”シャッドテール”のワームはもともとバス用というイメージはあまりありませんでした。サシーシャッドは北のパイクやウォールアイ用、またはストライパー用としての方が出番が多かったようです。小さいワームはクラッピー等の小物用というイメージでもありました。
アメリカで”シャッドテール”ワームの歴史が大きく変わるきっかけとなるのが、ウェスタンのハンドポアータイプの出現です。フィッシュトラップ社やAAワーム社を代表とする多くのハンドポアーワームメーカーが南カリフォルニア沿岸のキャリコバスやサンドバスといった根魚からツナやイエローテールといった大型回遊魚までを対象として、大小色とりどりのソルト用スイムベイトを販売しました。
結果、同じく南カリフォルニアでニジマスを補食して大きく育ったビッグバスを狙うのにこれらのスイムベイトが使用されるようになったり、テール部分だけがACプラグなどで使われるようになり、”シャッドテール”がバスにも有効であることが実績として証明され、その後バス用のスイムベイトは、急速に発展、進化していったわけです。
シャッドテールって その3
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