Float ‘N Flyはテネシー州の冬期の定番テクニックと紹介しましたが、所詮はローカルのマイナーテクニックにすぎませんでした。ところが、このFloat ‘N Flyが一躍注目されるようになったのが2007年のFLWツアー初戦、テキサス州レイク・トラヴィス戦でした。
2月に行われたこの試合は、50位の賞金ラインが2日間で14ポンド14オンス、優勝を狙うには1日10ポンド平均というロースコアの試合となり、絶好のFloat ‘N Flyの条件となりました。
6位入賞したオット・デフォー(写真、テネシー出身)のほか、分かっているだけでトップ50内にフィニッシュしたジャック・ウェイド(テネシー出身)、ウェスリー・ストレイダー(テネシー出身)、アンディー・モーガン(テネシー出身)、ルーク・クラウセン(アンディーモーガンのルームメイト)の4人がFloat ‘N Flyでバスを釣っていたというのです。正確にはオット・デフォーはフライではなくフィンズフィッシュのジグヘッドリグでしたが・・・。