月別アーカイブ: 2010年4月

入手困難の一軍選手


Imgp5103  ずっと以前、イエローマジック(マイケル、リコ)を一軍ルアーとして紹介したことがありますが、実は最近は出番がどんどんなくなっています。というのも、最近は一回り大きいマイケルビッグ系の方が出番が多くなったせいです。
 もうすぐ行くレイク・ミード(写真は2年前のミードで釣ったバス)ではポッパーは定番ですが、クリアウォーターゆえにロングキャストできないと話になりません。もちろん、狙ったポイントにキャストが決まらないとバイト数も極端に減ってしまいます。しかも、ラインはナイロンで16ポンドぐらいが当たり前。ボクのようなコアングラーでは、ボートポジションはボーター任せなので、重量があって向かい風でもキャストしやすいマイケルビッグの方が圧倒的に使い勝手がいいというわけです。一回り大きいフックが使えるのも、利点です。
Imgp2362  このマイケルビッグって、すごく優秀です。ただマイケルを均等に拡大しただけではなく、ただボディーレングスを伸ばしたイエローマジック2とも違います。ちょっとずんぐりむっくりな形状が飛距離と浮力の両立に成功していて、向かい風でもかっ飛びます。大きすぎず深すぎないカップが控えめなポップ音と絶妙のスプラッシュを前方に高く飛ばします。
Imgp2365  ただ、今じゃティファのマイケルビッグなんて、ほとんど入手不可能。中古ショップでごちゃ混ぜで吊されたポッパーたちをドキドキしながらめくり続けても、出会いは空振りばかり。すっかりレア物になってしまいました。幸い、アメリカにはリック・クランから名がついた20ドルオーバーのリオ・リコ(かつてはリコ・グランデなんて呼ばれたことも・・・)が売っているので、どうしても欲しいときはこっちを買いますが、実はマイケルビッグにしかないボクのお宝カラーがあるんです。詳しくは教えられませんが、そのカラーでは、何度もいい思いをしていて、ストックは残り2つとなっています。
 マイケルビッグやリオ・リコもホイルフィニッシュはボーン素材、塗装ものはクリアABS素材が多く、そのカラーの違いも微妙に釣果に影響しているように思います。
 イエローマジック・マグナムは形状はほとんど同じですが、ラトル音がより大きく、アクションも微妙に違います。どちらが釣れるというよりは好みの違いが出ると思います。ボクはマイケルビッグ派です。小粒のマイケルとイエローマジックなら、イエローマジック派ですが・・・。

ノンソルトがウリのクリーチャー


Rtgprup  スイートビーバーとパカクローのハイブリッドのようないいところ取りのワームが出ました。それがエキサイト・ベイツ(Xcite Baits)のラプターテイル・クローです。
 スイートビーバーは塩がたっぷり入っているのが特徴で、多くのコピーものも塩入りばかりですが、このラプターテイル・クローはノンソルトの高浮力マテリアルをセールスポイントにしています。 
 You Tube動画でも着底後、2本のクロー部分がしっかり立っていて、ザリガニの威嚇ポーズをとってくれています。

2年ぶりのミードへ


 アメリカへの出発まで2週間を切りました。来週は家にほとんどいないので、そろそろ真面目に準備をしなければなりません。
 今回の試合はFLWウェスタンシリーズ第2戦、レイク・ミード戦です。2年前の試合とほぼ同じ時期の開催だけにパターン等は想像がつきます。それでも毎度毎度のことですが、タックルショップ通いが始まり、衝動買いで出費がかさみます。ついつい、いろいろ試したくなってしまいます。
 久しぶりにあの壮大な景色の中で釣りができます。大物が釣れるわけでもなく、数が釣れるわけでもなく、荒れるととんでもなく怖いところですが、ボクの人生を変えた原点でもある場所だけに、楽しみなところです。最近はロサンゼルス方面の水需要の増大の影響で、レイクミードの水位は年々下がり続けていますが、今年はどんな姿になっているんでしょうか・・・。

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グッド・タイミング?


Ez50302  今回の七色ダムでキャッチされた20ポンドオーバーのビッグバスのヒットルアーはワンナップシャッドだったそうですが、素晴らしいタイミングで、ギャンブラー・ルアーがビッグ・イージー(BIG EZ)というスイムベイト(写真)を発表しました。
 写真を見れば一目瞭然ですね。最近はすっかりパクリ屋になったギャンブラーが、文字通りイージーな仕事で大きな成果を期待しているわけです。本当の名前の由来はイージーにビッグバスが釣れるという意味らしいです。日本で実績、人気のあるルアーをパクれば、ハズレはなさそうだし、本国アメリカでは当たり障りもないというわけです。
 まあ、これまで日本のメーカーも同じようにアメリカの定番ものを次々とパクってきたわけですから、とやかく言う資格はありませんが、ジャバロンといい、なんとも複雑な気持ちですね。ボクの予想ですが、そろそろデスアダーあたりが次のターゲットになりそうな予感がします。
 でも、”さくい”マテリアルでズレやすくて、すぐに裂けてしまうワンナップシャッドに比べて、ビッグ・イージーの方が裂けにくかったら、正直こちらを使ってしまうかも・・・。カラーもおいしそうな2トーンカラーが全11色揃っています。
 サイズは5インチで、5本入り4.49ドルだそうです。

ワールドランク12位のビッグバス?


 昨日、七色ダムで9140gが上がったそうです。9140gといえば、20.150251ポンド。ワールドランキングの12番目にランクインする価値ある1匹です。しかも、今回はルアー(ワンナップシャッド)で釣れたようです。最近、あの界隈でエサ釣りしてお騒がせ中の人ではなくて、ホッとしました。

明日はこれで


Imgp2350_2  明日は琵琶湖に再挑戦です。もちろん、あの釣りです。ネットベイトのBKスイムベイト以外にバストリックスのスピントリックス・トレーラー(写真上、中段)を取り寄せました。
 バストリックスのファットミノー(写真上、下段)は目玉がありますが、リベンジのスイムベイトヘッドを使うと、目玉が邪魔です。目玉が4つも付いているなんて、妖怪じゃあるまいし・・・。
 そこでボクが目を着けたのがスピントリックス・トレーラーです。これはブレードランナールアーズのスピントリックス(写真上、上段)専用に販売されているトレーラーで、目玉が付いていません。しかも、目玉が付いていないだけで、値段がお買い得です。例えば、4インチサイズの場合、ノーマル(目玉付き)のファットミノーの場合3本入りで8.99ドルもするのに、スピントリックス・トレーラーは3本入りで5.99ドルと3ドルも安いのです。
Imgp2354  ブルーギルカラーのヘッドにブルーギルカラーのトレーラーをセットしてみました(写真下)が、カラーの一体感がとてもいい感じです。お腹のどぎついオレンジがデカバスに効きそうだと思いませんか? 明日はこれで釣ってみたいと思います。

Now you can skip like a Pro!


 河原で石投げ。子供の頃、夢中になって平らな石を探してやりました。ピョンピョンピョンと石が川面を跳ねると気持ち良くていつまでも飽きずにやったものです。最近、準備運動もなしに甥っ子の前でいいところを見せようと張り切ってやってみると、肩を痛めて、首も捻ってしまいました。

 桟橋の下の奥などにジグやノーシンカーワームやジグヘッドリグをスキッピングで入れるのって、決まれば格好いいテクニックです。ボクはもっぱらバックシーターなので、スペース的にやりづらくて、どうしても練習不足で苦手です。おかげで、ルアー任せのバックスライドが得意になってしまいましたが・・・。
Yhst41957775310018_2096_2747633  デッド・マフィア・ルアーズのスキッピーヘッドジグは、スキッピング専用にデザインされた特殊な扁平ヘッドのジグヘッドです。キャッチコピーが"Now you can skip like a Pro!"。なんともストレートですが、そそられるコピーです。ウェブサイト内にリンクされたYou Tube動画では、得意気にクリアレイクの桟橋の下、奥深くにスキッピングを決めています。これなら、ボクでも格好いいスキッピングを決められそうです。
 このヘッドはただスキッピングに効果的と言うだけでなく、いわばシルバーミノーのようなスプーンとしての効果もあるようで、グライドフォールしたり、スイミングでユラユラとウォブルして、いろいろな使い方ができそうです。1/4オンス、1/2オンス、3/4オンス、1オンスの4サイズがあって、ヘッドカラーは6タイプあります。がまかつフック仕様で2個入りで6.99ドルです。

巨大なクロステール


Tranq_56184935_std  先日、ワームの縦刺しがブームと紹介しましたが、こんな面白いワームを発見しました。サスクアチ・ソフトプラスチックスというイリノイ州のメーカーのトランキライザー・ドロップショットグラブです。ダーツの羽根のようにも見え、ダートフィンテールとメーカーは呼んでいます。

 2枚のリーフテールがクロスしているいわゆるクロステール系のワームです。2枚のテールの大きさが同じなので、縦刺し、横刺し特別できませんが、斜め刺しなら可能です。ありそうで、なかったワームなので、どんなアクションが生まれるか興味津々です。
 ここのメーカーは、他にも変わったワームをいろいろ販売しています。どれも風変わりというか、ちょっとブサイクな感じなのがいい味を出しています。

あのスイムベイトの代用品


 悪魔のスイムベイトなんて呼ばれたりしている”あのスイムベイト”、ネットベイトのBKスイムベイトは、昨年日本にも少量入荷して、すぐワゴン行きとなってしまいましたが、今頃になって、みんな必死で探しているみたいですね。バストリックスのファットミノーもしかり・・・。
 ところで、なぜあの人が悪魔と呼ぶのか、その理由はまだ語られていませんね。”悪魔のアクション”みたいな抽象的なものじゃないですよ。
Imgp2322  ネットベイトも問屋さんがアメリカに慌てて注文したようで、そのうち再入荷するんでしょうが、「それまで待てない」という人は、まだ売れ残っているバークレーのホローベリーなんかで代用してはいかがでしょうか? こちらはまだ不人気で売れ残っているので、特価で買えるかもしれません。
 せっかくの中空ボディーをいかしてマイラーチューブやアルミホイルを挿入してみました。これで悪魔のマイラー・スイムベイトと悪魔のフラッシュ・スイムベイトの完成です。次回の釣行で試してみたいと思います。

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あのジグヘッドの代用品


Imgp2319  最近、あの人のあのスイムベイトに付いているあのジグヘッドについてよく聞かれます。”おかしらヘッド”にも似たあのジグヘッドの正体はボクのブログに度々登場するリベンジベイツのスイムベイトヘッドです。ワームこそいろいろ使っていますが、これでスヌークやシーバスをはじめとする海の魚からバスまでいろいろキャッチしてきました。ボクのお気に入りのジグヘッドです。
Imgp2325  でも、リベンジのスイムベイトヘッドなんて日本では売っていませんから、ネット通販するしかありません。そこで代用品候補を紹介します。それはガイアのマッドヘッドというソルト用のジグヘッドです。ヘッドの形はかなりそっくりですが、フックが少し頼りないです。まあ、それは強引なやりとりをしなければ、なんとか持ちこたえてくれるでしょう。赤いエラはワームを装着するとリアル感が増します。大きな特徴としては、腹側にフックハンガーが付いているので、トリプルフックを装着することができます。あの人との今の釣りには必要ないですが、ボクが1カ月後にいるレイクミードでは、間違いなくコイツが大活躍してくれるはずです。

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