ストレーン・デルタ戦 2日目レポート


 アメリカのトーナメントでは、ウェイイン終了後にもらえるレシートに翌日のパートナーの名前と連絡先が書かれています。ストレーンシリーズ・デルタ戦は2日目のパートナーは聞いたこともない名前のハンター・スクランダー。ロコの選手だということは分かりましたが、FLWのサイトで検索しても過去に出場履歴が残っていません。とりあえず、携帯に電話をしてみると、なんと初日は25ポンド7オンスも釣って7位につけているというではありませんか。これはラッキーかも。こちらがいろいろ質問しても、無口で「好きなものを好きなだけ持ってきたらいいよ」と言うだけで、何も教えてくれませんでした。
Imgp5185  当日の朝、待ち合わせの場所でビックリしたのですが、ボクのパートナー、ハンターは18歳現役の高校生でした。普段は父親とデルタで釣りをしているらしく、父親のボートを借り、今回は父親の釣り友達がハンターを助けていました。ハンターはセントクロイのフリッピングロッド1本だけをデッキに用意し、1/4オンスのジグにフルサイズのダブルワイドビーバー(ウォーターメロンレッド)をトレーラーとしてセットし、前日もこれだけで釣ったということで、今日もこれ以外使うつもりはないというのです。ボクは言うと、10本も用意してきたのに・・・。
Hunter2  ハンターはアシではなく、リップラップの変化をボトムに沿ってジグをスイミングさせるスローな釣りで、本命のストレッチを何往復もする作戦で、タイドの変化がカギだと教えてくれました。ボクはヴィクセン、フロッグ、ビーバーフリップ、逆刺しビーバー、ネコリグ、ドロップショットと次々と手を変えて、ボクが最初にスモールリミットに成功しました。それでもハンターは全く動じることなく、同じ動作を黙々と続けていました。
Imgp5187  その後、タイドが動き始め、急に食い気がたち、ドロップショットで4ポンドクラスのグッドサイズを連続で4匹ヒットさせたのですが、フッキングが甘いのか、ジャンプされて同じパターンでバラしてしまいました。かなり落ち込みましたが、ネバーギブアップを自分に言い聞かせました。一方のハンターは次々とビッグフィッシュをキャッチし始めました。結局、ハンターが23ポンド12オンスで暫定5位、ボクは16ポンドイーブンで、16位まで順位を上げることに成功しました。
Hunter3  それにしてもハンターのハートの強さはたいしたものでした。高校生が初トーナメントでボーターとして出場し、初日好スタートを切っているにもかかわらず、緊張感も気負いも感じられないのです。途中、8ポンドクラスを2匹もバラしたのですが、集中力を保ち、バイトが遠のいても自分のスポット、ルアーを信頼して、黙々とキャストを繰り返したのです。最終的にハンターは決勝ラウンドに残り、5位でフィニッシュとなりました。ハンターは大学進学するそうですが、将来はプロになりたいと言っていました。ハンターの将来がすごく楽しみです。

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