日別アーカイブ: 2008年2月6日

スペシャリストの”アメフト”ジグ


Jimmoynagh  FLWツアープロのジム・モイナーはフットボールジグが得意なアングラーとして知られています。2006年シーズンは大活躍の年で、フットボールジグを使って、第3戦(ピクウィック・レイク)を2位(この試合はジョージ・ジーンJr.がフットボールジグで優勝)、第5戦(ケンタッキー・レイク)を8位(この試合はスティーブ・ケネディーがフットボールジグで優勝)と2度のトップ10カットに成功し、年間ランキング3位でフィニッシュしました。この年はFLWシリーズにも2戦だけスポット参戦を果たし、ルイス・スミス・レイク戦でも8位入賞を果たしました。昨シーズンはチャンピオンシップ出場は逃しましたが、第3戦(レイク・ノーマン)を6位、イースタンシリーズのピクウィック・レイク戦を2位(この試合はマーク・ローズがフットボールジグで優勝)となっています。つまり、ジム・モイナーは得意なフットボールジグのパターンがハマルとトップ10カットが狙える爆発力を持ったアングラーというわけです。今年のツアースケジュールはそんなフットボールジグが効きそうなレイクが多いだけに、ジム・モイナーは要注目選手かもしれません。
Rockjig_1106  そのジム・モイナーのシグネイチャーモデルのフットボールジグがオールターレイン・タックルのロックジグです。もともと、オールターレイン・タックルには90度縦アイのノーガードフットボールジグを以前から出していたのですが、昨年新たに60度横アイのガード付きフットボールジグをリリースしました。まさに今流行の”アメフト”スタイルです。このジグの特徴はヘッドのイボイボのスパイク構造で、浮き上がりやすいアイ位置でも、しっかりボトムを感知しやすいアイデアとなっています。
ジム自身のフットボールテクニックは下記を参照

まだ健在でした


 ずいぶん以前にKAMATSUという名のとんでもないパクリメーカーを紹介したことがあります。
 もうとっくに消えてなくなっていると思って、久しぶりにサイトを覗いて見ると、さらにパクリに磨きが掛かっていました。といってもクオリティーが上がったという意味ではなく、何でもかんでも見境なくって意味です。わざわざ、こんなルアーまでコピーせんでもいいのに・・・、と思えるルアーまであったりして、その外し具合がなんともいえない哀愁を感じます。
 それにしても、ここのルアーなんて、売っているのを見たことすらないのですが、本当に売っているんでしょうか?

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ハルク・ホーガンが広告塔


Hogan  このブログでもファンタシー・フィッシングの話は何度か紹介していますが、まだまだアメリカでも認知度が低いのか、FLWは必死で宣伝をしています。そして、2月4日、FLWはあのハルク・ホーガンと契約したと発表しました。ハルク・ホーガンは今後、ファンタシー・フィッシングの広告塔として、いろいろな試みに参加するそうです。
 ハルク・ホーガンと言えば、説明するまでもなくアメリカ人の誰もが知っている超スーパースターです。ボク個人としては、ファンタシー・フィッシングに参加する人が少ないほど、10万ドルを当てるチャンスが高くなるので、複雑な気持ちです。それにしてもFLWはいったいいくらでハルク・ホーガンと契約したんでしょうか? 

What is Shoal Bass? その2


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Shoalbass  ショールバスはパッと見ると、トラ模様がスモールマウスにそっくりで、写真を見ただけではスモールマウスと言われても気が付かないでしょう。実際は口はスモールマウスほどは小さくはなく、赤い目と尾びれの付け根付近の黒い大きな斑点が特徴のようです。確かに写真のショールバスを見ると、どれも尾びれの付け根あたりが黒っぽいのが分かります。ショールバスはアラバマ州・ジョージア州・フロリダ州をまたぐ限られた地域の少数の水系にしか生息しない珍しい種で、流れのある川を好むそうです。
Imgp4562  ストレーンシリーズ・サウスイーストディビジョンの初戦が行われたレイク・セミノールの支流の一つ、フリント・リバーは、そんな数少ない水系の一つで、昔からショールバスが釣れる川として有名です。ショールバスのワールドレコード、8ポンド3オンスは1977年にフリント・リバーでキャッチされているぐらいです。同じようなエリアに生息する似たような赤目のレッドアイバスやスワニーバスが2-3ポンドクラスで最大なのに比べると、ショールバスは比較的大きく育つといえるでしょう。実際、すべてショールバスのみでウェイインしてセミノール戦を制したクリント・ブラウンリーのウェイトは11匹で45ポンド4オンスですから、1匹平均約4ポンド2オンスということになり、かなりのハイアベレージだったことが分かります。機会があれば、ぜひ一度狙ってみたいですね。