ヴィクセンの秘密 その1


Imgp7478  ボクのブログの中でおそらく一番多く登場するルアーの一つがヴィクセンでしょう。プライベートからトーナメントまで、どこに行くにも必ず持って行って、信頼してキャストし続けられるボクにとっての一軍の中の一軍、ヘビーローテーションがヴィクセンです。プライベートでは数多くのビッグフィッシュを、トーナメントではいつもここぞというときに貴重な1匹をもたらしてくれるボクにとってはなくてはならないコンフィデンス・ベイトです。
 少し前にスーパースプークについて書きましたが、スーパースプークをより扱い安くしたのがヴィクセンです。スーパースプークは今でもボクにとっては一軍ルアーであることに違いがありませんし、その水押しの力と存在感は、多くのビッグフィッシュに威力を発揮します。ただ、スーパースプークは条件によっては若干扱いにくい場合があります。
Imgp3557  たとえば、スーパースプークは水押しの力が強い分、やや浮力を抑えた作りになっています。そのため、やや波気があると、ノーズが水中に突っ込んでダイブしてしまい、一度ダイブすると浮き上がりが悪く、テンポよく左右にウォークドッグさせるのが難しくなります。また、重量がある分、バンク際のシャローなどを狙う場合に、着水音が大きくてバスを散らしたり、しかも着水と同時にやや水中に突っ込むために水面ギリギリのブッシュにフックが絡んだりすることがあります。
 その点ヴィクセンは浮力が大きすぎず、小さすぎずで、波乗りもよく、着水音も抑えることができます。実際、西海岸のトーナメントでは多くの選手がスーパースプークとヴィクセンを使い分けてします。過去にはアーロン・マーテンスがヴィクセンを使ってUSオープンを制したり(この年はトップ5のうちの3人がヴィクセンを使用)、多くのメジャートーナメントでマネーベイトとして活躍しています。

ヴィクセンの秘密 その1」への5件のフィードバック

  1. BS45

    三度目まして。
    ヴィクセンって、何か凄そうですねっ。
    自分が良く行くフィールドでは、トップは出にくいのですが。
    それでもトップウォーターは、昔から大好きなルアーです。
    このブログを見て、やはりヴィクセンが欲しくなって。
    ネットで色々探しましたが、全て空振り。
    しかしこの間、たまたま某釣具店で発見し購入しました。
    一番欲しかったボーンカラーでは無かったですが、オリザラで有名なシルバーフリッター付きの似たカラーのシャッドです。

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  2. テンパウンダー

    頂いて以来、2度ともメキシコで使いました。
    私的には、ペンシルと言うよりトップ感覚です。初動でいい音がしてのポーズ。
    あの響きがいいですかね??

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  3. サンデーアングラー

    自分もヴィクセンとスィートビーバーを溺愛してます。
    R・Iの他のルアーも色々買って使って試しているところです。
    「ヴィクセンの秘密その2」の記事も期待してます!

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  4. GRANBASS

     写真と文章を見ていただくと分かると思いますが、ペンシルベイトです。ティムコのヴィクセンミノーとは違います。

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