キュルキュル音が違います


Imgp3302  楽しみにしていたスクイーキー・ドルフィンVer.2がアメリカから届きました。スクイーキー・ドルフィンの改良版となっています。昨年発売されたスクイーキー・ドルフィンはアルミ製リベットとアルミ製ブレードがわずかな接点で擦れ合い、まさにスクイーキーなキュルキュル音を発しましたが、摩擦抵抗が大きすぎて、使い込むとリベットが削れて小さくなってしまう欠点がありました。リベットを交換すれば、またキュルキュル音が復活するのですが、交換するのが面倒なので、一般のバスアングラーには不向きだったようです。
Imgp3310  今度のVer.2は、リベット部をネジ式の無垢のブラス製に変更しています。ブラス製になったおかげで、使い込んでも削れる心配がないというわけです。ブラス製になったために、サウンドは少し変化しましたが、これはこれでいい感じです。どうしてもアルミとアルミの擦れる(削れる)音がよければ、アルミ製のリベットに交換してもいいでしょう。ネジはブレードの回転と同じ方向なので、途中で弛んでブレードが飛んでしまう心配はありません。
 一般的なバズベイトは面と面が擦れ合うのに対し、このバズベイトは点で擦れ合うので、キュルキュル音の大きさが違います。アメリカではこのキュルキュル音がビッグバスに効くと信じられています。人間でも黒板に爪を立てた音って、我慢できず耳を覆ってしまいますが、手のないバスは怒りまくって、バズにアタックしてくるんでしょうか?
Imgp3322  リベット部がブレードの後方になく、シャフトエンドが真っ直ぐなおかげで、ブレード後方にアオミドロ(モス)やグラスが絡みつくこともありません。ブレードの前方にはビーズも何も付いていませんが、その方が絡んだゴミが簡単に取り除くことができます。一般的なバズベイトの場合、デルタなどで釣りをしているとリベット部にゴミが絡みついて、釣りにならないことがあります。前方にビーズやキャップが付いているものがありますが、構造上、前方のゴミ絡みは防ぐことができません。ヘタに何か付いている方が、絡んだゴミを取り除くのが面倒となります。
Imgp3318  ヘッドにはブラス製のボールが埋め込まれているので、ブレードとヘッドのクラック音を発生させることもできます。フックは特大のがまかつ製で、ブレードからフックまでの距離が充分離れていて、トレーラーフックなしでもフッキング率が非常に高いです。
 ボクはバズベイトは思いっきり遠投して、かなり高速で引っ張ります。ボク自身スローにバズベイトを引っ張って、デカイバスをヒットさせたことがほとんどないので、飛距離が出て、直進安定性の高いこのバズベイトは、ボクにピッタリというわけです。

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