久しぶりにスポッツネタ ちょっと脱線


 最近、「河口湖で釣れる放流バスがスポッツではないか?」という話をよく耳にしました。確かにボクも異常なほどのメタボリックでアンバランスな小顔のバスの写真を見たときは、正直ビックリしました。これならアメリカ人でも間違うかもしれません。あんな体型の放流バスをボク自身は見たことがありませんが、養殖業者が単にブヨブヨに太らせただけのラージマウスだと思われます。どうやれば、あんな風に太らせることができるのかは、ボクには分かりませんが、企業秘密でもあるんでしょうか? ただ、放流後しばらくすると、死んでしまうのか、自然界でエサが捕れないのか、メタボなバスは姿を消してしまうようです。
 ラージマウスとスポッツは自然界では交雑しないと紹介しましたが、人為的に作り出すことは可能なようです。つまり、現代の科学を持ってすれば、養殖業者がスポッツとラージマウスのハイブリッドF1を作り出して放流することも可能というわけです。ちょうど、トラウトの管理釣り場でさまざまなF1が作り出されて放流されているように・・・。

 ハイブリッドF1は繁殖能力がありませんから、いくら放流しても増えることがありません。お上からも文句を言われにくい上に、商品(F1)の需要も減りませんから、商売的にも安泰・・・。ちょっと、怖い妄想の世界に入ってしまいましたので、勝手な憶測はやめておきます。そもそも、肝心なのはスポッツのような魚が釣れるかではなく、スポッツらしい釣りが成立するかの方が釣り人にとっては重要なわけで、ペレットを模したようなカラーやルアーで釣るなら、どんな顔や体型をしていようが、ボク達には正直、関係ないわけです。

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