月別アーカイブ: 2008年1月

ジグヘッドワッキーが流行る


Imgp4477  このブログでも何度かFLWがフィネス化傾向にあるとお伝えしていますが、先日フロリダに行った際にもあるFLWツアープロが「FLWって何の略か知ってるか?」と聞かれ、「フィッシング・リトル・ワームって意味だぜ。ファッ●ング・リトル・ワームっていうヤツもいるぜ」とイヤミなジョークを飛ばしていました。
 アメリカのトーナメントでフィネスな戦略が重要になる中、今季アメリカで間違いなくブレイクするのがジグヘッドワッキーでしょう。FLWマガジンの最新号にはジグヘッドワッキーが約4ページに渡って解説されていますし、1月11日にB.A.S.S.のサイトでアップされたプロダクト・ショーケースでもジグヘッドワッキーが紹介されています。以前、紹介したバークレーのYou Tubeの動画でもしっかりジグヘッドワッキーが登場しています。フロリダで会ったJTケニーは木村建太さんをコ・アングラーとして乗せた際にジグヘッドワッキーの効果を知り、以降ジグヘッドワッキーで秘かに釣っているそうです。実際、アメリカにフィールドではジグヘッドワッキーが有効なケースは多く、ボク自身けっこうトーナメントで助けられてきました。そして、同船したプロからジグヘッドを送ってほしいと毎回頼まれたものです。今はジャッカル&ザップのジグヘッドがアメリカでも売られていますので、頼まれるケースは減りましたが・・・。フカシンも本格的にジグヘッドワッキーをやり込み始めたと聞きますし、今シーズンあたり、そろそろジグヘッドワッキーがメジャークラスのトーナメントでウィニングパターンになりそうな気がします。

さすがはバークレー


57810fcdf7ba7c707823057fcef582bb  最近、ボクのブログの検索キーワードのトップになっているのが、バストリックスのファットミノーです。なぜ、突然?と思ったら、バサーの最新号にアマケンの記事が載ったためでした。年末にアメリカに行っていたので、知りませんでした。
Picise085  その大ブームのバストリックスですが、ついにバークレーも丸コピーを出すようです。名前はホロウ・ベリーというようです。2月にまずは5インチサイズから発売するそうです。専用フック付き3本入りで9.95ドルとは本物よりも高い設定です。年明け、アメリカではあちこちでショーが開催されていますが、ちょっとした話題になっています。昨年ジェイ・イェラスのAOYの原動力にもなったといわれるバストリックスですが、ジェイは今年はバークレーを使うんでしょうね。なんか悲しいです。

チュボリグ?


Imgp4470  FLWマガジンの最新号が届きました。特集記事の中に面白いものを発見しました。「語られなかったツボリグの真実」といったタイトルで、フカシンの”秘密のベッドフィッシングのテクニック”を明かす内容となっており、なんと5ページも割いています。ツボリグだけでそれだけ書くことがあるのが驚きです。これを真面目に読んで、真剣に試そうと思うアメリカ人っているんでしょうか? ボクが気になったのは、ツボリグがTUBO RIGになっている点です。細かいことかもしれませんが、これってツボではなく、チュボまたはトゥボになってしまいます。

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ブレントがチーム・ナショナルガード


Nationalguard  チーム・ラッキークラフトのメンバーで日本でもお馴染みのブレント・エーラーが今季、チーム・ナショナルガードのメンバーに迎え入れられました。ナショナルガードはFLWの大手スポンサーの一つで、ブレントは名実ともにFLWを代表するアングラーの1人となったことになります。ブレントはFLWでは珍しいレンジャー&マーキュリーで参戦していましたが、今季はヤマハに乗り換えることになります。
Brent2  ブレントは2003年のエバースタート・ウェスタンディビジョンのAOY、2004年のエバースタートチャンピオンシップ優勝、2006年FLWチャンピオンシップ優勝という輝かしい成績を残しています。3年目のFLWツアーとなった昨シーズンはついに年間ランキングをシングルの9位とし、ウェスタンシリーズもランキング2位でフィニッシュし、年々貫禄を増しています。ブレントの今シーズンの活躍も楽しみです。

コイツは便利!


Imgp4486_2  タックルショップでかなり便利なものを発見しました。それはTGコートという商品で、タングステンシンカー専用の塗料です。2液性でサーフェイサーの「アンダーコート」とグリパンカラーの「カラーリング」に分かれています。
 気にならない人にとっては何とも思わないかもしれませんが、ボクはピカピカに光るタングステンシンカーを使うのはどうも抵抗があります。シンカーとワームの一体感がなく、不自然に見えるので、バスの食いも悪いと思うからです。ところが、世の中にはボクの理想とするシンカーがなかなかないのが現状です。
 ほとんどのメーカーのシンカーはピカピカのままですし、トゥルータングステン社のシンカーは中にパイプが通っていません。ならばと自分で色を塗ってみたりもしたんですが、タングステンの表面は塗料の乗りが悪く、すぐに剥げてしまいました。アメリカの友人の中にはシンカーをバスボートのコンソール内に転がせて野ざらし状態にしておいて、表面が錆びたようになって光沢がなくなったのを使う人もいます。
 そんな長年のフラストレーションをついに解消してくれる便利アイテムがTGコートです。これでお気に入りの形のシンカーを使うことができます。ラベルの使用法にはどぶ漬けと書いていますが、1オンスクラスのシンカーをどぶ漬けすると液が溢れる上に、チューブが詰まってしまうおそれがあります。しかも液の中に落としてしまうと回収するのがたいへんです。
Imgp4492  完璧にカラーリングできなくても光沢さえなくなればOKなので、ボクはツマヨウジでシンカーを固定し、くるくる回しながら綿棒を使って塗りました。綿棒なら使い捨てできるので筆を洗う面倒がありません。写真はエバーグリーンのシンカーです。カラーはグリパンという表記ですが、濃いめのツヤ消しチョコレート色になりました。なかなかいい感じです。

マイ・ルアー・オブ・ザ・イヤー2007


Dd22  2006年のルアーオブザイヤーはスイートビーバーのフライド・ウォーターメロンでしたが、2007年は、特別に個人的によく活躍してくれたルアーは思い当たりません。ただ、強烈に印象に残ったルアーは?と聞かれたら、間違いなく写真のノーマンのDD22となるでしょう。カラー名は不明ですが、テキサス州の限定カラーかもしれません。
Amistad2  ボクは昨年、テキサス州レイク・アミスタッドで開催されたバスマスター・セントラルオープン第3戦にコ・アングラーとして参加しました。初日はバイロン・ベルビックのビッグベイトによる一発大物狙いに付き合わされ、まさかのリミットメイク失敗でスタートとなりました。2日目のパートナーはロバート・バードというテキサス州を中心にトーナメントに出場するプロで、初日は18ポンド7オンスも釣っていて、彼の昨日のコ・アングラーも12ポンド近く釣れたということでした。「これは期待できそう」とボクはプラクティスで手応えを感じていたヘビダンのトリックワームで無難に数を釣って入れ替えを図り、なんとかジャンプアップしてトップ30カットを狙うことにしました。
 ロバートが朝イチに連れて行ってくれたポイントはあるコーブの奥の奥のフラットエリアで、ブッシュがそこら中に沈んでいました。ロバートはテキサス定番のフレンチフライのヘビキャロで釣り始めたので、ボクもヘビダンをキャストしました。すると1投目から入れ食いで、あっという間にリミットメイクに成功し、次々と入れ替えにも成功しました。ところが、ロバートはかつかつキーパーを1匹キャッチしただけで、全然釣れません。正直、前日18ポンドオーバーをキャッチしたとは思えないほどでした。 たまりかねたボクは使っている ワームやシンカーをあげようとしたのですが、ロバートは余裕の笑みをみせながら、受け取ってくれません。「オレの魚は午後になってからクランクで釣れる。昨日も30分でリミットが揃った」というロバートは本命ポイントに行くまでの時間潰しをしているというのです。半信半疑ながら、それではと遠慮なしに釣らせてもらい、スタートから3時間もしないうちにトップ30カットを確信できるウェイトを釣ることができました。
 そして、午後1時になってから、ようやくロバートは沖のハンプの本命ポイントに入り、写真と同じDD22を取り出したのです。ロバートはその段階でキーパー2匹でしたが、突然入れ食い状態となり、あっという間に入れ替えまでして、ボクのウェイトをあっさり抜き、18ポンドを超えるウェイトとなりました。その間、ボクも慌ててマッドペッパーマグナムで応戦するのですが、バイトすらありません。カラーもチェンジしながら同じように立ち木に引っかけ&外して釣るのですが、なぜか全く釣れないのです。ロバートがバスからフックを外したり、ネットに絡まったルアーを外したり、入れ替えをしている間は、ボクだけがキャストしたい放題なんですが、なぜか釣れないのです。なのにロバートがキャストすると1投目からヒットしてしまうのです。正直、これには参りました。頭の中は真っ白です。マッドペッパーには自信があったのですが、これほど差が出るとは思いもしませんでした。もちろんDD22も嫌いではなかったのですが、このときは全く用意していなかったのです。
 ルアーも凄ければ、トーナメント終了2時間前になっても慌てることなく、そのパターンを信じて待ち続け、見事キャッチしたロバートにも圧巻でした。かなり渋かったです。ボクには絶対にマネできません。2日目終了後、タックルショップへ駆け込んだのは言うまでもありません。残念ながら3日目のパートナーは完全なシャローフィッシャーマンで、DD22の出番はありませんでしたが、次回アミスタッドに行くのが楽しみです。

バスフィッシング用語の広辞苑


 広辞苑が10年ぶりに改訂されたそうです。普段当たり前に使っている言葉でも、改めてその解説・説明を読むのって面白いものです。それは釣り用語でも同じ。例えば、バックラッシュ。普段当たり前に使っているけれども、いざ言葉で説明するとなるとけっこう難しいです。しかも、それを英語で説明するとなるとさらにたいへんです。そんな釣り用語の広辞苑ともいうべき用語集がB.A.S.S.のサイトで先日アップされました。釣り用語を簡潔に分かりやすい単語で説明されており、英語の勉強にすごく最適です。

大ベテランの人生初の10ポンドオーバー


 トミー・マーチンといえば、バスマスタークラシック19回出場経験(うち1回優勝、1974年)の大ベテランです。2005年を最後にB.A.S.S.の試合からは遠ざかり、以降FLW系のトーナメントに積極的に参戦しています。
Tommymartin  そのトミー・マーチンが現在開催中のストレーンシリーズ、テキサスディビジョンのファルコン・レイク戦に出場しており、初日14位につけていますが、この日はトミー・マーチンにとって大事件となりました。35年間ものトーナメント人生を送ってきた大ベテランが、この日人生初の10ポンドオーバーをキャッチしたのです。彼がキャッチした11ポンド9オンスのジャイアントバスは残念ながら、ビッグフィッシュ賞にはならずでしたが、なんともすごいお腹をしたバスです。
Tommymartin2  それにしてもトミー・マーチンですら今まで10ポンドオーバーをキャッチしたことがなかったというのですから、10ポンドオーバーというのはやはり凄い価値ある魚なんですね。一生に1度といわれるのも、まんざらウソではありませんね。琵琶湖ではけっこう10ポンドオーバーが上がっているので、恵まれている方なのかもしれません。でも今の日本の現状のままでは、10年もすれば10ポンドオーバーは幻になってしまうでしょうね。

ブームの行方は?


 バストリックのファットミノー(パドルテール)がアメリカで大ブームだという話は今までにもこのブログで何度も紹介しています。相変わらずの品薄状態で、アメリカのオークションサイトでは、1パックが30-50ドルで取引される異常な状態が続いています。手に入らなければ、コピーでも仕方がないと思うのはユーザー側の心情で、今やファットミノーは多くのメーカーにコピーされています。
Imgp4466  ラッキーストライクは日本ではギドバグやG4といった一世を風靡したワームのイメージですが、最近のラッキーストライクは人気商品のコピー作りに熱心で、当然のようにバストリックスのファットミノーもコピーしています。名前はバスマジックというのですが、チューブ構造までそっくりです。ただ、他のコピー商品と違って、クオリティーは本物以上ではないかという出来で、リアルというよりも、ほとんど本物のベイトです。さすがはメイド・イン・チャイナです。
Imgp4468  バスマジックは3.5インチサイズで7本入り、4.5インチで6本入り、5.5インチで5本入り、6.5インチで4本入りとなっており、1パック6.99ドルとバストリックスよりも抑えたプライス設定となっています。
 ファットミノーはチャターベイトがブームになったときにも似ています。トーナメントで火がついて、品薄となって、コピーが次々と登場しました。ただ、チャターベイトのときは、本家がOEM発注をして大量生産に成功し、ブームは落ち着きました。一方のファットミノーは1年近く経っても品薄状態が続いて、バストリックスは増産できずにいます。このブームはどう収拾するんでしょうか?

ユニークなチューブワーム


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 ジーン・ラルー社は2008年カタログの表紙にエリートプロのトミー・ビッフルをフューチャーし、トミー・ビッフルのシグネーチャー・モデルのビッフル・O(オー)を発売しました。全長8インチのチューブワームですが、スカートはなく、ボディーは頭部側40%までで、残り60%は半分がカットされた状態でピンテールになっています。

 テキサスリグはもちろん、ノーシンカーやインサートジグヘッドも面白そうです。ボディー内部にラトルを挿入して誘うのもよさそうです。8本入りで約6ドルということです。