奇跡の名作?ウィグルワート 番外その1


 旧モデルが手に入らなくなったことで、オリジナルにできるだけ近いものを作ろうとしてできたルアーってけっこうあります。簡単に言えばパクリなんでしょうが、「手に入らないから作るしかない」という意味では、それほど悪意は感じられません。少なくともオリジナルへのリスペクトは感じたりします。
Imgp2780  日本ではポップマンが輸入販売していたBrad’sブランドのウィグラーシリーズは「旧モデルのウィグルワートと同じ型を使った復刻モデル」というデタラメなうたい文句でした。よくまあ、そんなウソを平気で言えたものです。中国製のBrad’sが旧ウィグルワートと同じ型のはずがないです。一目見たらモールドが同じなんて騙されませんが・・・。
 ウィグラーシリーズには4サイズがあってBrad’sウィグラーというのがウィグルワートサイズです。ピーウィーワートサイズのリルウィグラー、ウィーワートサイズのウィー・ウィグラー、マグワートサイズのマグナム・ウィグラーまであるので、徹底しています。カラーまでウィグルワートにそっくりです。Brad’sウィグラーはラインアイ部のリップに丸いくぼみがあった時代のウィグルワートを手本に作られています。ただし、くぼみの大きさはウィグルワートの方が大きいです。リップはウィグルワートに比べれば少し厚みがあり、エッジもシャープではありません。リップの形や大きさも微妙に違います。
Imgp2785  Brad’sウィグラーにはボーン素材とクリア素材がありますが、それ以外になぜかラトル音が違うタイプがあります。ラトルがしっかり鳴るタイプと、ラトルボールの遊びが小さいのか音があまり鳴らないタイプがあり、けっこういい加減です。内部構造が透けて見えるカラーが存在しないので、正確にはどうなっているのか分かりません。
 そして肝心のアクションですが、文章ではうまく説明しにくいですが、やはりウィグルワートにはかないません。ボクもBrad’sを見たときは「もしかしたら当たりかも」と複数個買いましたが、何かが違うのか、イレギュラーなふらつきも、アクションのキレもウィグルワートにはかなわず、淡い期待は裏切られました。ただ、ウィーワートサイズのウィー・ウィグラーはウィーワートの入手が非常に困難だけに代用としてはボクも愛用しています。
 このBrad’sですが、ウィグルワート以外にホッテントットやサンダースティック、スウィンフィンまでそっくりなルアーを作っています。どういう意図で作っているのかなど詳しくは知りませんが、かなりのストームマニアであることは間違いなさそうです。
http://www.bsfishtales.com/

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