昨年カリフォルニアに行った際に、ヒートンモデルのボーン素材のロングAを発見した話を以前しましたが、そのまま実釣で試すチャンスがないままでします。実はたまらず近所の池でテストしたんですが、想像以上に潜らないのでビックリしました。本当にこれは別物です。
フックやリングを外した状態でのウェイトは8.6gで、現行モデルに比べると予想通り軽かったのですが、思ったほどではありませんでした。ただ、現行モデルに比べて、最大横幅で約1.0mm、テール部の横幅で約1.5mm大きく、ボディー全体がややファットで丸みある感じです。特にテール部はヒートンを打つ分、強度の関係で太めになっています。ボディーの肉厚も現行モデルよりも薄い感じがするので、浮力はかなり大きいのが容易に想像できます。また、ノンウェイトボディーに、かなり頑丈そうな(重そうな)ヒートンが使われている分、エイトリングモデルに比べると、若干かもしれませんが、後部よりに重心がズレていると思われます。重心が後方にある方がケツ下がりになる分、潜りにくくなるので、これもウェイキング効果への一役を買っているのかもしれません。
今までのおさらい
【ウェイクベイトがいよいよブーム!? その1】
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_5eb4.html
【ウェイクベイトがいよいよブーム!? その2】
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_e8bc.html
【ウェイクベイトがいよいよブーム!? その3】
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_d67a.html
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_9b90.html
【ウェイクベイトがいよいよブーム!? その5】
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_6582.html
【ウェイクベイトがいよいよブーム!? その6】
http://granbass.blog.ocn.ne.jp/granbass/2007/04/post_3648.html
呉様 いつも鋭い指摘ですね。この量りはずいぶん昔から持っています。そんなに高くないですし、持っていると便利です。
けっこうマニアな方って、いるもんですね。ボクはレッドフィンもロングAもあまり飛ばないから好きではなかったのですが、最近見直し始めています。ルアー内部にウェイトを入れてバランスを取るのって、今では当たり前なのかもしれませんが、名品と呼ばれるルアーって、以外にシンプルな構造ですよね。ミノータイプの場合、ウェイトを入れるとどうしてもそこに重心が偏る分、ローリングが出やすくなります。でも、バスにはミノータイプのローリングって、あまり効かないのでは?と最近思い始めています。
はじめまして。
私もロングA愛好家です。
イマカツが言っているのはヒートンモデルの15Aを沈ませて浮かせて・・・という使い方ではないでしょうか。15Aのヒートンモデルは後方重心なのでリップライザーと同じように頭から浮上します。
でも、リップライザーでウェイキングは厳しいですね。
ボーンのヒートンモデルはメッキを剥がしてウェイキング用に、クリアのヒートンモデルはリップライザーのように使っています。
このBlogは大変参考になって助かる反面、ウェイキングがメジャーになってしまわないかとはらはらドキドキです。
もう少しひっそりと楽しみたいと願う、心の狭い輩です・・・
たびたびすみません。いや、私はコンマ単位まで計れる秤は持っておりませんが、ロングA同士を比較対照した経験則で「ヒートンロングAの方が潜らずに三角波(引き波)が出せて、それがシーバスに効く」と学び、「ならばバスにも効くはず」と転用して使い始めたのです。
ちなみにリップライザーは「潜らせて浮かす」のがお作法ですか…それじゃ全然ウェイクベイトではありませんね。HP上でヒートンロングAの画像入りで説明されていたもので、私が勘違いをしたようです。どうもすみませんでした。
レッドフィンはヒートンロングAの効能に気付くまでは長くウェイクベイトとして愛用していたのですが、比較的飛距離の出ないミノーなので、今ではヒートンロングAにその座を取って代わられています。
それでは再度長文失礼いたしました。
私はロングAより、なぜその秤を持ってるのか理由をしりたいです^^;
リップライザーは使ったことがないですが、潜らせてから浮かせて使うのがお作法らしく、ウェイクベイトではないと思いますよ。ウェイクベイトとは、潜らせずに水面を引き波立てて泳がせるルアーです。
レッドフィンはご存じなんですね。確かにレッドフィンはアメリカで人気のウェイクベイトですよ。
さっそくの返信有り難うございます! リップライザーは「IMAKTSU ロングA」で検索すると、IMAKATSUのHPのリップライザーの解説にたどり着きますが、その中でヒートンロングAのことについて触れていますので、たぶんウェイクベイトで正解のはずです。
K-0は飛距離が出ないので意識していませんでしたが、トリプルインパクトはうっかり存在を忘れていました(汗) あれは確かにおっしゃるようにウェイキングミノーですが、どちらかというとビッグバド寄りの激しい動きをするので、でしたらレッドフィンの方がウェイキングミノーとしてはより適任なような気がします。何ですかいきなり生意気を言ってすみません。
リップライザーって、ウェイクベイトでしたか? 普通のフローティングミノーだと思っていましたが・・・。日本にはハンクルのK0ミノーやトリプルインパクトといったウェイクベイトがありますよ。ただ、K0ミノーやトリプルインパクトは立ち気味のリップで潜らせないロール系なのに対して、ロングAは高い浮力で潜らせないウォブル系という違いがあります。
初めまして! ちょうどロングAのファンメールを送った直後にヒートンモデルの話題が出たので、嬉しく思っております。私自身も早くからその効果に気付いて使っておりましたが、まだ40UPまでしか釣っていません。しかもクリアーモデルしか持っていないので、ボーン素材はとても気になる存在です。
最近は「リップライザーこそがウェイキングミノーの元祖!」のような風潮になっておりますが、元々のマーク・デイビスロングA15A(ボーンメッキモデル削り込みチューン)の存在が陰に隠れており、世界情勢にうとい日本には苦々しく思っております。不器用な私は簡単なチューンもおぼつかないので、代わりにそれを意識して作られた15Aの新色、ボーンカラーを購入いたしました。ですが当方近くに水場がないため、できればそのレポートもしていただければ幸いです。
このHPはどこよりも充実しているので、心から応援いたします! だいぶ長くなりましたが、長文お許しくださいませ。