SIZMICは日本ではみんなシズミックといいますが、アメリカでサイズミックと言っているのを聞いたことがあります。そのSIZMICですが、昨年アンクルジョッシュ傘下となりましたが、今年のバスマスタークラシックのショーでオキチョビーリグなるものを紹介していました。見れば、サステキまんまなんです。専用のワームまで一緒に作って、得意げにお客さんに説明していました。最近はアメリカのメーカーは日本の雑誌もいろいろ読んでいて、これはイケルと思ったら、何でもコピーしてしまいます。
そういえば、昔ドン・アイビーノが「ドロップショットを最初に考えたのは日本人ではなくて、オレだ。日本人がオレのアイデアをパクった」と主張して、結局大恥かいてましたね。ただ、”サステキ”はいいネーミングなんですが、アメリカでは通じないし、オキチョビーリグとして定着するんでしょうか?
ドロップショットはfrom Japanでしょう。
仮に同じリグが前からあったとしても、完成度を高めたのが日本ってこと異論の無いところですからね。
まぁ~、テクニックもデザインもオリジナルってどこまでをそう言うのか難しいですよ。フリップは?クローワームは?フロロラインは?って感じで。
ただ、日本の有名人やプロの類が「俺が元祖、僕が考えました」って顔して、メディアも受け売りするのが好かんのです。
厳密に誰が先かといえば、分からない部分もありますが、ドロップショットに関してはFrom Japanで異論はないでしょう。パクリ合戦は今に始まったことではありません。日本もアメリカもお互い様ですね。ただ、日本は遠慮してかアレンジがありますが、アメリカはまんまコピーして涼しい顔していますね。
まぁ、アメリカは明らかに日本市場からの輸入、コピーが全盛になってますね。それでそこそこ商売になるんでしょう。でも老舗(ボーマーとかノーマンとか)も相変わらず売れているのが懐の深さか・・・?
サステキは良いネタなんでパクられたんでしょう。でもパイルドライバーだって・・・ねぇ?お互い様って言ったら怒られるかな?
ドロップショットについては、最初からあのスタイルの釣り方がウォールアイに存在したので、日本が先とかは言いにくいと思ってます。70年代にはリッチゼイルスキー(?)さんがインフィッシャーマンでドロップショットのバス対応論を唱えていました。なので、一概に日本が先とか後とかの判断は難しいと思います。