いよいよ、バスマスタークラシックが開幕しますね。今年のレイ・レイクは2007年の時と違って、大寒波でかなり厳しい展開が予想されます。公式プラでは積雪があって、湖面の一部が凍っていたようです。
月別アーカイブ: 2010年2月
アイクがイタリアブランドと契約
ウェイクベイトのニューカマー
アイスフィッシング用ルアー
アメリカンロッドの傾向 その4
アメリカンロッドのメーカーリンク集を作成してみました。抜けていたらごめんなさい。日本のフィッシングショーに行くよりもいろいろ見れて面白いかも。アメリカの傾向も見えてきます。
個人的に安物のイメージが強かったのですが、今じゃあ約400ドルの高級ロッドも販売。ゴルフクラブのような”V17プロツアーグリップやマキシマム・コンタクト・ハンドル、ロッドの長さを6.6~7.2フィートに調整してフォアグリップでロックできたり、グリップエンド部を伸縮してロックできる”プロセット”など、面白いロッドがたくさん。ハイエンドモデルにはリコイル・ガイドも採用。
http://www.americanrodsmiths.com/
古くからルアー&タクティクス別に細分化したラインナップを販売。どちらかといえば、肉厚のトルクあるブランクが特徴的でしたが、最新のスケルトンシリーズは軽量化がセールスポイント。カモフラージュ柄も。
http://www.castawayrods.com/home/
西海岸のレジェンド、ゲーリー・ドビンズのメーカー。ルアーやタクティクス別に細分化されたアイテム数がセールスポイント。価格は高め。ハイエンドモデルはジルコニウムガイドを採用。
http://www.dobynsrods.com/
http://duckettfishing.com/
いかにもアメリカンなオールドファッションデザインだったのに、最近はセパレートグリップ&フォアグリップレスに。
http://www.falconrods.com/
フェンウィック
日本のティムコのフェンウィックとは違い、アメリカマーケット用にデザインされています。エリートテックモデルは日本のフェンウィックの影響を受けて随分良くなっているような気がします。スピニングモデルにはレコイル・ガイドを採用しているモデルも。
http://www.fenwickfishing.com/
ロッドグリップの化粧が特徴的。
http://www.fethastyx.com/
Gルーミス
日本でも信者が多いGルーミス。ボクも何本か現役で使っています。デザインは昔と変わらず。言いかえれば10年後も古くさくない、もちろん10年後も現役バリバリで使える安心感のあるロッドです。ただ、最近はセンコーシリーズやジグ&ワームシリーズ、シェイキーヘッドシリーズ、ドロップショットシリーズ・・・と、タクティクス別に複数のモデルがシリーズでラインナップされていて、種類が多すぎです。
http://www.gloomis.com/
キスラーロッド
最近、日本でもファンが増えているというキスラーロッド。実際、日本ウケしそうなシックでカッコイイデザイン。セパレートグリップをアメリカで流行させた立役者かも。マイクロマグネシウムシリーズに続き、2010年新モデルのZボーンシリーズもマイクロガイドを採用。
http://www.kistlerrods.com/
ラミグラス
老舗のロッドメーカーで、スキート・リースも長年使っていました。最新のエクセル・バスシリーズは150ドル前後で、今風のグリップデザインにオレンジゴールドブランクでイメージ&デザインを一新。
http://www.lamiglas.com/
フェニックスロッド
http://www.powellco.com/
アミスタッドやファルコンなどのテキサス南部に行くとユーザーが多いロッドで、文字通りパワー重視のハイトルクなロッドがセールスポイントで、スイムベイトやパンチング用のロッドが多くラインナップ。グリップが太くて、小さな手の人には向かないかも。
http://www.powertackle.com/
http://store.roguerods.com/
http://www.wright-mcgill.com/rods/skeet-reese-signature-series.php
http://www.zombierodandtackle.com/
アメリカンロッドの傾向 その3
スピナーベイトでウェイキング
アメリカンロッドの傾向 その2
横浜のフィッシングショーから帰ってきました。ラッキークラフトブース内で展示されていたジャストエースのカラフルなカスタムモデルロッド(昔ティファから発売された10万円ロッドを思い出しました)やジャッカルから新しく発表された眩しいオレンジ色のブランクのポイズン・トランポシリーズなどが印象的でしたが、アメリカも負けていません。
一昔前はバス用ロッドといえば、ブラック系のシックなブランクカラーが多かったものですが、これからはロッドもカラーで自己主張する時代なのかもしれません。
スキート・リースのイメージカラーでもあるイエローなテセラシリーズが有名ですが、それ以外にもニンジンカラーのキャロットスティック、真っ白なダケットロッドなど、遠くからでも一目でどこのメーカーか分かるようなロッドが登場しています。ラミグラスから新登場した100ドル前後の廉価モデル、エクセルバスシリーズは鮮やかなオレンジゴールドブランクが特徴です。
また、セントクロイはグレードモデル別にブランクカラーが渋く色分けされています。新登場のアヴィッドパールシリーズはパープルな女性用モデルです。女性用といえば、今までは安い価格帯が多かったものですが、これからは本格的な女性用モデルも登場しそうです。
キャスタウェイのスケルトン・カモシリーズ(写真)やUSAカスタムロッドのカモスティックなど、カモフラージュ柄のロッドも登場しています。アーデントからはカモフラ柄のリールも登場していて、アメリカ人って、本当にカモフラ好きです。
アメリカンロッドの傾向 その1
フィッシングショーが大阪で終了し、今週は横浜で開催されます。各メーカーは新製品のロッドを発表していますが、個人的には目新しいものは特に感じられませんでした。さすがに極端な軽量化競争は落ち着き、トルクが見直されているように感じられました。
ところで、アメリカのバスフィッシングロッドの潮流はというと、これまた面白い傾向があります。アメリカのロッドと言えば、一昔前は日本のロッドに比べて、重いロッドが多かったですが、最近は軽量化が主流です。といっても日本のようなトルクを無視した極端は軽量化までは進んでいません。
アメリカの高級なロッドはメーカー保証がしっかりしています。太いラインで渾身の力でフッキングをするアメリカ人がロッドを簡単にポキポキと折ってしまっては、メーカーとしては商売にならないのも理由でしょう。
ただ、アメリカのロッドといっても、すべてがメイドインUSAというわけではなく、製造工場が中国や韓国だったりして、日本マーケット用のロッド製造で培われた技術・潮流がアメリカマーケット用のロッドにも影響を及ぼしているのも事実です。
例えば、アメリカでもセパレートハンドルは一気に大流行しました。一見すると、日本のロッドと見分けがつかないぐらいになって、アメリカンな”らしさ”がなくなりつつあります。また、日本では流行りませんが、フォアグリップがないデザインも今ではアメリカでは当たり前になっています。フォアグリップ部分の軽量化はもちろんですが、それ以外にもティップの感度よりも指先の感度を重視するアメリカ人は、ラインを指でつまんでよくバイトをとります。そのとき、太いフォアグリップがない方が、ブランクとラインを同時にタッチしてバイトをとりやすいという利点があります。今では、頑なに昔ながらのグリップスタイルを守り続けているのはGルーミスぐらいになってしまいました。
アンクル・サム
そろそろ確定申告の時期なんですけど、アメリカでも面倒なものが送られてきました。昨シーズンのトーナメントでもらった賞金の総額が2万1029ドルなんですが、それに対しての納税のフォームがオペレーション・バス(FLW)から送られてきました。
2万ドルといっても、実際はエントリフィーが1試合700ドル、交通費や宿泊代、カリフォルニア州、アリゾナ州、オレゴン州、ワシントン州のフィッシングライセンス代など掛かっているので、実際はたいしたプラスではないので、
それらを申告しなければなりません。
実はB.A.S.S.は税金を差し引いた小切手でもらうので、申告すれば返ってくる部分もあったのですが、面倒というか、どうすればいいのか分からず放ったらかしにしていましたが、今回は放ったらかしにしたら税金を納めていないことになってしまいます。たいした金額じゃないですが、あとでトラブルになると困るので、今回はしっかり処理したいと思っています。とりあえず、ディーン・ロハスの会計管理をしている税理士さんを紹介してもらいました。