月別アーカイブ: 2011年2月

ストライクキングの攻勢


 先日、ブログにアップしたつもりで、そのまま下書きフォルダーに残ったままになっていました。FLWが1月27日にビッグニュースを発表しました。なんとストライクキングがFLWの公式スポンサーに仲間入りしたのです。エバースタートシリーズのAOYのタイトルスポンサーにもなったようで、全5ディビジョンの各AOYのプロは5000ドル、コアングラーは2000ドルのボーナスがストライクキングから支払われるようです。

Sk  ストライクキングといえば、一昔前はバスプロショップやウォールマートで売られるチープなイメージがあったものですが、今じゃあ最強軍団のプロスタッフのおかげで、すっかり”釣れる”ルアーのイメージを確立しつつあります。
 久しぶりにストライクキングのHPを見ると、大きくリニューアルされて見やすくなっていました。2011年モデルのカタログもPDFでダウンロードできます。ただ、最近発売されたばかりのプロモデルクランクの5XDやKVDクランクのラトルインタイプなどは載っていません。
Tung_02  また、ホームページでは新たにタングステンシンカーも販売するようです。最近のブログでも触れましたが、TTがなくなったタイミングで一気にこのシェアを奪いに来た感じです。TTのプロスタッフであったデニー・ブラウワーは、そのままストライクキングでもシグネーチャーモデルを出してもらえるんでしょうか?

秘密の暴露 その2


 このhttp://granbass-blog.teckellure.com/2011/02/post_06c1.html”>秘密のワームを使っていた人は、USオープンを過去3度も優勝経験のある、西海岸では知らない人がいないトッププロです。これだけ言えば、分かる人なら誰かはピンとくるはずですが、名前は伏せておきます。だからコメントでも名前は書かないでください。アメリカでもボクのブログを見ている人がいるので・・・。
Imgp2590  ボクはそのワームを触って、ある秘密を発見してしまったのでした。それが写真の通りです。彼はテール側のスジをちょっとだけ写真のように丁寧に一本一本カットして使っていたのです。もちろん、製品はくっついています。このようにカットすることで、ドロップショットで複雑なアクションをコンビネーションさせることを狙っているのでした。実際、レイクミードで一緒に乗ったコアングラーいわく、彼は驚くほどキーパーをキャッチしたそうです。
 本当はこの秘密、誰にも黙っておこうと隠しておいたんですが、http://granbass-blog.teckellure.com/2011/02/etc_c889.html”>スピード違反で捕まって、ムシャクシャしながら勢いで暴露してしまいました。http://granbass-blog.teckellure.com/2010/04/post_fc34.html”>ボクは”やばい”という言葉をあんまり使いたくないですが、これは本当にやばいネタです。

秘密の暴露


 実は前回のブログでhttp://granbass-blog.teckellure.com/2011/02/or_f613.html”>リーチ(リーパー)について触れたのは、今回の内容がきっかけです。ボクは長年、コ・アングラーでトーナメントを楽しんでいますが、コ・アングラーはプロの真剣モードの釣りを嘘偽りなく、間近で見ることができる魅力があります。実はトーナメンターの公式のコメントなんて、半分は信用できません。特にテレビが回っていないと嘘が当たり前です。「本当のことはシークレットとして守りたい」という理由以外に「スポンサーとの契約で他社の製品を言えない」、「嫌いなライバルのシグネーチャーモデルなんて宣伝したくない」などいろいろですが・・・。
Imgp2588  昨年のFLWシリーズ、レイクミード戦で、あるとても有名なプロが使っていて、そして試合後はボートデッキに散らばった残骸をきれいに拾って、誰にも見られないようにしていたのが写真のワームです。このプロと乗ったコ・アングラー(ボクじゃないです)が、1本くすねた物を見せてもらったのでした。くすねたと言っても盗んだわけではありません。釣れたバスが暴れて、ワームが切れてバックシートの方まで飛んで、プロが拾い忘れたものです。
 このワームはロボのリーチとは形状が違いますが、アメリカではこちらもリーチと呼ばれ、昔からあるハンドポアワームの定番です。残念ながらメーカーは特定できません。日本ではほとんど馴染みがないですが・・・。そのプロはロボワームのプロスタッフとしても有名で、最初見たときは「へぇー、ロボ・ストレートじゃないんだ」ぐらいの軽い驚きでしたが、その後、彼が隠したがっていたある秘密をボクは発見してしまったのでした。つづく。

リーチ or リーパー?


 ロボワームで有名なリーチは、ソフトベイトのカテゴリーの1つに数えられる代表的な形ですが、メーカーによってはリーパーって読んだりします。古い人はロボのリーチだって、リーパーって呼ぶ人がいます。日本語で書くと両者は似てなくもないですが、英語だとLEECHとREAPERですから大違いです。
 リーチの意味はみんなよく知っている”ヒル”で、薄平たい形状がヒルによく似ています。一方のリーパーって意味なんですが、皆さん知ってますか? ボクは今日の今日まで意識したことがなかったです。気になって辞書で調べると、REAPは刈り取るって意味だそうで、リーパーは”刈り取る物、人”?って意味になります。
 こういうときに役に立つのがヤフー(もちろん英語版)で、Images検索でREAPERと打ち込んでみますと、出るわ出るわの死神のイラスト。ページをめくってもめくっても怖面の死神だらけです。どうやら、”刈り取る人”から転じて、カマを持つ死神をイメージする単語になったようです。でも、死神って意味のワームなんて、意味不明です。話が少し逸れますが、みんな大好きなサターンワームも悪魔のSATANではなく、土星のSATURNで、リングワームが土星の輪をイメージさせる、ちゃんとした意味があります。
 では、リーパーは死神ワームではないとしたら、何をイメージさせるんでしょうか? 死神が持つカマって、長い柄に鋭く薄平たい刃のコンビネーションでワームの形を印象させなくもないです。カマのように曲がっていませんが・・・。それとも、刈り取るって意味から根こそぎ釣ってしまう最終兵器って意味なんでしょうか? 本当の意味を知っている人がいたら、ぜひコメントください。