シャッドテールって その1


 ワンナップシャッド、アンモナイトシャッド、バンブルシャッド、クラウンシャッド・・・。日本ではいわゆるシャッドテールという言葉が浸透して、そのテールを持つワームを●●シャッドと名付けられる傾向があります。
Img_1954 ところが、このシャッドテールという言葉、アメリカでは通じません。日本人は何でも細かく●●系とカテゴリーで分類するのが大好きですが、アメリカではこのテールを指すピッタリな共通認識の言葉がありません。
 例えば、アメリカに数多くあるオンラインショッピングサイトでもソフトベイトという大分類の中のクロー、ホッグ、リザード、チューブ、グラブ・・・といった小分類の中にシャッドテールを指す項目はほとんどありません。多くの場合はソフトベイト、ハードベイトと同じようなスイムベイトという大分類で扱われています。
 日本人はスイムベイトとシャッドテールワームをうまく使い分けていて、一般に目玉が付いて、単品売りされるようなものやフック付きのものがスイムベイト、目玉がなく、1パッケージに複数個入っているようなものがシャッドテールワームと呼ぶようです。
Img_1955  それではアメリカではあえて、スイムベイトの”あの”テールの部分、”シャッドテール”のことを何と呼ぶかというと、これがけっこういい加減です。パドルテールと呼んだり、バイブラテールと呼んだり、バイブレーティングテールと呼んだり、キックテールと呼んだり、ブーツテールと呼んだり、スイムテールと呼んだり・・・。メーカーや釣り人の間で統一性が全くないのが現状です。

シャッドテールって その1」への2件のフィードバック

  1. 川越

    あのテールのついた初めてみたワームはミスターツイスターのサシーシャッドですが、そんな適当なもんなんですか?

    返信

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