月別アーカイブ: 2006年9月

USオープン最終日 速報2


Scott_nielsen  昨日は1階のバーでかなり飲んでしまいました。表彰式後のこのひとときが楽しくて、また来たくなります。昨日はテーブルロックから遅れて到着したジョン・マーレイとバブ・トッシュも合流して、ミードの反省、来年のこと、その他いろいろな釣り談義で盛り上がりました。隣ではジミー・リースはトーナメントシャツを着たまま、遅くまでカジノをしていました。

 さて、結果ですが、まだWONBASSが詳しい結果をアップしていないのですが、ソルトレイクシティーのスコット・ニールセンが37.02ポンドでダントツで優勝しました。前日2位で追いかけていたアングラーズマリンの店員のジョー・ユーリビーJr.は帰着遅れでノーウェイトという失態を演じ、優勝候補の一人ティム・クリンガーはノーフィッシュという結果で、誰もトップを走るスコット・ニールセンを追撃できませんでした。

 2位はリッチ・ダッツィが27.67ポンド、3位はベン・コーラーが27.65ポンド、4位はバイロン・ベルビックが27.30ポンド、5位はアーロンが26.36ポンドでした。その他、クリフォード・パーチ、ブレント・エーラー、ブレット・ハイトらツアープロがトップ10でフィニッシュしました。優勝こそ、すごいウェイトですが、それ以下は平凡というか、予想されたほどのウェイトは出ませんでした。クリアウォターのシャローのバスはみんなに見つけられており、かなりスレてしまったこと、連日の強風でマッディーウォーターのフリッピングパターンが完全に死んだことが原因のようです。

USオープン2日目結果


 今日のパートナーはロコ・アングラーのベン・アンドリース。昨日は5本で4ポンド台という恐ろしくローウェイトで帰ってきており、それほど期待はできませんでした。スタート後、ほとんど移動することなく、カールビルベイ近くを延々とトローリングモーターで流すスタイルでした。なんかプラしている感じでした。今日のウェイトは5本で7ポンド53で、昨日とほぼ同じようなウェイトでしたが、今日はこれが限界という感じでした。ちなみに5本中2本がボクの釣った魚で、1本はヴィクセンで捕りました。二人で1日がかりでキーパーは3本ずつしか釣れず、かなり厳しかったです。2日間のトータルウェイトでは現在16位です。明日も同じようなウェイトなら賞金のチャンスあります。ただ、明日のパートナーは2日間で11ポンドで71位。あまりいいエリアは持っていないようです。

 二日間のトータルウェイトではプロは現在、27ポンド17がトップで、ティム・クリンガーが3位、バイロンが4位、アーロンが5位、ブレントが6位につけています。 

 結果はこちら。

http://www.wonbass.com/pro/results/us_open/pro_day2.html

http://www.wonbass.com/pro/results/us_open/aaa_day2.html

USオープン初日結果


 またしてもHOOTERSに行ってしまって、かなり酔っぱらってしまい初日の結果の報告が遅れました。結果から言うと5本で7ポンド71で、33位スタートです。良くもなく、悪くもなくといったところでした。ちなみにウェインした5本中3本はボクの釣った魚です。

 リッチは相変わらずへたくそです(一度、デルタで一緒に釣りをしたことがあります)。ほんまに昔、優勝したことがあるんかい? と思うほどです。はっきり言って、過去の人というか、時代遅れの釣りスタイルです。トップウォーターで思いっきりフッキングをかまして、バラしまくって放送禁止用語を連発していましたが、「そりゃ、掛かるもんも掛からんわ」と英語でつっこんでやりたいぐらいでした。本当ならもっといいウェイト捕れたはずなので、もったいないです。しかも、最近はFLWの試合のクセなのか、コ・アングラーにはかなり厳しいボートポジションでトローリングモーターはハイスピードで攻めるので、かなり苦労しました。リッチがバックラッシュしている隙に2本釣ったので、それからは少しボクにもスペースを空けてくれるようになりましたが・・・。

 あと、リッチはジップベイツのスポンサーがついていて、USアイロニーはリッチがアドバイスをしたと聞いていますが、試合中はずっと、スーパースプークをキャストしていました。

 試合結果は、8組が10ポンド超えで、テーブルロックからの帰着組のアーロンとバイロンはそろってトップ10です。ノンプラクティスで恐るべし・・・。ボクが一緒にプラをしたアートとジャスティンは大コケでした。

 結果はこちら

http://www.wonbass.com/pro/results/us_open/pro_day1.html

http://www.wonbass.com/pro/results/us_open/aaa_day1.html

番外USオープン


Cimg1111_1  USオープンは普段の試合と違って、ちょっとしたお祭りムードなのがいいところです。今回は児玉一樹さんとポセイドンボートの丸山俊一さんと一緒に滞在していて、毎日楽しくやっています。サンセットステーションホテルにはHOOTERSが入っていて、バッファローウィングを食べにすでに2回も行っています。生ビールもおいしくって、何杯でも飲めてしまいます。

Imgp0313  また、丸山さんがホテルの部屋でカレーライスやらそうめんなんかを作ってくれます。こちらで食べると格別にうまいです。

USオープン前日


Imgp0354  いよいよ明日はUSオープン本番です。今日はオフリミットといって、釣りができません。朝からのんびりしています。風もなくなって、ホテルの窓からはベガスのストリップ通りのホテルが見えます。

Buffe  午後からは参加賞をいろいろもらって、参加選手みんなでブュッフェで食事をします。FLWチャンピオンシップで優勝したブレント・エーラーとFLWのROYをとったゲイブ・ボリバーと一緒に食事をしました。彼らとはつきあいが長いのですが、最近はツアーに出て、西海岸の試合には出てこないので、ゆっくり話すのは久しぶりでした。ツアーを回って、すっかり貫禄が出てきました。

 そして、いよいよ抽選ですが、なかなかボクの名前が呼ばれません。なんと最後の8番フライトで、パートナーはリッチ・ターバーを引いてしまいました。Oh My God!! 分かっている人は笑ってください。それとすごいことが発覚。実は昨日の段階で分かったんですが、今、アーロンとバイロン・ベルビックがこちらに向かって走っているそうです。昨日、トップ12のカットができなかった段階で、ミズーリから約22時間走らせて、ノンプラで出るそうです。バカすぎるというか、どんな体力しているんやら・・・。これで勝ったりしたら、もう伝説になります。

 それでは、明日、ビッグフィッシュ狙いで頑張ります。いい結果が報告できるといいんですが・・・。

USオープン プラ最終日


Imgp0333  早朝、外に出てみてビックリ。北からの風に変わっていて、涼しいを通り越して寒いぐらいでした。こんなの9回目のUSオープンで初めてのことです。早速、昨日買ったばかりのカッパが役に立ちました。今日もプラのパートナーはジャスティンに頼みました。試合本番のスポットを回るので、今日はフッキングをしてはいけないということで、使うルアーのフックはすべて折ったり、曲げたりして使いました。

Imgp0341 ジャスティンが本命に持っていたポイントはシャローフラットのフリッピング場だったのですが、毎日吹き荒れた風のせいで、チョコレート色に濁って完全につぶれていました。かなりショックのようでした。優勝候補のティム・クリンガーのポイントもここ周辺らしく、ティムはうまくアジャストできるかも注目です。ジャスティンは仕方なく、周辺の比較的よかったところを回ったのですが、ボクは結局ノーバイトで終わってしまいました。

Imgp0340_1 ジャスティンはスモールマウスのナイスサイズを事故でフッキングしてしまいました。最近はレイク・ミードにもスモールマウスが増えてきており、たまにこんなサイズが釣れるようですが、狙って釣れるようなものではないので、試合で釣れたらうれしいボーナスといったところでしょうか。

USオープンの臨時休息日


Imgp0308_1  今日は1日暇だったので、ベガスにできたバスプロショップに行ってきました。相変わらず、バスプロショップは楽しいところです。1日いても飽きないぐらいです。来シーズンに向けて、新しいカッパを購入しました。

Imgp0314  最近お気に入りのシマノの新しいCURADO200DHSVも購入しました。ギア比が1:7.0なので高速で巻けるのが利点です。バズベイトやスピナーベイトのバジングなどで威力を発揮します。

USオープン プラ4日目は中止


Imgp0309  今日もすごい風です。巨大なアメリカ国旗が真横に波打ってます。ブレット・ハイトとプラをする約束でしたが、昨日同様の激荒れが予想されるので、今日は中止となりました。こんなの初めてです。試合当日までには風はおさまるようですが、これでパターンが変わるかも・・・。

USオープン プラ3日目


Imgp0302  本日のプラクティスのパートナーはジャスティン・カー。若干25歳の若手有望プロです。彼は昔アーロンから紹介してもらって、それ以来、仲良くさせてもらっています。ジャスティンはアーロンにかわいがられている感じで、アーロンがカリフォルニアに帰ってくるときは、いつも一緒に釣りをしています。

Imgp0299   ジャスティンはまだ若いので、未完成の部分を感じますが、ビッグフィッシュを持ち込む天性みたいなものを感じます。アーロンもそうですが、これだけはいくら練習しても身につくものではありません。それだけに今後が楽しみです。キャステイクがホームレイクでスイムベイトが得意です。今日もしっかりトリプルトラウトで2本キーパーをキャッチしました。

Imgp0291_1  今日のレイクミードはこの時期としては珍しい強風による大荒れでまともにプラができる状態ではありませんでした。風裏のシャローを中心に回って、ワームには一切手を出さず、リアクションバイト狙いで釣りをしました。見た感じはすごく釣れそうなんですが、なぜかそれほどよくありませんでした。そんな中、何とかなく、思いついた得意のフットルースでナイスキーパーを1本キャッチしました。これが本番で釣れるといいんですが・・・。

 

USオープン プラ2日目


Imgp0286 現地時間13日、今日はアート・ベリーのプラに同行させてもらいました。アートは先週の試合で2位になっており、魚は見えているようで、すでに仕上がっている様子。今日はまだチェックしていないエリアを見て回りました。ホテルを出たのが7時半で、途中レストランで朝食も食べて、ガソリンを入れて、プラを始めたのは9時半ぐらいでした。かなり余裕です。

Imgp0288  二人でほぼトップウォーター中心の釣りで通しましたが、やはりヴィクセンはよく釣れました。最近、得意のスクイーキー・ドルフィンバズでも1本出ました。今日は二人で13ポンドぐらいはいったと思います。予備のポイントでこんなに釣れるんなら、本命ポイントはどんなにすごいんやら・・・。試合でアートを引きたいです。