日別アーカイブ: 2012年5月12日

ベントホール


P1060400_640x480 ついに発売されたDフロッグ。昨年、ウッチーガイドで何度もビッグバイトを見せられてきたので、さっそく購入しました。ベリーに沿った形状の専用デザインフックのおかげで、スキッピングしてもボディーが凹みにくく、水面を滑りやすくなっています。これで、オーバーハングの下にバシバシをスキッピングしたいです。
P1060403_640x480 このDフロッグの特徴はベリー部のダブルフックの進入口から水が入るのを防ぐために、ボディーが2層構造になっている点ですが、完成度が高すぎて、ボディーの気密性が高くパンパンの風船状態となっています。つまり、ボディを凹ませようとすると、かなりの力が必要で、一度凹むと戻りが非常に悪いです。
P1060404_640x480 つまり、フロッグ自体を文字通り噛む雷魚ならフッキングはできるでしょうが、フロッグを丸呑みするバスの場合、フッキング時にすっぽ抜けやすいと思われます。また、水が入りにくい半面、入ってしまった水を抜くのが困難となってしまいます。
 そこでベントニードルを使って、先をライターであぶり、フロッグのお尻にベントホールを空けてみました。これで、ボディーは凹みやすく、水も抜けやすくなります。お尻に穴が空いても、ノーズ部分から空気が抜けなければ、水は入ってきません。
 昨日、琵琶湖でさっそく試してきましたが、いいアクションしてました。あとは釣るだけです。

アメリカトーナメント鑑賞を2倍?楽しく見る方法 その1


 インターネットの普及のおかげで、今やB.A.S.S.やFLWの放送がいつでも好きなときにアーカイブで鑑賞できるようになりました。本当に便利な世の中です。昔、つり人社が販売したバスマスターの放送の一部をVHSで見たときは、感動したものです。あれを見ていなければ、当時のアメリカへの憧れはそれほど生まれなかったかもしれません。
 さて、そんなネット鑑賞ですが、字幕も吹き替えでもないので、基本すべて英語です。「さっぱり分からん」という人もいるでしょう。ボクも正直、100%は理解できません。でも、雰囲気は分かると思うので、ぜひ鑑賞してほしいと思います。
 そこで、「英語がさっぱり」の人でも楽しめる英語のワンポイントを紹介したいと思います。特に試合中、選手がよく口にするフレーズがあります。それがリアルに分かるだけでも、ずいぶん面白くなると思います。

Thank you, Lord!! 
 ”サンキュー・ロード”って、ここ最近特によく耳にします。キッカーフィッシュを無事ランディングできた後に、使われます。特にB.A.S.S.よりもFLWの選手の方がよく使っているような・・・。ロードとは神のことです。Godと同意語なんですが、あまりサンキュー、ゴッドとは言いません。天を仰ぎながら言う人、カメラを意識して言う人、ぼそぼそと独り言にようにつぶやく人、それぞれです。

Biggin!!
 よくビッグフィッシュをヒットさせた後に”ビギン”と使われます。意味はBig Oneと同意語なんですが、最近はBigginの方が流行ってます。Begin(始める)がビンとGにアクセントがあるのに対して、BigginはギンとBにアクセントがあります。これがもっとでかくなると、”Giant!”となります。一時、清水盛三さんの影響でBig Mamaが流行りましたが、最近はあまり耳にしません。

No.5
 ナンバー5とはリミットメイクとなる5匹目のバスのことです。ライブウェルにバスを入れて、カメラに向かって、手のひらを広げて見せ、”ナンバー5”と口にします。

Good cull!!
 グッド・カルとは、直訳すると”いい入れ替え”となります。リミットメイク後、入れ替えサイズのグッドフィッシュをキャッチした後によく使われます。