日別アーカイブ: 2012年1月17日

ボディーシャッド復活


 ボディーシャッドと聞いて、「懐かしいなあ」と感じる人はボクと同じ世代でしょうか? 古きよき時代、当時最も輝いていたブランドがティファであり、そのティファがロボワームにオリジナルで作らせたワームがボディーシャッドでした。
 ややファットなボディーにスリムなテールは、当時としては斬新なデザインで、その後の多くのワームが生まれるきっかけとなった名作と言えます。
 ボディーシャッドといえば、当時最強の”釣れ釣れ”ワームの代表格でした。まさに最後の切り札。使うことが反則とまで言われ、ボクもよくお世話になりました。まだドロップショットがない時代です。ジグヘッドリグが定番で、ボクはフラット面を底面にするセッティングがお気に入りでした。
 そして時代は流れ、ティファがなくなり、ボディーシャッドもまた姿を消してしまいました。ところが、最近ショップでボディーシャッドが復活しているのを知りました。しかも3インチも4インチも。パッケージはその他のロボワームと同じとなり、以前のティファのパッケージではなくなっています(当然ですが・・・)。
 うれしいのはカラーが当時のカラーではなく、より”釣れ釣れ”の今風&最新カラーが売っている点です。最近紹介したばかりのアーロンズ・モーニングドーンやアーロンズ・プロマジックまであります。久しぶりにボディーシャッドにお世話になりたくなってきました。

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アラバマリグ騒動2012年 その2


 1月12日にPAAのサイトで2012年シーズンインにむけてのアラバマリグに関する記事がアップされました。
 まず、アメリカにおいては確かにAリグが大旋風を巻き起こしましたが、今なお否定的な意見もあり、州によっては使用を規制、制限しているとこも数多くあります。そもそも、アンブレラリグをキャストして使うという発想は、今まで皆無に近かったわけで、州によってはレギュレーション自体が明確に記載されていない場合もあり、2012年以降のレギュレーション改正も急がれます。
 トーナメントの使用を禁止するよう求める署名が行われたり、正式に否定的なコメントを出しているプロもいます。もちろん、彼らはバスを釣ってトーナメントで生計を立てているわけですから、否定的であってもルール上OKなら、時としては使わないといけないこともあるでしょうが・・・。
 記事の中にはいろいろな意見があって面白いですが、中でも興味深いのはTPWD(テキサス・パーク&ワイルドライフ・ディビジョン)の職員の記事です。彼はバスの死亡率について言及していますが、アラバマリグよりも呑まれてしまいやすい細身のワームでのキャロライナリグの釣りの方がバスに与えるインパクトは大きいと語っています。
 いずれにしてもアメリカではAリグに関する是非があちこちで討論されていますが、日本では不況(ネタ不足)のバスフィッシング業界を一時的?に救う救世主的な扱われ方で、否定的な意見を言うこと自体がタブーのようになっている感じです。もう少し、バスフィッシングの将来を考えた意見交換・情報発信があってもいいと思うのですが・・・。JB関係のトーナメントでは使用できないのがせめてもの救いです。
http://fishpaa.com/2012/01/alabama-rig-the-debate-rages/