スロットルールの意義


 先月アメリカから帰ってきたばかりですが、15日から再び渡米します。今度はFLWウェスタンシリーズ最終戦(第4戦)のため、アリゾナ州レイク・ルーズヴェルトに行ってきます。
 レイク・ルーズヴェルトに行くのは初めなので、どんな釣り場でどんな釣りが通用するのか、楽しみでワクワクしています。写真(下)を見る限りは、ブッシュがいっぱいのクリアウォーターで、時期的にはヴィクセンやバズベイト、フロッグが効きそうな感じです。
 レイク・ルーズヴェルトは近年、釣りのコンディションが悪くなったために、スロットルールが設けられていました。ここのスロットは13インチ(約33cm)以上16インチ(約40.5cm)未満のバスはキープすることができない(一時的にライブウェルに入れることも許されません)ので、実質16インチ以上がキーパーサイズとなります。スロットルールは、最も産卵を活発に行う世代のバスを守る資源保護の目的で設定されています。
 このスロットルールのおかげで、レイク・ルーズヴェルトのコンディションは年々よくなり、アリゾナ州の中でもトップクラスのよく釣れる釣り場に戻ったそうです。そして、ついにこのスロットルールが8月いっぱいで撤廃となり、今月の試合からは12インチ以上のすべてのバスをキープすることができることになりました。どれくらい爆釣レイクで釣りができるのか本当に楽しみです。
 アメリカではバスは観光資源として高く評価され、行政ぐるみでバス(釣り場)を守ってくれますが、日本では誰もバスを守ってやれません。せめて釣り人1人1人が、バスに優しいアングラーであってほしいものです。

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