日別アーカイブ: 2008年12月8日

22匹保証付き


Catch22main  ハード系リップレスジョイントベイトが流行の中、キャステイク・スイムベイトからはあえてソフト系の新製品で勝負をかけてきました。新製品の名は”キャッチ22”といって、以前発売されていたプラチナムソフトベイトの進化版です。
 キャッチ22の面白いところは、根掛かりやラインブレイクでロストしない限り、1個で22匹以上釣ることをギャランティーしている点です。つまり、22匹釣る前にボディーが壊れたり切れたりすれば、送料の7.5ドルを添えて送り返すと、返品交換してくれるというのです。
Catch22banner  ソフト系のスイムベイトはハード系に比べて弱いので、割高感があります。特にジョイント系はボディーが薄い部分があるので、どうしてもそこから切れやすい欠点があります。そこで、キャッチ22はその欠点を解消するべく、頭部からテールにかけて2本のインナーアーマー・ファイバーを通しているのが特徴です。ファイバー自体は軟らかいので、ルアーのアクションを損なうことはありません。動画でもいい動きをしています。
22guaranteebasslogo  キャッチ22はラインスルー構造になっているので、ヒット後はビッグバスが激しいヘッドシェイクを繰り返しても、ルアー自体はスライドしてバラシを軽減するほか、ルアーへのダメージを軽減する効果もあります。
 ルアーはスローシンキングの4インチと6インチ、スローシンキングとフローティングの2タイプの8インチと10インチがあり、値段は16.99~29.99ドルとなっています。
 どこから22という数字が出たのか不明ですが、日本で22匹釣ろうと思えば、何年掛かるんでしょうか? 

命がけのウィンターバッシング


 考えれば、ボートによるバスフィッシングってかなり危険な遊びです。特に冬は命がけです。10年ぐらい前はアルミボートでダム湖に出かけ、ガイドが凍る中、メタルジグで釣りをしたこともありましたが、今では怖くてできません。淡水の湖では、冬場は平気で水温が10度を切っています。そんな中、もし落水事故に遭うと、死を覚悟しないといけません。
 ボートが転覆した場合、ライフジャケットが正しく機能すれば溺死は免れます。ただ、冬の湖では体温低下による衰弱死の危険がまだ残っています。熱の伝導性が高い水中に体が浸かると、急速に体温は奪われていきます。一般に水温が10度を切った水中では、人間が意識を保持できるのは2時間ぐらいがやっとだそうで、体温が30度を切ってしまうと死んでしまうそうです。つまり、落水後はすぐに助けられて、体を温めないと危険というわけです。そう考えると、冬のバスフィッシングなんて、正直、怖くて出かけられません。
 冬でも寒さに負けずバスフィッシングに出かける人は、今一度、万一の落水事故を想定した装備を考える必要があるかもしれません。落水しても誰かに助けてもらいやすいようにライフジャケットには笛を付けておくのは有効だと思います。ムスタングスーツのような繋ぎタイプの防寒着は落水しても水が浸水しづらく、浸水しても水の出入りがないので、スーツ内の水温は体温に近い温度に保たれ、体温が奪われにくいそうです。また、ボート上にはい上がることができても、濡れたままボートを走行しては、さらに体温が奪われてしまうので、着替えや使い捨てカイロ、毛布等をボートのストレージ内に積んでおくのも重要でしょう。