まったくブルーギルには見えません。誰が最初にこのカラーをブルーギルと呼ぶようになったのでしょうか?
Eチップ入ってます その2
アメリカ西海岸にPERSUADER AMERICAN ANGLINGというローカルメーカーがあります。ワイヤーベイトやジグ、ソフトベイトに鴨の形をしたダックルアーまで販売しています。中でもPERSUADERといえばソフトワイヤーのスピナーベイトが人気です。
このスピナーベイトにはノーマル仕様の他に、以前紹介したEチップ搭載モデルがあるのを最近知りました。といってもフックシャンクにチューブでEチップを装着しているだけですが・・・。Eチップって効果あるんでしょうか? ちょっと気になります。
http://www.persuaderamerican.com/spinner-main.html

