セクシーシャッドカラーの人気は衰え知らずで、今シーズンも日米でよく売れているようです。セクシーシャッドカラーはKVDが考えたカラーをストライクキング社が採用したのブームの始まりでしたが、このプロのシグネーチャーカラーが、今後の流行の傾向を示しているような気がしてきました。
過去にもいろいろあったとは思いますが、ソフトベイトではロボワームがアーロン・マーテンスのアーロンズマジックやマイク・フォークスタッドのフォークスタッド・スペシャルなどを世に送り出していますし、近々ジャスティン・カーのカーリッシャス（カーとデリシャスの造語）が発売されるそうです。
ラッキークラフトはプロのシグネーチャーモデルのルアーを数多くリリースしてきましたが、さすがに今の勢いで次々と新作を作っていくのは限界があります。ルアー同士が食い合いになるばかりか、ショップも在庫をするのがたいへんです。そこで注目されるのがプロのシグネーチャーカラーです。まずは今をときめくスキート・リースのスキーツ・マジックというカラーを発売しました。ボクもポインター78のスキーツ・マジックカラーを購入しました。ホログラムの反射板入りで、背中がシルバー、腹がチャートで、全体にクリスタルの細かいラメが振られています。クリアウォーターで効きそうなイケているカラーで、前回のハバス戦では投げました。
スキーツ・マジックはポインター以外にも定番の人気アイテムで次々と採用されていて（ほとんどは構造上の問題で反射板がありません）、アメリカならどこのショップでも買えますが、もう一つ、やはりスキートの限定コラボモデルとしてホワイトフラッシュ、ガンメタルシャッド、クラックの３色が作られたりもしています。こちらの３色もかなり釣れそうないいカラーで、現在、モンスター･フィッシングタックルというウェブショップでのみ購入が可能となっています。
日本の場合は名前だけを貸す方が多いんでしょうか？ それともプロの希望やアイデアで作られたものが多いんでしょうか？ いずれにしても名前を付ける前から売れないと分かっているわけではないでしょうから、偶然なんじゃないですか？
アメリカで流行のカラーは、メーカーもしっかり作っていますから、売り切れになっているカラーが、必ずしもたくさん売れているとも言えないかもしれませんよ。
日本のルアーでプロの名前が入っているカラーは、釣れるけど売れないカラーに付けているようです。
アメリカのＷｅｂショップで売り切れになっているカラーはいかにも釣れそうなカラーで、流行のカラーは結構残っていますね。
日本とは真逆です。