9月25-26日にスペインのリコバヨ・リザーバーでユーロバスカップが開催されます。今年で4回目となるこの大会はアメリカからの選抜チーム12人とヨーロッパの選抜チーム12人がマンツーマンでボートに乗り、各ボート上で5本リミットでウェイトを競い、釣り勝った方が勝ち点1点を獲得し、2日間の総合獲得点数で、アメリカVSヨーロッパの勝敗を決するイベントです。過去3回はすべてアメリカチームが勝利しています。大会後には招待されたアメリカのプロたちは現地で行われるフィッシングショーでセミナーを開くそうです。写真は昨年の模様です。
昨日紹介した韓国(中国製)のパクリルアーもそうですが、日本って蚊帳の外って感じしませんか? 日本のルアーのパクリが世界各国で売られ、なかにはパテントまで先に取られてしまう失態ぶりです。バスフィッシング後進国のヨーロッパがアメリカの豪華なプロたちを招待してこんな羨ましいトーナメントを開いているんですよ。日本人にはお呼びも掛かりませんし、日本はアメリカのプロたちを招待して、こんな大会を開くことすらできません。日本の方がバスフィッシング人口も多くて、マーケットも影響力もずっと大きいと思うのですが・・・。
今年のアメリカチームの選手は下記の通りです。メンバーは昨年の方が豪華だったような気がします。
O.T. Fears(チームキャプテン)
Greg Gutierrez
Kevin Wirth
Rob Kilby
Darrel Robertson
John Sappington
Terry Segraves
Charlie Youngers
Charles Hammack
Aaron Hastings
Keith Phillips
Ray Scheide
http://www.eurobass.net/index.html
月別アーカイブ: 2007年9月
お隣、韓国の暴挙
たまたま韓国のショップ?のサイトを発見しました。ハングル語はさっぱりですが、あちこちクリックしていると、凄いものが次々と出てきました。ダミキなんて可愛いもんです。
http://www.tacklehouse.co.kr/
Dゾーンならぬ、Fゾーンというらしいです。
スナジーというらしいです。もうメチャクチャです。
ヒネリもありません。
これをコピーする必要があるんでしょうか?
ファット・イケって・・・。
これはお約束ですね。
TDバイブの真実 その6
TDバイブの中ではサスペンドモデルは不人気なようです。旧型のTDバイブを探しに中古ショップを覗くと、サスペンドばかりが余っているのをよく目にします。ボクはけっこうサスペンドタイプも好きです。と言っても”サスペンド”としてではなく、水面下1m以浅を引くときに使います。
実はボクにはかつて”お宝”と呼べるTDバイブのサスペンドがありました。それは旧型のスパークオレンジでした。ずいぶん昔ですが、本当によく釣れてボロボロになりました。10年ほど前、デルタのB.A.S.S.インビテーショナルに出場した際に、あるシャローフラットに5艇のボートが浮いたのですが、ボーター、ノンボーター合わせて10人ほぼ全員がレッド系のバイブレーションをキャストする中、なぜかボクの”お宝”にだけ入れ食い状態となったことがありました。そのときは、単にボクだけがTDバイブを使っていたのに対して、他の選手はラトルトラップをキャストしていたので、泳層やサウンド等の違いで釣果に差が出た程度にしか思っていませんでした。
このときのパートナーからはウェイイン後、何度も売ってほしいと頼まれ、そのときは断ったのですが、あとからパートナーの奥さんまでがやって来て、「今日は彼の誕生日なの。どうしても彼のためにそのルアーをプレゼントしたいの」という見え見えのウソまでつかれて、結局断り切れず、プレゼントしてしまいました。「新しいのを買えばいいや」という軽い気持ちだったのですが、その後新しく買ったスパークオレンジ(旧型)は同じようにはなぜか釣れません。今から思えば、あのTDバイブは間違いなく当たりルアーだったような気がします。ちなみにボクがTDバイブをプレゼントしたパートナーはその後ガンで亡くなってしまいました。
フィッシング・エルボーに要注意
ルーク・クラウセンがフォレストウッドカップ出場の後、地元のワシントン州に帰って、フィッシング・エルボーの治療のために手術を受けたそうです。ルークは今季、シーズン当初から肘の痛みのためにベイトキャスティングロッドが握れず、必要以上にスピニングロッドを握る機会が多かったそうです。ルークは今はリハビリ中で、今月から始まるFLWシリーズにはイースタン戦もウェスタン戦も出場を断念したようです。特に9月19-22日は彼の地元でもあるワシントン州コロンビアリバーで、初の高額賞金のビッグトーナメントが開催されるだけに、彼としては残念な決断でしょう。
フィッシング・エルボーという言葉はまだあまり聞き慣れませんが、テニス・エルボー(テニス肘)と症状的には同じで、専門的には上腕骨上顆炎というそうです。要は無理な同じ動作を繰り返すことで肘周辺の筋肉や腱が炎症を起こすのだそうです。フィッシング・エルボーは痛みをともない、ひどくなると肘を曲げることもできないぐらいになるそうです。
フィッシングエルボーはかつてはラリー・ニクソンやマーク・デイビスといったベテランアングラーに発症するケースが多かったのですが、最近は若い選手にも発症するケースが出ているようで、大なり小なり肘に問題を抱えている選手が増えているようです。そういえば、フカシンも昨年帰国した際に、スポーツ医学の先生に肘を診てもらったと話していました。
フィッシング・エルボーが深刻化している原因はいろいろ考えられます。昔に比べてトーナメントの数が増え、スケジュールもタイトになっているので、トーナメンターはプラクティス&本戦で、連日ロッドを降り続け、肘を酷使するようになりました。また、1-3月の低温時にトーナメントが多く、凍える体(肘)をほぐす間もなく、無理な動作を繰り返さなければなりません。釣りをしていないときは、車を長時間運転していることが多く、肘が固まっているのもよくないようです。
しかし、なんといっても最大の原因はタングステンの登場によって超1オンスのパンチングが流行したことです。ルーク自身、2006年開幕戦のオキチョビー戦のプラクティスで1.5オンスのフリッピングを毎日12-15時間降り続け、それを2-3週間続けたのがきっかけで、初めて痛みを感じるようになったそうです。1.5オンスのフリッピングは肘に大きな負担が掛かります。ロッドは長ければ長いほど、その負担はさらに大きくなります。アメリカのツアープロでなくても、サンデーアングラーでもフィッシング・エルボーになる危険はあります。アメリカ人のゴツイ腕に比べたら、平均的なボク達日本人の腕は細いですし、同じ動作をしたとしても肘への負担は違うと思われます。日本でも超1オンスのパンチング(フリッピング)が流行していますが、あまり片腕で肘を伸ばして無理にフリップしない方がいいようです。また、釣りの前後には面倒でもストレッチをするのもフィッシング・エルボーを予防するのに効果的なんだそうです。詳しくはテニス肘で検索するといろいろ出てくるので、そちらを参考にしてください。
発想の転換
最近アメリカでは今まで聞いたことないリールメーカーがいろいろ出てきています。U.S. REELというなんともアメリカ人の愛国心をくすぐるメーカーが、ICASTで発表したのがSXシリーズというスピニングリールです。浅溝ロングスプールが今や日本の標準となっていますが、このSXシリーズは大口径ショートスプールとなっています。同サイズのスピニングリールならスプール系は最大ということです。
ブレイドライン(PEライン)専用設計なんだそうです。230SXモデルで、20ポンドブレイドラインが240ヤード巻けて、リールの自重は8.9オンス(約250g)ということです。値段は150ドルだそうです。確かにスプール系は大きいほどドラグの効きはいいでしょうし、浅溝スプールよりはブレイドラインのトラブルは少ないような気もします。実際はキャストしてみないと分かりませんが、こういうチャレンジ精神は評価したいです。
http://www.usreel.com/Home.aspx
TDバイブの真実 その5
TDバイブにはUSトレールという名の限定モデルがあります。すべてを持っているわけではないですが、03年モデルのブルーバックチャート、、04年モデルのファイヤーオレンジ、05年モデルのシャンパーンゴールドは通常のシンキングとサスペンドの中間的な泳層を引けるというのがセールスポイントだったように、12.7~13.1gと軽めの設定になっています。この3モデルがボーン素材なのかクリア素材なのかは今のところ分かりません。ご存じの方はいませんか?
05年モデルのレッドクローが17.3g、06年モデルのマットチャートが16.9gという結果でした。同じノーマルシンキング仕様?なのに0.4gのウェイト差がありました。レッドクローが出たときは、周辺のショップで販売された分はすべて買い占めましたが、アメリカ人の友人に次々と取り上げられてしまい、今では4つしか残っていません。ルアーなんて消耗品ですから、いつでも簡単に手に入らないと意味がありません。レッドクローだけはぜひ、定番カラーにしてほしいです。
カエルマニアが大集合
結果報告が遅れましたが、8月4-5日にカリフォルニア・デルタで、スナッグプルーフ社のフロッグしか使えない”スナッグプルーフオープン”トーナメントが開催されました。今年で6回目となるこのトーナメントは2人一組のチーム戦で、昨年よりは出場者は減りましたが、それでもプロチーム部門には101チーム、セミプロチーム部門には36チームが参加しました。単純計算で274人が丸2日、フロッグを投げ倒したことになります。さぞやあちこちにフロッグを引っ張った痕跡があったんでしょうね。2 BROWN, JASON/VOELKER, MATT 3 15.38 3 15.66 6 31.04
3 GERMAN, RYAN/FLOOK, JAMES 3 17.81 3 12.53 6 30.34
4 VIGNOLO, LARRY/RAZA, CHRIS 3 15.17 3 13.03 6 28.20
5 FRIE, CHAD/WILLIAMS, LYLE 3 10.44 3 15.06 6 25.50
6 LEE, RODERICK/MOORE, RON 3 14.60 3 10.64 6 25.24
7 TOSH, BUB/PAULY, SHAWN 3 13.70 3 11.18 6 24.88
8 MANSOR, ROBERT/DICKMAN, BOB 3 20.00 2 4.17 5 24.17
9 HEAD, SCOTT/LARSON, MATT 3 14.41 3 8.74 6 23.15
10 BROWN, KENT/MAES, JOHN 3 14.51 3 8.29 6 22.80
http://www.hookproshop.com/spo2007/
TDバイブの真実 その4
バンディッドのフットルースの話やボーマーのロングAの話から推測すれば、TDバイブでも同じ金型で同じウェイトや同個数のラトルを入れ、一方はクリア素材、一方はボーン素材だと、ウェイト差は1gぐらいは出てくるはずです。これを内蔵のウェイトやラトルの個数で帳尻を合わせることは可能でしょうが、トータルウェイトを同じにしても、ボーン素材とクリア素材では、浮力バランスが違うので、アクションは同じにはなりません。当然ラトル音も違います。
”TDバイブの真実 その2”の結果では、ボーン素材で同じ金型のタイプでも軽いものや重いものが存在しました。これはボクにとって予想外でした。この原因は、常識的に考えれば、内蔵のウェイトやラトルボールの個数にバラツキがある以外に考えられません。それが意図的なのか、どうなのかは分かりませんが、これだけウェイトや素材や金型の組み合わせが違えば、微妙なアクションの違いやラトル音の違いは必ず出てくるはずです。その中のどれかのバランスが偶然の”当たり”なのかもしれません。
TDバイブのノーマルシンキングはブラスタイプと違って、中身が透けるゴースト系のカラーがないので、ボディーを割って中身を調べない限り、さらに詳しいことは分かりません。言いかえれば、ダイワの社員ですら、パッケージされた状態で納品されれば、製品のバラツキまで検品することができず、店員や釣り人から指摘を受ける心配もありません。つまり、OEMメーカーは適当に(いい加減に)作っていたとも考えられます。もし、そうだとしたら、”ハイクオリティ”と言われるジャパニーズルアーって、どうなんでしょうか?









