月別アーカイブ: 2011年2月
ますますハイテク合戦
千鳥アクションって?
KVDがクラシックでKVD1.5を使って優勝したり、2位のアーロン・マーテンスがやはりKVD1.5を、3位のデレック・レミッツがRC1.5を使っていたりと、世間はすっかりスクエアビル・クランクベイトの話題で盛り上がっています。もう2011年の流行語大賞は、スクエアビルに決まりな感じです。
You Tube動画でhttp://granbass-blog.teckellure.com/2010/11/kvd_d15a.html”>KVDがKVDクランクベイトについて、さらにhttp://granbass-blog.teckellure.com/2010/12/post_eed3.html”>ジョン・クルーズがファットジョンについて、それぞれが千鳥アクションについて語っていて、日本でも千鳥ブームの再燃を予感させます。といっても、千鳥アクションに相当するピッタリな英語があるわけでもなく、KVDはKick AroundとかErratic、Unstable、Inconsistent という表現を使い、ジョン・クルーズはHuntやDartという表現を使っています。
RCクランクとRCスクエアの違い
RC²を手に入れると、気になるのがラッキークラフトのRCクランクとの違いです。スイムチェックする前に、まずは定番サイズのRC1.5とRC²シリーズ1との形状等の違いを比べてみました。
パッと見ると、そっくりでも比べてみると、いろいろ違いがあるのが分かりました。数値的にはわずかでも、この違いってアクションにはずいぶん大きく影響するはずです。
RC²シリーズ1はRC1.5を扁平にして、一回り大きくファットにしたような感じになっています。体積が大きくなっているはずですが、フックやリング等を外したボディーだけの重さは0.3gしか変わりません。つまり、RC²シリーズ1の方がハイフロートであることが予想できます。実際に水に浮かべると、RC²シリーズ1の方が喫水が浅いです。
次に気になったのがリップのサイズです。リップの角度や形状は似ていますが、RC²シリーズ1の方がRC1.5に比べてリップが小さく、全長が中央部で1.5mm短くなっています。リップの厚みはRC1.5の方が薄くエッジがシャープです。普通に考えれば浮力が大きく、リップが小さければ、潜行深度は浅くなると予想されますが、これだけは内部ウェイトの位置による潜行角度も影響するので、断言はできません。この点はスイムチェックでしっかりテストしたいと思います。
RC² Series 1 | RC1.5 | |
Body Length | 60.0mm | 59.0mm |
Max Width | 21.0mm | 19.5mm |
Tail Width | 7.5mm | 6.5mm |
MAX Height | 24.0mm | 25.5mm |
Lip Length | 13.5mm | 15.0mm |