ストレーン・シャンプレーン戦のウィニングルアーになったバーチカルルアー社のジグXは、なかなかのアイデア商品です。ヘッドが中通し式になっていて、ヘッドの下部に隠れているラインアイにラインを結ぶ仕組みになっています。要は結びめ、ラインアイがヘッド先端部にないので、すり抜け効果が高く、アオミドロなどのゴミ絡みが少なく、さらに結びめ自身はカバーに擦れたりしないのでノット部のラインブレイクが少ないというのがセールスポイントになっています。ここで心配なのが、ホール部のラインの擦れによるラインブレイクですが、ご丁寧にテフロン加工までしているそうです。
メーカー名を忘れてしまいましたが、数年前、バージニア州のメーカーで、このジグ同様のモデルを発売するといって、裏ルートからサンプルを貰いました。感じとしては、スピナーベイトのヘッド部をちょん切ってブラシを付けたシルエット。でも、これがまたいい動きをしたんです。ラッドルアーのアレが出る前までは最強のスイミングジグだと思ってました。このジグXも試してみたいです。