日別アーカイブ: 2010年6月29日

カエルブームはどこまで続く その1


 中空タイプのフロッグといえば、かつては特定のエリア限定のロコルアーでした。なかでもカリフォルニアのデルタがフロッグの聖地とも言える場所で、多くのウェスタンフィッシャーマンがここでフロッグ・フィッシングの腕を磨きました。
 その後、FLWツアーやB.A.S.S.エリートなどの全米をトレールするトーナメントで、ウェスタンの選手がフロッグの有効性を証明し、今ではフロッグは全米規模で流行しています。
 中でも大ヒットはスプロのブロンズアイ・フロッグです。ディーン・ロハスがフロッグでバスを釣りシーンがテレビで何度も放映され、大流行しました。
Imgp2494  そうなると、お決まりのパターンがそっくりさんの登場です。トゥルータングステンのマッドマックスは、瓜二つにもかかわらず、"The Mad Maxx was designed to be the best frog on the market… Period"と、しゃあしゃあ と語っています。
 そして、バスプロショップからはオリジナルのカーミーが今季、発売されました。こちらも瓜二つで、特徴はなんといってもその価格。4.99ドルという低価格で、フロッグ戦争に参入してきました。ボクがスプロだったら、こんなことされたら黙ってませんが、バスプロではブロンズアイ・フロッグも普通に売ってます。アメリカではコピーが出回るのは、大ヒットの証しであり、有名税みたいなもんなんでしょうか。
 ボクはもともとブロンズアイ・フロッグ派ではないので、マッドマックスもカーミーも使ったことありませんが、実際、この2つをキャストしている人はアメリカでも見たことありません。