ビッグフィッシュ1匹で25万ドル


 これまでにも何度か紹介したことがあるマクドナルドが冠スポンサーのビッグバス・スプラッシュが今年で25周年を迎えたようです。そして、今年もその第一回のイベントがテキサス州レイク・サムレイバンで4月17-19日に開催されました。
 このイベントは大物一本勝負で、誰でも参加できるお祭り感覚のトーナメントです。トーナメントといってもオカッパリでも参加でき、1日だけ(エントリーフィーは110ドル)でも3日間すべて(エントリーフィーは210ドル)でも参加可です。
 参加者は何度でもウェイイン・ステーションにバスを持ち込んで検量することが可能で、トーナメント開始後、毎時最大魚(2500ドル)から12位(500ドル)まで賞金がもらえ、最終的に3日間の最大魚を釣ったアングラーは25万ドル、2位には10万ドル、3位には7万5000ドル、4位には5万ドル、5位には2万5000ドルの賞金と賞品のパッケージがもらえるというものです。
 このイベントがさらに太っ腹なのは、毎日ジャスト3.00ポンド、4.00ポンド、5.00ポンドを最初に持ち込んだ人は、それぞれトライトンの17フィートバスボート(エンジンは90馬力のオプティ)がもらえ、参加者の中で抽選で1人にさらに同ボートが当たる楽しみもあります。その他、様々な賞が用意されていて、たいへん盛り上がるアマチュアアングラー最大のイベントなのです。
Mcneese2010_9020reduced  今回の試合では10.90ポンドを10インチ・パワーワームでキャッチしたラリー・マクニース(写真)が25万ドル(バスボートとピックアップトラックを含む)を手にしました。
 ところで、タイミング的に気になるのが不正の有無です。プロトーナメントと違って、不正をやろうと思えば、完璧には防ぎようがないと思うからです。ルールはルアーオンリーで、エサ釣りは認められません。バスを事前に釣って用意しておくことも可能でしょう。参加者は保証人のサインを求められ、ポリグラフテストを拒否することができないルールとなっています。もちろん、不正が発覚した場合は詐欺罪として起訴されるリスクがありますが・・・。すべてはアングラーのスポーツマンシップに委ねられるわけです。日本での開催は絶対不可能といえるでしょうね。
 このイベントは5月に第2回がガンターズヴィルで、6月に第3回がトレドベンドで、9月に第4回がレイクフォークで開催されます。お祭りイベントに参加したい人はビッグベイト一本で参加してはいかがでしょうか?

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ビッグフィッシュ1匹で25万ドル」への6件のフィードバック

  1. 川越

    お祭り的といえばフーターズのお姉さんとかいないんですかね?マクドだと子供向けですか?(笑)

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  2. GRANBASS

     おいしいトーナメントと思うのではなく、こんなお祭り的なイベントが毎年行われることを羨ましく感じてほしいですね。バスフィッシングが文化として根付いた国ならではですね。
     日本からならやはりレイクフォークが一番でしょうか? でも毎日数千人が参加するそうですよ。海上にはブースも出ていて、楽しそうですよ。

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  3. Tex

    9月のフォークか・・・ちょうどテキサスに行っているかも、スケジュールさえ合えば出てみたいな。

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  4. 川越

    一見おいしそうなトーナメントですね。参加者も相当なんでしょうか?日本からだとどこがアクセスしやすいですかね?

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  5. こったん

    うわ〜!
    こんな大会があるんですねぇ♪o(^-^)o
    めちゃくちゃ楽しそう!
    何より夢がありますねぇ♪
    機会があれば一度参加してみたいものです(^^ゞ

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