日別アーカイブ: 2008年2月10日

こんなん出ました


Swimmingslug  先日のストレーンシリーズ・レイクファルコン戦でFLW史上4日間の最重量記録を更新したウィニングルアーがレイクフォークタックルの偽ジャバロン”ライブマジックシャッド”だった話を紹介しましたが、アメリカのスイムベイトブームに乗って、ますます人気が出て、かなりの売れ行きなんだそうです。今季あたり、ツアーレベルの大会でウィニングルアーになるかもしれません。当初は2サイズだったのが、今では3サイズ(3.5インチ、4.5インチ、5.5インチ)でさらに8インチサイズも予定されているそうです。
  そんなウハウハなレイクフォーク・タックルがまたまたやってくれました。今度はピンテールタイプのライブ・スイミング・スラッグという新製品を発売したのです。ライブマジックシャッドは恐ろしいほどジャバロンのクローンでしたが、今度はジャバスティックの丸コピーとは違うようで、レイクフォークタックルなりにアレンジしたようです。実はレイクフォークタックルのHPにはまだアップされていないので、詳細は不明ですが、4インチサイズで6本入りで5.5ドルということです。

ラストシークレット、スイミングジグ その1


 最近、”アメフト”ジグの話ばかりしていますが、アメリカにはもう一つ注目のテクニックがあります。それがスイミングジグです。日本のスイミングジグといえば、フットボールヘッドが主流ですが、アメリカのスイミングジグといえば、先細りのポイントノーズヘッドの先端近くにラインアイが付いたタイプを指します。5/Oクラスのビッグフックにブラシガード付きで、ヘッドにはペイントアイ、またはエポキシアイがついています。いわば、スピナーベイトのヘッドをそのままジグにしたような感じです。
Swimmingjig  スイミングジグの発祥の地はウィスコンシン、イリノイ、ミネソタ州のミシシッピーリバー流域です。1/4ozをメインに軽めのジグにカーリーテールグラブをセットし、ロングキャストしてボトムを切ってリトリーブするだけのシンプルなものです。また、時にはかなりの高速リトリーブでグラスのトップや水面下ギリギリをトレースすることもあります。
 このテクニックは2003年あたりから徐々に注目され始めていたのですが、2006年のチャターベイトの大ブレイクで、単純なスイミングジグはやや影が薄い存在となってしまいました。それでも、スイミングジグは着実にプロの間でその有効性が認められ、当初はローカルメーカーしか作っていなかったのですが、今では多くのメーカーからスイミングジグがリリースされるようになっています。