日別アーカイブ: 2010年2月15日

アメリカンロッドの傾向 その4


アメリカンロッドのメーカーリンク集を作成してみました。抜けていたらごめんなさい。日本のフィッシングショーに行くよりもいろいろ見れて面白いかも。アメリカの傾向も見えてきます。

 順番はアルファベット順に並べました。
エアラス・ロッド
アメリカでいち早くセパレートグリップを採用したメーカーの1つ。斬新なデザインのグリップが特徴。
http://www.rodsbyairrus.com/
オールスターロッド
懐かしのオールスターロッドは今も健在。親指が直接ブランクに触れられるフォアグリップ”トータルタッチ”テクノロジーに注目。
http://www.allstarrods.com/
アメリカン・ロッドスミス
個人的に安物のイメージが強かったのですが、今じゃあ約400ドルの高級ロッドも販売。ゴルフクラブのような”V17プロツアーグリップやマキシマム・コンタクト・ハンドル、ロッドの長さを6.6~7.2フィートに調整してフォアグリップでロックできたり、グリップエンド部を伸縮してロックできる”プロセット”など、面白いロッドがたくさん。ハイエンドモデルにはリコイル・ガイドも採用。
http://www.americanrodsmiths.com/
ビッグ・ベアロッド
シンセティック・ラバーグリップが特徴のロッド。正直、あんまりカッコ良くないですが、グリップ力が上がり、飛距離が伸び、パワフルなフッキングが決まるそうです。雨天でも滑りにくく、寒い日では手が凍えにくい効果もあるそうです。
キャロットスティック
ご存じニンジンファイバーのオレンジロッド。最新モデルはマイクロガイドを採用。
http://www.carrotstix.com/
キャスタウェイ・ロッド
古くからルアー&タクティクス別に細分化したラインナップを販売。どちらかといえば、肉厚のトルクあるブランクが特徴的でしたが、最新のスケルトンシリーズは軽量化がセールスポイント。カモフラージュ柄も。
http://www.castawayrods.com/home/
デナリ・ロッド
かっこいいフォアグリップのデザイン別にローズウッドとジェイドウッドの2シリーズを展開。
http://denalirods.com/
ドビンズ・ロッド
西海岸のレジェンド、ゲーリー・ドビンズのメーカー。ルアーやタクティクス別に細分化されたアイテム数がセールスポイント。価格は高め。ハイエンドモデルはジルコニウムガイドを採用。
http://www.dobynsrods.com/
ダケット・フィッシング
エリートプロのボイドダケットがキャロットスティックを離れ、自らが立ち上げたブランド。真っ白なブランクにマイクロガイドを採用。価格は100ドル台。
http://duckettfishing.com/
ファルコン・ロッド
いかにもアメリカンなオールドファッションデザインだったのに、最近はセパレートグリップ&フォアグリップレスに。
http://www.falconrods.com/

フェンウィック
日本のティムコのフェンウィックとは違い、アメリカマーケット用にデザインされています。エリートテックモデルは日本のフェンウィックの影響を受けて随分良くなっているような気がします。スピニングモデルにはレコイル・ガイドを採用しているモデルも。
http://www.fenwickfishing.com/

フェザ・スティックス
ロッドグリップの化粧が特徴的。
http://www.fethastyx.com/

Gルーミス
日本でも信者が多いGルーミス。ボクも何本か現役で使っています。デザインは昔と変わらず。言いかえれば10年後も古くさくない、もちろん10年後も現役バリバリで使える安心感のあるロッドです。ただ、最近はセンコーシリーズやジグ&ワームシリーズ、シェイキーヘッドシリーズ、ドロップショットシリーズ・・・と、タクティクス別に複数のモデルがシリーズでラインナップされていて、種類が多すぎです。
http://www.gloomis.com/

キスラーロッド
最近、日本でもファンが増えているというキスラーロッド。実際、日本ウケしそうなシックでカッコイイデザイン。セパレートグリップをアメリカで流行させた立役者かも。マイクロマグネシウムシリーズに続き、2010年新モデルのZボーンシリーズもマイクロガイドを採用。
http://www.kistlerrods.com/

ラミグラス
老舗のロッドメーカーで、スキート・リースも長年使っていました。最新のエクセル・バスシリーズは150ドル前後で、今風のグリップデザインにオレンジゴールドブランクでイメージ&デザインを一新。
http://www.lamiglas.com/

フェニックスロッド

かつては憧れのブランド。そして、上州屋が見事にブランドイメージをたたき壊して、今じゃ見ることは皆無になってしまいました。ジョン・マーレイは今やパウエルロッド、あのドン・アイビーノもラミグラスに移ってしまいましたが、今もなんとか生き長らえています。フェニックスロッドといえば、重いロッドの代名詞みたいなイメージで、フェニックス信者は今やロードランナー信者になってケースが多いようですが、最近のフェニックスロッドもすっかり軽量化に進んでいます。セパレートグリップなんて全然フェニックスって感じがしませんが・・・。
パウウェル・ロッド
セパレートグリップ&フォアグリップレスの今風なロッドに仕上がっています。スイムベイト用のロッドの評価が高いようです。個人的には新発売のジャレッド・リントナーデザインのグラスロッド2種が気になります。
http://www.powellco.com/
パワータックル
アミスタッドやファルコンなどのテキサス南部に行くとユーザーが多いロッドで、文字通りパワー重視のハイトルクなロッドがセールスポイントで、スイムベイトやパンチング用のロッドが多くラインナップ。グリップが太くて、小さな手の人には向かないかも。
http://www.powertackle.com/
クアンタム
これほど、有名なプロスタッフを揃えているにもかかわらず、実際に使われているのを目にしないロッドも珍しいです。典型的な開発よりもプロモーションにお金を掛けるメーカーですね。KDVのツアーモデルもグラスマニアなボクは興味があって手にしましたが、バスプロショップに売られているすべてのロッドが真っ直ぐではなく、完全に反っていてビックリ。こんなロッドで賞金を稼ぐKVDの凄さを改めて実感しました。プロのシグネーチャーモデル別にブランクカラーが色分けされています。
ローグ・ロッド
ノーマルなコルクグリップやガイド仕様とは別に別注でグラファイトハンドルやリコイル・ガイド仕様でオーダーが出来る。スイムベイト用ロッドを早くから販売して、バイロン・ヴェルヴィックが使用して有名に。
http://store.roguerods.com/
セントクロイ
一時期はポパイが熱心に売りましたが、今じゃあフカシンもデストロイヤー。なんとなく、高級で渋いブランドイメージがあって、個人的には好きなブランドです。ウェブサイトの作りもなんとなくGルーミスっぽい感じ。最高級のレジェンドエクストリームはGルーミスのGLXと同じリコイル・ガイドを採用。最近はセパレートグリップ&フォアグリップレスが主流。100ドルからで新発売されたモジョ・バスシリーズや女性用モデルのアヴィッドパール・シリーズなど、低価格帯も続々登場中。
USAカスタムロッド
カモフラージュ柄のブランク&グリップがセールスポイント。ピンク色のカモフラロッドも・・・。
http://www.usacustomrods.com/
ライト&マクギル
長年ラミグラスと契約し、同社のシグネーチャーモデルを愛用していたスキート・リースが系列会社のトローカーフック(イーグルクロー)とセットで移籍して発売されたスキート・リースの新シグネーチャーモデルのテセラ・シリーズ。黄色いブランクが特徴で、90ドルを切る低価格帯がセールスポイント。ガイドはジルコニウムを使用。正直、これで賞金を稼ぐスキートは凄いです。釣りは道具じゃないんですね。
http://www.wright-mcgill.com/rods/skeet-reese-signature-series.php
ゾンビー・ロッド
カリフォルニアデルタで生まれたオーバー300ドルの高級なロッド。ロッドの化粧やパーツがいかにも日本的。
http://www.zombierodandtackle.com/