理想のフックキーパー


 ロッドのフックキーパーって、付いているロッドと付いてないロッドがありますが、いつも不思議に思うことがあります。たとえば、クランキング用のグラスロッドなど、ハードルアーを使うことを想定されたロッドには、たいてい付いていますが、正直、トリプルフックはフックキーパーがなくてもガイドフットやリール(ベイトのカバーの部分)など、どこにでもフックを掛けることができます。一方で、フリッピングロッドやピッチングロッドなどワーム主体で使うロッドには意外とフックキーパーが付いていませんが、これがとても不便です。
 ヘビダンで使用するときは、シンカーを止めるフックキーパーがないとシンカーがブラブラして、ボートで移動中などにラインが絡まってとても厄介です。また、テキサスリグやノーシンカーのワームを使う際もワームをブラブラさせたままボートで走るわけにもいかず、扱いに困ります。仮に普通のフックキーパーが付いていたとしても、ワームをリグった状態では、フックをフックキーパーに掛けることができません。特にストレートフックのパンチングの場合、フックポイントはワームのボディの中で、ポイントを出してはいけません。一度出してしまうと、癖が付いてすぐにフックポイントが顔を出してしまいます。
Imgp9399  そこでボクがいつもお世話になっているプロショップのジャンキーズの山田店長に相談し、ボクの理想とする形のフックキーパーを試しにフリッピングロッド2本に装着してもらいました。これなら、フックポイントが出ていなくても、簡単にフックのゲイブ部分に引っ掛けることができますし、ヘビダンのシンカーも止めることができます。スレッドの色まで、ボクのフェンウィックのロッドに合わせて、かっこよく仕上げてくれました。仕事も早く、これぞ”プロ”ショップといった感じです。1本あたり1500円で仕上げてくれるので、同じような悩みを持っている方がいれば、ジャンキーズにロッドを持ち込んではいかがでしょうか? 

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