9月27日からテキサス州レイク・アミスタッドで開催されるバスマスター・セントラルオープンにコ・アングラーで参戦するため、今週20日からアメリカに行ってきます。アメリカにトーナメント参戦するというと、すごく大げさに考えている人がいますが、コ・アングラー(ノンボーター)なら、時間さえ融通が利けば誰でも楽しめます。先週行われたUSオープンもここ最近は日本人選手の参加が減ってしまいましたが、かつては20人規模で日本人が参加する年もありました。
アメリカに1人で釣りに行きたいというお客様からのツアーの問い合わせを度々いただきますが、たいていの場合は予算が大きな障害となります。というのも、メキシコと違って、アメリカの旅行はパッケージ料金が決まったツアーが少なく、1人でも2人でもモーテル代、ガイド代、レンタカー代等の実費は変わりませんから、1人でそのすべてを負担すると、予算はかなり割高となってしまうからです。2人ならすべてワリカンにできるので、1人当たりの予算は抑えられるというわけです。
そこで一人旅にオススメなのが、トーナメントに参戦する方法です。エントリーフィーは団体やトーナメントにもよりますが、コ・アングラーなら300~600ドルぐらいが相場です。アメリカでガイドを1日頼んでも350-450ドルぐらい掛かりますから、エントリーフィーを払えば、2-3日バスボートに乗って釣りができると思えば安いものです。しかも、入賞すれば、賞金までもらえます。プラクティスのパートナーを探して、乗せてもらえば合計6日間ぐらい釣りができるというわけです。もちろん、ガソリン代を払ったりしますから、エントリーフィーだけで済むというわけではありませんが・・・。それでも、トーナメントならではの緊張感を味わえますし、抽選によっては有名トッププロと同船することだってあります。毎日違うパートナーと同じ釣り場を釣るので、いろいろなパターンの釣りを見ることで、いい勉強にもなります。
月別アーカイブ: 2007年9月
6インチサイズが魅力
ハドルストン・デラックスは今季エリート・クリアレイク戦でのウィニングルアー&レコードブレイクルアーになったことで、アメリカ西海岸ではますます人気です。以前、お伝えしたACプラグのカシータスもそうですが、結果として、いろいろなコピーも登場するようになってきています。特にハドルストンのキモでもある独特のテール形状までコピーした製品も登場しています。
アイダホ州のベイト・スミス社が発売したベイトスミス・スイムベイトは6インチサイズ(2オンス)の食べ頃サイズで、1秒間に約30cmの沈下スピード設定となっています。ハドルストンに比べると、形もカラーも見劣りする分?、値段は27.99ドルとなっています。今年の6月に開催されたWONBASSトーナメントのクリアレイク戦で優勝したシーグ・テイラーが使っていたのがこのスイムベイトのブルーゴーストカラーだったそうです。
http://www.baitsmith.com/
国際運転免許証
グッジョブ アサノッチ!!
昨年に続き、USオープンのコ・アングラー部門に2度目の挑戦を果たした浅野真一さんから「羨ましいだろう」と言わんばかりの写メールをいただきました。サンセットステーションホテル(トーナメントヘッドクォーター)のカジノスペースにあるフーターズで、楽しい残念会をやったようです。浅野さんは初日、ジョン・モローとペアを組んで7位スタートでしたが、その後はパートナーには恵まれず、2日目、3日目ともにプロには1匹のキーパーもキャッチしてもらえず、浅野さんが毎日2匹ずつのキーパーをキャッチしたそうですが、最終的には73位でフィニッシュとなりました。結果は残念でしたが、「やり切った充実感で悔いなし」だそうです。ボクもバッファロー・チキン早く食べたいです。そもそもTBFって? その1
TBFはThe Bass Federationの略です。以前に、フェデレーション・ネイションとの分裂の話を紹介しましたが、ESPN(B.A.S.S.)側の方針について行けなくなったいくつかの州のフェデレーションがB.A.S.S.から離脱し、昨年新しく立ち上げた独自の団体です。詳しい内部事情は私もよく知りませんが、その後、FLWがスポンサードすることになり、新たに各州でTBFステートフェデレーションが発足し、ようやく今年、第1回のナショナルチャンピオンシップを開催したばかりです。
TBFはBFLのようなFLW直系の下部組織ではありません。ただ、FLWはTBFをサポートすることで、FLWは”Living the Dream”プライズ・パッケージというかなり太っ腹な賞を発表し、発足したばかりのTBFのメンバー増員への後押しをしました。
今年のTBFのナショナルチャンピオンシップは4月19-21日にノース・キャロライナ州レイク・ワイリーで開催されました。出場者は各州代表の36人のアマチュアアングラーで、2日間でトップ6人がカットされ、決勝に進みました。そして、優勝したのはニュー・ハンプシャー代表のデイブ・アンドリュース(写真)でした。
初代TBFナショナルチャンピオンが受賞した”Living the Dream”のパッケージの中身は、賞金1万ドル、フルラッピング(TBFのラップ)のレンジャーボート&シェビートラック、来季FLWツアーまたはFLWシリーズのノーエントリーフィーでの出場権、そして今年5月に開催されたBFLオールアメリカンへの出場権と今年8月に開催されたフォレストウッドカップへの出場権というものでした。デイブ・アンドリュースはオールアメリカンは21位でフィニッシュし、フォレストウッドカップは77位でフィニッシュしました。
また、デイブ・アンドリュース以外にもナショナルチャンピオンシップからは上位6名にオールアメリカンへの出場権が与えられました。オールアメリカンの優勝賞金は10万ドル+ボーナス4万ドルで、最下位でも2500ドル+ボーナスがもらえます。そのオールアメリカンに36人中の6人が出場できるわけですから、かなり高確率だったといえます。
というのもBFLからオールアメリカンに出場するのは、かなりの難関です。BFLは現在28の小さなディビジョンがあり、4つのディビジョンごとに7つのリージョンに分かれています。各ディビジョンごとに複数の湖で5試合(出場者は100艇を超えます)を行い、それぞれのディビジョンの年間トップ40がリージョナルチャンピオンシップに出場し、それぞれのリージョナルチャンピオンシップでトップ6に入った計42人の選手しか出ることができない名誉あるアマチュアナンバーワンを決するトーナメントなのです。
今回のFLWのTBFへの待遇は、かなり良すぎるというか、甘すぎるという声があるのも事実です。ただ、FLWとしてはそれだけの金額を投じても、TBFの理念に賛同し、TBFを大きく育てていこうという狙いがあったのでしょう。また、来季TBF代表として、デイブ・アンドリュースがFLWツアーまたはFLWシリーズでどんな活躍をするかも興味深いです。
ウェイクベイトのニューフェイス
ICASTで紹介されたばかりのマンズのエリートシリーズの新製品”ウェイカー”が、もうお店に売っていたので、ウェイクベイト好きのボクはリアクション・バイトしてしまいました。エリートシリーズとは昨年から登場したラッキークラフトにそっくりなカラーパターン&カラー名のマンズとしてはお高めなシリーズです。お約束のメイド・イン・チャイナとなっています。
実際に手にとってみると、カラーリングはラッキークラフトとは大違いです。3/8オンスサイズで思ったよりも大きく(ファット)に感じます。さっそく、引っ張ってきましたが、正直、可もなく不可もなくといった感じの普通のウェイクベイトです。高速リトリーブでもロッドを下げ気味にしても、潜らずにしっかり引き波を立てて泳いでくれますが、その引き波の立て方というか、アクションのピッチが少しおとなしい感じがしました。正直、このクオリティーで日本で1000円以上払うなら、日本製を買った方がいいかもしれません。フックも交換しなければなりませんし・・・。気になる人はマンズのHP上で動画も用意されていますので、ご覧になってはいかがですか? 動画の中でウェイカーを”完全なニュー・コンセプト・ベイト”なんて言ってますが、どこがニュー・コンセプトなんでしょうか? まあ、確かにマンズの今までのルアーの中では、ニューコンセプトかもしれませんが・・・。
http://www.mannsbait.com/
動画はこちら
http://www.mannsbait.com/Video_Waker_512.HTML
TBFジャパン発足について
約2カ月前に”TBF発足への苦言と提言”というタイトルでブログをアップしました。その後、TBFジャパンの発起人?ケビン・ジョンソン氏からブログへのコメントをいただき、しばらく英語でのやりとりがありました。読まれた方もいるでしょうし、英語の長文ということもあって、スルーされた方もいるでしょう。その後、友人や知人から電話やメールでTBFに関する問い合わせがあるので、あのまま書きっぱなしではいけないと思い、続きを書くことにしました。TBFとは何かについても、改めて次回紹介したいと思います。
まず、誤解もあるようですが、私個人はTBFジャパン発足に関して否定的な立場ではありません。むしろ、TBFジャパンは日本のバスフィッシングの活性化のためにも歓迎すべきことだと思っています。そして、ケビン・ジョンソン氏がやろうとしていることを邪魔するつもりもありません。
前回のブログで私が言いたかったことは、「TBF発足を急ぐのではなく、慎重に時間をかけて準備をするべき」ということです。FLWジャパンなんて、聞こえのいい誘いでメンバーを募るではなく、TBFとは何かを正しく伝え、その活動に賛同してくれるメンバーを募るべきなのです。広く公にメンバーを募ることもせず、「身内だけに声を掛けて、50人集まれば日本から代表1人をアメリカのチャンピオンシップに送れる」なんてセコイ、コソコソした考えでは、バスオブジャパンと全く同じになってしまいます。TBFジャパンとして、TBFにどんな貢献ができるか真剣に考えなければなりません。
TBFのチャンピオンシップは、B.A.S.S.フェデレーション・ネイションのチャンピオンシップと違ってオフィシャルボートが用意されるわけでもありません。仮に日本から代表選手の出場枠ができたとしても、すべての用意は自分達で準備しなければなりません。TBFジャパンの代表選手が、通訳もなく、金銭的サポートもなく、「じゃあ、頑張って行ってらっしゃい」と2人送り出されて(TBFはボーターとノンボーター部門があります)、果たして本当にチャンピオンシップに出場できるのでしょうか? ノンボーターならともかく、行ったこともない湖に自分でボートとトラックを用意してボーターとしてトーナメントに参戦するのは、たいへんなことです。せっかくもらった出場枠を、誰もが辞退して行く人がいない、なんてカッコ悪いことは許されません。すでに会費まで集めてしまっているので、今言ってももう遅いかもしれませんが、せっかくのTBF発足のチャンスが無になってしまわないためにも、ケビン・ジョンソン氏に賛同して会費を払った人たちは、一緒になってまずは組織作りに努め、TBF会員になったわけですから、TBFが目指す”バスフィッシングの普及”のために積極的に活動してもらいたいと思います。
目標は1日20ポンド+α
もうメチャクチャです
9月20日から久しぶりにアメリカにトーナメントに行ってきます。出場するのはB.A.S.S.セントラルオープン、レイク・アミスタッド戦です。もちろん、コ・アングラーです。どうせ行くなら、いっぱい釣れて、大きいのが釣れないと楽しくないので、アミスタッドにスポット参戦することに決めました。アミスタッドって、初めてなのでどんな湖なのかワクワクします。8月の情報によると、パンチングやフロッグで5匹で30ポンドのポテンシャルがあるということらしいので、パワーフィッシングが楽しめそうです。
ただ、コ・アングラーはどんな釣りができるかは、ボーターしだいなので、どんな場所に連れて行かれても対応できるように、引き出しは多めに用意しておかなければなりません。どんな湖なのかイメージが湧かないので、何を持って行くべきか非常に悩んでしまいます。久しぶりのトーナメントなので、いろいろ考えながら、準備を始めたのですが、部屋は散らかる一方です。
トーナメントではあれこれ持って行きすぎてもプラクティスで試す時間もないし、試合で悩む原因にもなります。ただ、少なすぎても現地で「あれを持って来たらよかったのに!」と後悔することがよくあります。必要なルアーやカラーは1個だけ用意したのではロストする心配もありますから、複数個用意しなければなりません。ただ、持って行ける重量には制限がありますから、好きなだけ持って行けるわけではありません。現地で調達できるものは、あまり持って行かないようにしなければなりません。あれこれ悩んだり、フックやスプリットリングを交換したり・・・。この時間もトーナメントの楽しみの一つです。
TDバイブの真実 その7
TDバイブは旧型と現行型でアクションが違うように思います。具体的には旧型の方がスローリトリーブでもしっかりと動き、ハイスピードでもバランスを崩しにくいような気がします。引き重り感も違います。ただ、この違いは本当に微妙な違いです。意識せずに使っているときは、ボクも気がつきませんでした。実はボクがTDバイブに旧型と現行型があるのに気がついたのは、サスペンドモデルのアクションの違いからでした。最近手に入るサスペンドモデルはどれも立ち上がりが悪いうえに、高速リトリーブすると、すぐにバランスを崩して横を向いて斜め泳ぎしてしまいます。不思議に思って、よく見ると金型が変わっていることが分かったというしだいです。
TDバイブには大きく4種のサスペンドモデルがあります。旧型のノーマルラトルまたはブラスラトル、現行型のノーマルラトルまたはブラスラトルです。”TDバイブの真実 その6”でサスペンドモデルのお宝について紹介しましたが、ボクはサスペンドモデルは旧型しか使いません(使えません)。旧型のサスペンドモデルは、水面近くまでグラスが生えているようなシャローフラットで、本当によく釣れます。シャロークランクでも良さそうなものですが、高速リトリーブにしか反応しないケースってあるようです。
お決まりのボディーのウェイトを量ると、さすがにサスペンドを謳っているだけにシンキングモデルに比べてバラツキは少なかったのですが、興味深いのは水に浮かべてみると(ボディーだけだとフローティングになる)、浮き姿勢がそれぞれ違う点でした。旧型の方が斜め浮きなのに対して、現行型の方が垂直浮きに近く、現行型のブラスラトルはかなり不安定でした。これがアクションの違いなんでしょうね。



