ここ数日のボクのブログにおける検索エンジンからのアクセスランキングでドンキーリグというキーワードが突然1位になっています。
なぜ、ドンキーリグなのでしょうか? もちろん、ダブルフルークというキーワードも上位に入っていますが、明らかにドンキーリグというキーワードが世間でにわかに注目されている感じです。
そもそも、このリグはダブルフルークリグというのが一般的にアメリカで認知された言葉です。ドンキーリグと言っても、それをダブルフルークリグとイメージする人はそれほど多くないと思います。新しいリグでも何でもなく、10年以上も前からやっている人はいます(誰が最初に始めたかは不明)が、どちらかと言えば、マイナーな釣り方でした。もちろん、過去に何度かメジャートーナメントでウィニングメソッドになっていますが・・・。
ボク自身、過去に何度もブログやメディアにダブルフルークリグを紹介しましたが、今まではあくまでゲテモノ扱いで、注目されることはほとんどありませんでした。それが、アラバマリグの登場で、複数のルアーを同時に使うことへのアレルギーというか拒絶感がなくなり、逆に複数のルアーを同時に使う有効性を見い出し、興味を持つ人が出てきたようです。
また、今回のアラバマリグ騒動で、B.A.S.S.のエリートシリーズではダブルフルークリグの使用まで禁止になってしまいました(オープン戦等では今も使用可)。これは、別にダブルフルークリグがアラバマリグ同様に釣れすぎるから禁止になったわけではなく、アラバマリグを禁止にするための整合性をとるために、ワンロッド・ワンルアーで線引きをする必要があったからです。いわゆる”とばっちり”というやつです。
言うまでもなく、フルークとはズームのスーパーフルークから来ています。ただ、今やソフトジャークベイトのことをフルークタイプベイツと呼ぶほど、ダブルフルークリグとはスーパーフルークを使うときのみを指す言葉ではありません。
にもかかわらず、ストライクキングのプロスタッフでもあるマーク・メネンデスがあえてダブルフルークリグと呼ばず、ドンキーリグと呼んだのでした。なぜ、ドンキーと名付けたのか、その由来もよく分かりませんが、マーク・メネンデスは当時(2006年あたり)ストライクキングのジャークベイト”ズルー(Zulu)”を使っていたので、フルークという言葉を使いたくなかったのでしょう。
一方、同じストライクキングのチームメイト?であるKVDはドンキーリグとは呼ばず、ダブル・ズルーと呼んだりしています。しかし、今やズルーは廃盤でどこにも売っていません。
今も一般的にはダブルフルークリグが浸透していて、ドンキーリグと呼ぶ人はほとんどいないと思います。これって、日本でもいますよね。わざわざ、浸透している言葉を別の言葉で言い換えたり、使うワーム別にリグ名を付けて、業界をややこしくさせる人って・・・。ボクは昔、出版社に勤めていましたけど、こういうのって困るんですよね。
そういうわけで、日本でもドンキーリグと呼ばず、ダブルフルークリグで統一して呼ぶのがいいと思うのですが、いったいなぜ、”ドンキーリグ”が注目されているんでしょうか? マーク・メネンデスといえば、確か並木敏成さんと親交が深かったように思いますが、並木さん周辺の関係者が”ドンキーリグ”を推しているんでしょうか? ご存知の方がおられたら教えてください。
スライサー様 そんなことボクに聞いたって知りませんよ。みんなそう呼ぶじゃないですか。誰が最初にそう呼んだかも知りません。
なぜ大先生と呼ばれているのでしょうか?
利根川マスター様 大先生といえば、イマカツ大先生しかいませんよ。
大先生って誰ですか?
こりき様 そうだったんですね。ドンキーリグで検索しても、それらしいウェブは何も出てこないので不思議に思っていたんです。セミナーを聞いた人が検索しているとしたら、すごい数ですけど・・・。やはり、すごい影響力ですね。
それにしても、大先生がドンキーリグに関して何とコメントしたのか興味深いですね。
大先生がフィッシングショーで話をされていたので・・・・・その動画も検索で出てきますよ