日別アーカイブ: 2008年10月7日

ハイテク・フィッシング


 バスフィッシングの世界もハイテク化がどんどん進んで便利になったものです。昔なら初めてデルタに来たなら、マップを買っても自分がいったいどこにいるのか分からなくなって、迷子になるなんて話があったものですが、今やGPSの発達で、そんな心配もなくなってしまいました。ご丁寧に湖沼図まであるので、危険な地域も避けて走ることができます。
 今回さらにびっくりした(ボクが知らないだけ?)のは、ザックのローランスのハードディスク内にはタイド表まで入っていて、自分がいる場所のタイド(干潮、満潮の時間)が一目で分かるのです。これで、分かりにくいタイド表を買う必要もありません。ちなみにタイドは満ち潮をアウト・ゴーイング、引き潮をイン・カミングと言います。また、満潮または干潮で潮(カレント)が止まっている時間をスラック・タイドと呼びます。

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FLWシリーズ・デルタ戦 公式プラ最終日


 今日のプラクティスパートナーはザック・トンプソンです。前回のコロンビア・リバーに続いて連続となります。
 ザックもデルタがロコというだけあって、強気のパンチングがメインパターンです。ただ、イッシュと違うところはスイートビーバーではなく、スモーリービーバーを使っている点です。ウェイトも1オンスを軽めで、ややディスタンスをとって、静かなプレゼンテーションで落としていきます。そう簡単にはマネができません。ヘビーマットの中のやや薄いところを見つけて、完璧に着水音を出さずに落としていきます。パンチングといえば、やや大ざっぱなイメージもありますが、ザックのパンチングはかなり繊細でした。
 ただ、ザックはイッシュほどはいいエリアを見つけられず、かなり苦戦気味でした。最後の最後にはかなり奥の奥まで探っていました。写真は少々やけくそ気味のウェッピング・パンチングです。エレキのマウントの上に立っていますが、あれでフッキングができるのか、見てみたかったです。
 一方のボクはというと、結局3日間ほとんどパンチングしかしておらず、しかも最後までいい手応えはつかめずじまいでした。今日は1匹しか釣っていません。他のスタイルの人とあまり話ができておらず、他の釣りでどれくらい釣れているのかさっぱり状況が分かっていません。ただ、タイドはほとんどが上げ潮で、快晴無風で、状況がタフなのは間違いなさそうです。本番ではどんな選手と当たるのやら・・・。

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