GREATなマネークランク


Edomon  リッチが「これ知ってるか?」と見せてくれたのがエドモンの”爆”でした。「もちろん、持ってるよ」と答えると、「こいつはgreatなクランクだぜ」とべた褒めでした。

 日本では知る人ぞ知るバルサ製ハンドメイドフラットサイドクランクですが、日本よりもアメリカの方が知名度が高いのがこの”爆”です。現地では単にEDOMONとして呼ばれています。

Gabe  そもそも、EDOMONが有名になるきっかけは昨年のエバースタートのチャンピオンシップで惜しくも1オンス差で2位に甘んじたゲイブ・ボリバーの活躍でした。ノーフィッシュが多数のタフなピクウィック戦で、ゲイブはこのEDOMONオンリーのストロングパターンで通し、他のクランクではバイトがとれなかったとコメントしたのでした。その後、彼はスポンサーにも恵まれ、今季、ツアーで活躍、見事ROYを手にしましたが、ツアーでの活躍の陰にもEDOMONがあったそうです。ゲイブはいつも「EDOMONは世界一のクランク」と絶賛しており、FLWマガジンにも何度もその写真が掲載されています。

 それでは”爆”とはどこがすごいのか? 気になりますよね。ボクなりに解釈すると、フラットサイドらしくないのが最大の特徴といえます。厚めのボディーは浮力が高く、それでいてやや大きめのボディーは十分な重量があって、逆風下でもしっかり飛びます。アクションはとにかくワイド。大きく水をかき回して、アピールは抜群です。スローに引いても心地よいピッチでしっかり泳いでくれます。まさに広大なフィールドで広く浅く探るのにピッタリのサーチベイトです。製産数が限られているので、個人的には人気が出てもらっては困るぐらいです。他のハンドメイドメーカーのように、外注に出して名ばかりの別物にならないことを願ってます。

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