赤目のバス


 実は先日、カリフォルニアのレイク・ニューマロニーで釣りをしたとき、珍しいバスを釣ることができました。そのバスとはレッドアイバスです。
 当然日本では馴染みのないバスで、ボク自身本物を見たのは初めてでした。実はカリフォルニアにレッドアイバスがいるなんて知らなかったので、はじめはスモールマウスだと思ったのですが、よく見ると確かになんか変でした。実際、この湖にはスモールマウスはいないそうです。
 レッドアイバスはもともとはアラバマ州とジョージア州の一部の地域にしか生息しない種でしたが、経緯は分かりませんが、カリフォルニアの一部の湖でも生息が確認されているようです。しかしながら、このレッドアイバスは最大でも3ポンド止まり、ほとんどは豆サイズで、ゲームフィッシュの対象魚としては人気がありません。そのため話題にもほとんどならないのが現状のようです。
 レッドアイバスとスモールマウスの違いですが、レッドアイバスの方が口がやや大きく、全体に(特にヒレが)赤みがかっています。名前の通り目は赤いのですが、スモールマウスも目が赤いので、赤目というだけでは判断はできません。また、全体のボディーの形状が、なんとなくサンフィッシュ系の形をしています。そして、ブルーギルのようなエラブタに黒い模様があります。あと、これは個体差もあるのかもしれませんが、腹側が少し青みがかっていました。

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赤目のバス」への7件のフィードバック

  1. GRANBASS

     現在ではブラックバスは7種4亜種が存在するということになっています。スワニーバスやレッドアイバスは別種です。ともに限られた水域にしか生息していないバスであり、マイナーです。
     アメリカ人バスアングラーのおそらく1万人に1人も本物のスワニーバスを見たことがないでしょうし、100人に1人もスワニーバスという存在すら知らないでしょう。そんなマイナーな魚を日本人がけっこう知っているのは、不思議ですよね。

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  2. こったん

    ありがとうございます!
    そう言って頂けると嬉しいです♪
    今度お見かけしたときは声掛けさせて頂きます。

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  3. GRANBASS

     こっちもビックリです。ブログは辛口ですが、ボクは普通のバス釣り好きのオッサンです。噛みついたりしませんから、ぜひぜひ声を掛けてください。アメリカネタでお話できるのを楽しみにしています。

    返信
  4. こったん

    えぇ〜!!
    ビックリです^_^;
    まさか同じ湖だとは(^^ゞ
    こんな偶然あるんですねぇ…
    偶然ついでに…
    僕は毎週末ほぼ欠かさずにとある釣り具店へ行くんですが、そこで何度も前田さんと会ってるんです^_^;
    お話したいなぁ〜、と思いつつ、急に話し掛ける勇気もなく…
    応援してますんで頑張って下さい!p(^^)q

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  5. GRANBASS

     まさにその湖ですよ、ボクが行ったのは。偶然ですね。カリフォルニアでもボクの友人はこの湖でしかレッドアイを釣ったことがないと言ってました。

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  6. こったん

    こんにちわ
    へぇ〜!
    そうなんですか?!
    僕はカリフォルニアのエンジェルスキャンプにある New Melons Lake という湖に4回程行った事あるんですがそこでは頻繁にレッドアイが釣れたんでカリフォルニアでは普通に棲息してるんだと思ってました!
    最初に釣った時は
    「なんだこの魚?」と思ってましたが現地の人が「Redeyeだよ!」と教えてくれました。
    知らない間に貴重な体験をしてたんですねぇ(^^ゞ
    http://www.gloryholesports.com/

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