月別アーカイブ: 2006年9月

USオープン プラ1日目


Imgp0283_2  現地時間12日、今日は児玉さんとプラしました。ロッドは児玉さんから借りました。メガバスロッドなんて高級すぎて、実際に使うのはこれが最初で最後かも・・・。今日はテンプルバーまで行きました。ミードの水位はすごく下がって、僕の知っている景色とはずいぶん違ってました。気温もそれほど高くなく快適です。

Imgp0282_1 久しぶりのレイクミードバスはRICOでキャッチしました。その後、ワームで釣りましたが、はっきり言って厳しいです。釣れると聞いていただけにショックです。

とりあえず、到着


Imgp0275_2   現地時間11日、何とか無事にベガスに到着。サンフランシスコの霧の影響で、グルグルと旋回させられて、到着が1時間半も遅れて、乗り継ぎに失敗。その後、次の便を用意してもらいましたが、時間が足らず、ロッドケースはベガスに届きませんでした。仕方がないので滞在するホテルに送ってもらうよう頼み、今夜中に届くと言っていましたが、結局この日は届きませんでした。

Imgp0274  ホテルチェックイン後はウォールマートに行って、フィッシングライセンスを購入しました。レイクミードはネバダとアリゾナの2州にまたがっていて、2つの州で釣りが可能なライセンスが必要です。1日件を8枚(8日分)購入するよりも年券を買った方が得でした。

がまかつのニューフック


Imgp0267_1  今年のICASTに行った際にがまかつのブースで新製品のサンプルをいただきました。SKIP GAP HOOKというヘンテコな形状のワームフックです。チューブワームをノーシンカー等で桟橋奥にスキッピング(アメリカでは定番)させる際に、曲がったシャンクがチューブワームを下部から押さえて、頭部がズレ下がるのを防ぐそうです。説明を聞いてもイマイチ、イメージがわきません。がまかつさんによると、画期的なアイデアらしく、パテントも申請中だったか、取得済みだったか、言ってました。せっかくもらったので、試そうと思っていたんですが、なかなか機会に恵まれてません。

 ワームの頭部をズラさないというのは、最近の流行のテーマの一つですね。最近、発売されたZAPPUのパイルドライバーフックも狙いは同じですね。ただチューブワームの場合は、頭部の肉厚が薄くってスクリューも効かないので、こういう形状がいいのでしょうか?

Imgp0269  アメリカナイズされたボクは、最近はもっぱらストレートフックです。ワームのズレ防止は熱収縮チューブを使って、ズレ防止のスライス(バーブとは言わない)を作っています(バス釣り裏ワザBOOK、P67ページ)。一番大事なことはフッキング率ですから・・・。

グリフター!? 発見


R2sgcmgt  すでに国内で廃盤となって入手困難な隠れた名品、グリフターを発見しました。販売はパクリ専門メーカーRiver2Seaで、名前はGripp’ Crankというそうです。100%フルコピーまたは同じ金型で作られたものです。今ならTACKLE WAREHOUSEというアメリカのウェブショップで4.99ドルで手に入ります。日本からの通販も可能ですよ。ちなみにグリフターって「いかさまとばく師」って意味なんです。http://www.tacklewarehouse.com/descpageCRNKR2S-R2SGC.html

アルミ貼りの威力はいかに?


Vixen  9月8日にフィッシュアローの松本さんからUSオープンに向けての秘密兵器をいただきました。実は7月にベガスで行われたICASTの後、松本さんがレイクミードで1日釣りをしたいということで、ガイドの手配をさせていただいたのですが、そのとき、アルミ貼りのルアーへの反応がすごく良かったということで、実績あるペンシルにアルミ貼りをしていただいたのです。モンスタージャックもアルミ貼りのリアルバージョンが発売されるらしく、クリアウォーターで普段なら見切ってしまうようなバスまでバイトしてしまうそうです。

 上の2つはVIXEN。昨年アーロン・マーティンスが優勝した際のウィニングルアー(メガバスを投げてないの?)で、上位入賞者のほとんどが投げていたルアーです。独特のかん高いラトル音が効くんです。真ん中の2つは定番のスーパースプーク。レイクミードの定番ルアーです。下の2つはオリザラ。ラトル音にスレ気味かな?と思ったら出番です。それにしても、キレイすぎて使うのがもったいないぐらいです。

最後かもしれないUSオープン


Box  ただいま、夜中の2時半。来週出発のUSオープンに向けてタックルの準備中。フックを交換したり、フックにフェザーやティンセルを巻いたりと、ようやくBOX上段が終了。これから下段の準備をするところです。

 実はUSオープンは3年ぶり、9回目。久々に出ようかと決意したのは、USオープンが今年で最後かも?という噂を聞いたからです。WONBASSはもともと、ペイバック率が悪く、長年トーナメントディレクターを務めたマイク・ケネディーが辞め(その後、事故で急死してしまいました)、人気は下降線をたどっていました。さらに追い打ちをかけるように、今年はエリート最終戦と日程が重なり、USオープンの看板選手であるアーロン・マーティンス、ジョン・マーレイ、バイロン・ベルビック等、過去の優勝経験者やウェスタン出身のツアーレベルの選手の出場が大幅に減ることが予想されています。さらにFLWが来季ウェスタンシリーズの開催を発表。ハイリスクだがペイバック率の高いトーナメントが開催されることを基本的には歓迎しているのですが、来年の全4戦の経費を考えれば、余計な経費は抑えようという動きも予想され、来季はUSオープン開催どころかWONBASS存続すら危ぶまれているのが実情なんです。

 そんなわけで、ボクにとって思い出深い(人生をも変えた)USオープンの最後を見届けようと、出場を決意したしだいです。久々のミードなので、いろいろ試したいものなんかも出てきて、タックルセレクトはいつも以上に時間が掛かっています。シェアウェイト方式のWONBASSルールは組み合わせがすべてといってもいいぐらい、コ・アングラーはクジ運が強くなければ勝てないので、正直、優勝を狙うとかは考えていません。ギャンブルの街ラスベガスのトーナメントなので、まだ、一度ももらったことがないビッグフィッシュ賞(毎日5人、計15人が2000ドルずつもらえる)目指して、一発大物狙いでいきたいと思っています。

フーターズの続報


Brad_wall_bassmaster_1  先日のネタでフーターズのラッピングボートに乗っているヤツが分からないと書きましたが、ついに正体が分かりました。名前はブラッド・ウォールというそうです。オハイオ州出身のアングラーで、FLW系のトーナメントに参戦しているようです。ツアーには昨シーズンはスポット参戦し、今季はツアー、シリーズ両方にフル参戦しています。

Pg3_classic_05_day2_hooters_1 ただし、今季は両トーナメントで獲得賞金はゼロ。エバースタートやBFL等にも出ていたようですが、これまでの獲得総額が5750ドルと、かなりたいしたことないヤツのようです。ボクが今まで知らなかったわけです。彼はボートだけでなく、トラックもフーターズバージョンに乗っており、スゴイかっこいいです。あれでハイウェイを走ると、かなり目立つはずです。これで釣果が伴えば、最高にクールなヤツなんでしょうが・・・。彼のウェブサイトはまだトップページしかありませんが、どんなページになるのか、個人的に楽しみです。下の写真はピッツバーグで、アーロンに黄色い声援を送っていたフーターズガールたちです。

缶スプレーカラー


Splatter  アメリカでここ最近のトレンドがスプラッターカラーです。特にクランクベイトが定番で、各メーカーが採用しています。缶スプレーで吹いたような大ざっぱな背中のカラーが特徴で、同じメーカーの同じカラーでも微妙に塗料の飛び具合が違います。いかにもアメリカンって感じで、日本では絶対にウケないようなチープな塗りですが、なぜかこっちの方がきれいなグラデーションタイプよりも釣れるとアメリカのプロたちは言います。                                                                     

Splatter_jig_big_1 正直、高速で動くクランクベイトなんか、スプラッターだろうが、グラデーションだろうが、バスから見たら違いはないと思うのですが、最近はボクもスプラッターカラーが釣れるような気がしてきました。また、スプラッターカラーはラバージグやスピナーベイトにまで採用するメーカーまで出てきています。

バグリー、お前もか!


Shakyhead  7月にラスベガスで行われたICASTに行った際、バグリーのブースで見たことあるようなものを発見しました。それはまさしく、スキップインザシェイド。ここ最近のアメリカのトーナメントではネコも杓子もシェイキーヘッド。FLWツアーのウェインの動画を見ていると、「何で釣ったの?」「フィネスワーム&シェイキーヘッド」が合い言葉のようになってます。それだけフィネスな戦術が活躍しているということなんでしょう。シェイキーヘッドのブームに関しては、改めて紹介したいと思います。

 バグリーといえば、ボクが子供の頃は憧れの高級ブランドだったのに、最近はチープな作りのルアーばかりで、ホントがっかりさせられます。チャターベイトのコピーなんかもちゃっかり作っているし、ボクとしては残念です。それにしても、スキップインザシェイドとは、また通なところをコピーしますね。たしかにこれはナイスアイデアですからね。フカシンもよく使っているみたいだし。さすがは世界のノリオといったところでしょうか。アメリカの流行りを先取りするだけではありませんね。