日別アーカイブ: 2010年2月5日

ランディー・ハウエルがチームダイワに


80  先日、アイクがチームダイワを去った話を紹介しましたが、今日のフィッシングショーでは、そのことすら知らない(興味がない)ダイワの社員さんがいました。日本とアメリカのダイワは全く別ということなんですね。
 ところで、今度はランディー・ハウエルがチームダイワの新メンバーに加わったニュースが入ってきました。ランディー・ハウエルはこれまでクワンタムと契約していましたが、今季からはロッドもリールもダイワを使用することになるそうです。ランディーはアラバマ州出身の36歳で、クラシック出場8回、今月ホームステイトで地元の熱烈なファンの応援を受けて9回目の出場をします。紳士的なイメージですから、カメラの前でロッドを折るようなパフォーマンスは決してしないでしょうね。

「あのヒト」の正解は・・・


 「ニッポンの誇り」の正解はフカシンでした。メガバス=フカシンって、全然イメージ湧かないというか、確かにビックリですね。ラッピングはメガバスになるんでしょうか? 
 リールはシマノのままなのか、それともダイワに変わるのか? こっちも気になりますが、アーロン・マーテンスはシマノのリールを使っているので問題なしかな・・・。
 メガバスって、アーロン・マーテンスが昨年エリート・シリーズ・ガンターズヴィル戦でRC2.5DDとLV500を使って優勝しても、アーロンにウソをつかせず、正直にウィニングルアーを語らせるぐらい寛大な素晴らしい会社ですから、フカシンにとっても非常にありがたいスポンサーになりそうですね。フカシンの今シーズンのさらなる活躍に期待したいですね。

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もう一つのジャークベイト


 ジャークベイトといえば、一般的にバスフィッシングの世界ではリップ付きのミノータイプベイトを指します。だからこのタイプのルアーをリップベイトと呼ぶこともあります。
 一方、アメリカ北部やカナダ方面でジャークベイトといえば、全く違うルアーを指すことがあります。それがグライドベイトとも呼ばれるマスキー、パイク狙いの定番ルアーです。一見するとリップレスでペンシルベイトのようにも見えますが、シンキングモデルで、ジャーキングすることで水中で左右にグライド(アメリカではglide side to sideと表現)させて誘います。相対的にフラットサイドのものが多い傾向にあります。リップベイトとの違いは、リップがないために、ジャーキング後、ルアーにブレーキが掛からないので慣性で大きくスライドする点です。
 ダートと表現せず、グライドと表現するのは、そのスピードとスライド幅から来ています。実際、より大きくグライドさせるために、ルアー後方に水平尾翼のようなウィング(キール)が付いたものもあります。そのため、ロッドアクションはリップベイトのジャーキングよりも、大きなストロークでややゆっくり動かします。日本でもシイラ狙いで使われるジャークベイトというカテゴリーのルアーがこれに似ています。
 このもう一つのジャークベイトが最近注目されているような気がします。まだまだバス用にデザインしたものはほとんどありませんが、今後は登場してくるかもしれません。
 もともとはローカルブランドのハンドメイド系ばかりだったジャークベイトですが、最近、マスプロダクション・メーカーからこのジャークベイトが発売されているのです。
_a5e4686  まずはラッキークラフトから発売されたリップレスのポインター200。日本のショップでもなぜか売られたりしていますが、店員さんすらこのルアーが何で、どうやって使うために作られたものなのか分かっていない(メーカーから知らされていない)場合がほとんどです。このポインター200はパイクやマスキー用で、アメリカ北部やヨーロッパマーケットをターゲットに作られたジャークベイトなのです。
Herkyjerkytwo  ボーマーから発売されたハーキー・ジャーキーもまたマスキー用ジャークベイトです。全長6インチ、2.5オンスで、形状的にはサルモのスライダー系です。プラドコ系から本格的なジャークベイトが発売されたのはこれが初めてではないでしょうか? こちらは日本に入ってくるかは微妙ですね。

 まだまだ、ジャークベイトはマスキー用のビッグベイトばかりですが、ダウンサイジングモデルのバス用が登場してもおかしくないですね。そういえば、ラパラのサブウォークはジャークベイトぽいですが、シンキングスピードが遅すぎました。