ウィグルワートはプロたちの間で密かに使われ続けていましたが、ウィグルワートが再び脚光を浴び、ストーム(ラパラ)が”オリジナル”モデルを復刻させるきっかけとなったのは2004年3月4-7日にミズーリー州テーブルロックレイクで開催されたバスマスターツアーでした。この試合はマーク・デイビスが優勝したのですが、マークが使用したのが20年以上前のウィグルワートだったのです。この試合、3位にフィニッシュしたジェラルド・スウィンドルもウィグルワートをキャストしていたという噂です。
その後、翌年の2005年3月31日-4月3日に同湖で開催されたバスマスターツアー第6戦(最終戦)で一気にウィグルワートはブレイクします。最終戦を迎え、AOY争いをしていたマーティー・ストーンとアーロン・マーテンスはマーティが13位と惜しくもトップ12カットを逃し、アーロンが4位以上の成績でフィニッシュすれば、アーロンがAOYを獲ると注目されました。そして、アーロンは見事2位でフィニッシュし、念願のB.A.S.S.のAOYを獲得しました。
このときの模様はテレビでも放映されたのですが、アーロンがウィグルワートを使用しているのがバッチリ映っていました。アーロンは15年以上前の旧モデルのウィグルワート(クリアリップのファントム・ブラウンクロー)だと明かしました。この試合で優勝したグレッグ・ハックニーも名前こそ明かしませんでしたが、ワイドウォブルのクロー系カラーのクランクとコメントしており、ウィグルワートを使用していたと思われます。3位のブレント・チャップマンもウィグルワートを使用していたという噂です。4位のKVDは公式にウィグルワート(クロー系)を使用したとコメントしており、7位でフィニッシュしたアンドレもまた旧モデルのウィグルワート(クリアリップのファントム・ブラウンクロー)を使用していました。実に噂も含めてトップ7人中5人がウィグルワートをキャストしていたわけです。これを機会にオークションでの旧モデルのウィグルワートの相場が一気に跳ね上がったのは言うまでもありません。
