日別アーカイブ: 2008年6月7日

ストレーン・デルタ戦初日レポート


Imgp5183  初日のボクのパートナーはアート・ローランドです。いい歳の少し太めのおじさんで、デルタを中心に活躍するロコアングラーで、過去には2005年ストレーンシリーズに全戦出場して、ランキング3位でフィニッシュした実力もあります。
 ボクはてっきりスローな釣りを展開するフリッパーなんだろうな、と想像していたんですが、これが大間違いでした。デルタを知り尽くしているだけにタイドに合わせてランガンを繰り返す、かなりアグレッシブな釣りをしました。
 朝イチはタイドがまだ上がる最中だったので、水深の変化に合わせて、RC1.5(赤にリペイント)、エドモン、LV100、ブザービータータングステンをローテーションさせながら釣り、2人揃ってリミットメイクに成功しました。ところが、ボクが釣った5匹目の2ポンド半はエドモンを丸呑みしていて、フックが運悪くえらのところに掛かって出血してしまいました。ウェイインまでには時間があるし、死んでしまうと1/2ポンドのペナルティになるばかりか、入れ替えをすることも許されません。これよりも小さいキーパーも持っていましたが、絶対にもっとデカイのが釣れると信じて、リリースする決断をしました。
 その後はフリップやスイムベイトのランガンでピンポイント打ちに変更して、ボクは非常に釣りづらい展開となり、少し焦りましたが、アートの本命ポイントはシャーマンレイクでした。この日は風が強く、シャーマンに行くのはかなり怖かったのですが、アートのドライブテクニックはかなりの腕前でした。案の定、シャーマンはボク達だけの貸し切り状態でした。
 アートのメインベイトはチャターベイトタイプのルアーでした。ヘッドは大きめの1/2オンス、ブレードが黒く塗られていて、ブラック&ブルースカートにゲーリークローをトレーラーに使って、グラスの上すれすれをスローにリトリーブする釣りでした。そして、次々とグッドサイズをキャッチし、4ポンドクラスまで入れ替えするぐらいにウェイトアップに成功し、23ポンド2オンス(初日13位)でウェインしました。
 一方のボクはいろいろ試すものの、リズムが合わず、なかなか5匹目が釣れず、前で次々とデカイのを釣るのを見ながら、かなり焦ってしまいました。見よう見まねで、チャターベイトをキャストするのですが、まったくバイトがなく、結局ロボワームのヘビダンフリップに変えてからキャッチすることができ、最終13ポンド6オンスという不甲斐ない成績で出遅れてしまいました。