日別アーカイブ: 2007年8月16日

バスを殺さないで


 厳しい暑さが続きますね。それにしても、相変わらずバスをキープして下品な”フンガー持ち”写真を堂々と撮っているガイドがいるのは悲しい限りです。空気が読めないのか、そうでもしないとお客さんが来ないのか、・・・。
 最近では”フンガー持ち”自粛ムードが業界内に少なからず広がっています。琵琶湖でもバスをキープしてマリーナで写真を撮るガイドが減っていると聞きます。雑誌をめくっても、フンガー持ち写真がめっきり減っています。編集者が意識してなのか、偶然なのか、そのあたりは分かりませんが、ボクとしては下品極まりない写真を目にせずに済むので嬉しいです。
 アメリカのトーナメントでは数々のリサーチが行政機関によって行われています。ある調査によると、バスのライブリリース・サバイブ率は季節によって大きく変わるそうです。水温が18度以下の季節に行われたトーナメントでの、バスがリリース後も生き延びる確率は94%ですが、水温が26度を超える時期のトーナメントでは、サバイブ率は61%となり、水温が高くなるほどサバイブ率は低くなるそうです。
 昨年7月12-15日に開催されたのストレーンシリーズ・ミッドウェスタンディビジョン第2戦は、気温が37度を超える猛暑の中の試合となりました。トーナメント終了後、リリースされたバスのうち、なんと582匹のバスが死んで浮いているのが発見されて問題となったことがありました。このときは単に水温上昇だけでなく、ラージマウスバスウィルスも要因として指摘されましたが、トーナメントがバスを殺す引き金となったのは事実です。
 バスボートのしっかりとしたライブウェルで、トーナメントという短い時間、バスをキープしただけでもバスへのダメージはかなり大きいのです。水の循環も乏しい(水温が上がりやすい)ライブウェルやブクブクだけのライブウェルで、夕方まで丸1日バスをキープし、最後の最後に弱ったバスに鞭打って、モタモタしながら写真を撮って、さらに水の悪いマリーナの奥でポイッとリリースしたら、バスのサバイブ率ってどれぐらいなんでしょうか? 夏の時期なら30%もあればいい方なのではないでしょうか? バスは確かに強い魚です。中にはハリ傷だけでも死んでしまう魚種もいます。しかし、そんな強いバスでも高水温&酸欠ではすぐに弱ってしまいます。
 バスをキープしたまま、自分達は涼しいレストランで昼食&休憩をしている人たちの神経を疑ってしまいます。スポーニング期にバスをキープするのも最悪なら、真夏にバスをキープするのも最悪です。バスがこれ以上減ってしまわないように、釣ったバスはその場で素早くリリースしてほしいです。

ブリームパターン


 8月2-5日にレイク・ワチタで開催された史上最高賞金額のフォレストウッドカップは地元のスコット・サッグスが優勝して幕を閉じましたが、このタフな試合で大活躍したルアーが密かに話題となっています。
Pro320bb  それはブラインズ・クランクベイトのProp Bee 3のベイビーブリームカラー(写真)です。この試合3位に入賞したクラーク・ウェンドラントや4位入賞したマイク・サーマン、初日にトップウェイトをたたき出し、最終5位入賞したブライン・スリフトの3人が、まったく同じプロップベイト(同じカラー)をキャストしていたのです。もちろん、1日中、キャストしていたわけではなく、朝イチのモーニングバイト狙いということですが、マイク・サーマンはクラーク・ウェンドラントからこのProp Bee 3を借りてまで使っていたというから、何かありそうで気になってしまいます。
 Prop Bee 3はバルサボディーのフラットサイドダブルスイッシャーです。ウェイトは3/16オンスで、内部には特殊なラトルが入っているそうです。ボクは実物を見たことがありませんので、どんなラトル音かは分かりませんが、このラトル音がアグレッシブなストライクを誘発すると謳っています。
 ブリームとはブルーギル等のサンフィッシュ系の魚の総称のことです。アメリカには数多くのサンフィッシュ系の魚が生息していて、いちいち種類分けするのが面倒なくらいです。この時期のレイク・ワチタではブリームがシャローのバンク沿いにベッドを作っているようです。上位入賞した3人はこのブリームがベッドを作っているシャローに向かってこのルアーをキャストし、ブリームを狙うバスをキャッチしてたようです。このルアー、琵琶湖のギルパターンにも効きそうかもしれませんね。1個25ドルだそうですから、今度買ってみようかな。
http://www.brianscrankbaits.com/Default.htm