月別アーカイブ: 2007年8月

動画は一見の価値あり


Imgp3298  昨晩はものすごい雷でした。かなり近くに落ちたみたいで(近所の信号が壊れていました)、轟音と振動で愛犬たちがビックリしてボクのヒザの上に飛び込んできました。その後、ビリビリと部屋の中で異音がするので、その音をたどると、3年ほど前?に買って、すっかり忘れ去られたウィグルアーがブルブルとバイブレーションしていました。どうやら、雷が近くに落ちたせいで、電気が家の中にも流れたのか、勝手にスイッチが入ったようです。
 ウィグルアーとはルアーのボディに携帯電話のバイブ機能のようなものが内蔵されたもので、3秒間ブルブルと震えると、次の6秒間は振動が止まる、を繰り返します。シャッドカラーのブラックドット部分がスイッチになっていて、電池が切れたら、交換することはできません。ホームページの動画があまりに強烈で、シャレで買ってしまったのですが、その後、1匹も釣ることなく(当然ですが)、ブログのネタにもされることなく、存在そのものを忘れていました。
 このルアーがB級どころか、C級なところは、水面に浮かせた状態で、横に寝てしまって、リトリーブしてもまったく泳がないところです。リップはただの飾りで、形状はシャッドラップそっくりですが、浮かせてバイトを待つだけのルアーなのです。まさにドゥ・ナッシングルアーです。たしかに、死にかけの小魚は横向きに浮いていないでもないですが・・・。ルアーサイズとアンバランスなレッドフックも、まったく何も考えていないのが見え見えです。
 とにかくホームページ上の動画がすさまじいです。キャストもままならない素人丸出しの人たちが陸っぱりで、池の真ん中にキャストすると、次々とビッグバスが水柱を上げてバイトしてくるんです。久しぶりに動画を見て、笑ってしまいました。こんなプライベートポンドで釣りをしてみたいものです。あんまり釣れすぎて、面白くないかもしれませんが・・・。
http://www.wigg-lure.com/
動画はこちら
http://www.wigg-lure.com/testimonials.php

The Angel Anglers


Agroup  いよいよ今晩、最後のB.A.S.S.メジャーシリーズ、アーカンサス州レイク・ダーダネルでバスマスターレジェンドがキックオフを迎えます。そのアーカンサス州にあるアーカンサス・チルドレンズ・ホスピタルにレジェンド戦の公式プラが始まる前日に、エリートプロ6人が病気と戦う子供達を励ましに訪れたそうです。メンバーはアルトン・ジョーンズ、クリス・レーン、アーロン・マーテンス、スキート・リース、ケヴィン・ショート、ピーターTという顔ぶれでした。
 The Angel Anglers(エンジェル・アングラーズ)という、この試みは3年前から続けられ、スキートは3年連続参加しているそうです。ティム・ホートンやケリー・ジョーダンの”Locks of Love”やキース・フィリップスのラッピングボートもそうですが、アメリカでは、トーナメンターはただ釣りが上手いだけではなく、さまざまな形で社会貢献を果たし、結果、世間的に認められ、憧れ尊敬される存在となっているんですね。本当に素晴らしいことだと思います。
Askeet_whitney  父親でもあるスキートは、子供達を励ます一方、子供達からも戦う勇気をもらったに違いありません。レジェンド戦が終われば、いよいよ最後の決戦地、レイク・トホが待っています。AOYは、もう目の前だぞ、スキート!
http://sports.espn.go.com/outdoors/general/news/story?id=2982122

レンジャーのフラッグシップモデル


Z520

Ranger_40th_anniversary_vert_370_rb  バスボートの代名詞でもあるレンジャーボートは来年、創立40周年を迎えます。その40周年記念にレンジャーボートがフラッグシップモデルとして発表したのがZ520コマンチだそうです。要はZコマンチシリーズとVXシリーズのいいところ取りということで、ハルは人気の520VX を採用し、外観のスタイル等はZシリーズを採用しているそうです。
 スティーブ・ケネディーはレンジャーのスポンサーを断ってまで、Zコマンチに乗らず、520VXを好んで乗っているという話ですし、アンドレもZ20に乗っていましたが、今季は520VXに乗っています。ボクはバスボートの良し悪しまでは分かりませんが、今回のZ520コマンチの発表は、そういったトーナメンターの声を反映した結果なんでしょうか? 来年のFLWスポンサーボートはこのZ520コマンチになるんでしょうね。
Ranger Z520 Specs
Overall Hull Length: 20’9"
Beam: 95"
Maximum HP: 250
Transom Height: 23"
Inside Depth: 21"
Fuel Capacity: Two 24-gallon tanks
Total Persons/Motor/Gear: 1,650 lbs.
Approx. Boat Weight: 1,825 lbs. (single console); 1,850 lbs. (double console)
http://www.rangerboats.com/flash/gallery.cfm?mid=5311&series=z
http://www.rangerboats.com/flash/floorplan.cfm?mid=5311&series=z

今度はそう来ましたか


Rocknrunner  ブレイクモア社もスウォーミングホーネット同様に、合体形の新製品をICASTで発表したようです。ブレイクモアは元祖スピンジグでもあるホースヘッドのロードランナーをバス用モデルにバージョンアップさせたランディー・ハウエルモデルのローリングサンダーを今季、発売しましたが、さらにローリングサンダーにチャター系ブレイドを装着したロックンランナーを今度は発売するそうです。価格は6ドルということです。

次から次と・・・


Swshaker  バークレーのマニックシャッドが登場したと思ったら、今度はフィッシュヘッド・スピンのスウォーミング・ホーネットがやってくれました。フィッシュヘッドシェイカーというらしいです。パクッたり、合体させたり、とアメリカマーケットはいろいろ出てきますね。ソルトウォーター仕様とフレッシュウォーター仕様があって、1/4、3/8、1/2オンスの3サイズがあり、アメリカで1個4.90ドルということなので、チャターベイトなんかに比べたら、控えめな価格設定となっています。
http://www.sworminghornetlures.com/

バスフィッシングバブルも崩壊?


 最近のニュースを見ていると、暗い話が本当に多いですね。FLWの大手スポンサーでもあるウォールマートが業績見通しを下方修正したそうですし、急速な円高でB.A.S.S.の大手スポンサーでもあるトヨタは、株価が下がり、大きな為替損益が出たようです。アメリカのサブプライムローン問題、ガソリンの高騰もアメリカのバスフィッシング業界にも少なからず影響がありそうです。
 サブプライムローンなんて根深くて難しい話は、このブログには相応しくありませんが、バスアングラーの中でも住宅バブルに踊って、羽振りがよかった選手も少なくありません。燃費の悪いトラック&バスボートが必要不可欠なバスフィシングではガソリンの高騰は非常に大きな問題です。ガソリンが上がれば、ワームの原材料だって値上がりしてしまいます。
 優勝賞金100万ドルのフォレストウッドカップが開催されたりと、バブリーな話が飛び交うアメリカのトーナメントシーンも不安要素がいろいろあります。すでにB.A.S.S.は来季のメジャー戦廃止を発表しましたし、いろいろ心配な噂も流れていますが、FLWは来年もフォレストウッドカップの優勝賞金に100万ドルを出せるんでしょうか?

誰のボートが最も熱い? その2


Pgbts3dsc_0036  以前、ココでお伝えした”HOTTEST RIG RUNNING”は、B.A.S.S.のサイト上で投票を集め、誰のボートが一番かっこいいか、を決定するコンテストですが、その投票結果が決定し、先のバスマスターメモリアル戦の3日目のウェイイン会場で発表されました。
 ナンバーワンに輝いたのはトップ10艇での決戦投票で約50%の投票を集めたキース・フィリップスでした。キースは賞金として1万ドルのキャッシュを受賞しました。
Phillips_keith_07_wrap_370_kp  キースのボートはスポンサーメーカーのラッピングではなく、"Pursuing a Dream"という非営利組織を応援するためのものでした。"Pursuing a Dream"とは直訳すると「夢を追いかけること」となりますが、障害を持って、自身だけでは釣りやハンティングといったアウトドアスポーツを楽しむことができない人のために、ボランティアとして彼らの手助けをしたり、チャリティーイベントを行う活動をしているそうです。昨年に続き、やはりメッセージ性の高いラッピングが受賞したことになります。
 2位はジョン・クルーズ、3位はデニー・ブラウワー、4位はショー・グリスビー、5位はマシュー・スファーでした。マシューのボートは映画「アルファベット・キラー」のプロモーションラッピングでした。ボクが注目したジェイムス・ケネディーはトップ10には残りましたが、残念ながらトップ5に入ることはできませんでした。
http://sports.espn.go.com/outdoors/bassmaster/news/story?page=b_news_hottest_rig_running_winner

メリットが想像できません


Ii_112  ボク大好きなバジングフロッグの釣りは、フッキングが難しいイメージがあります。フックはウィードレスにセットされ、基本は速めのストレートリトリーブですから、ラインは常に張った状態です。バイトがあっても、上手く食い込ませる(送り込む)のが難しくて、弾かれてフッキングにまで至らなかったり、フッキングしても、タイミングが早すぎたり、ワームの頭部がずり下がってすっぽ抜けることがよくあります。
 ワームの頭部がずり下がるのはザップのパイルドライバーを使用したり、スクリュードアップバレットを使用すれば解決できます。硬すぎない長めのロッドを使用し、ロッドとラインの角度を保って、バイトしたらいつでもラインを送り込める状態とし、あとは経験を積んで心臓を鍛えるしかありません。ビックリアワセは禁物です。それでもフッキング率はそう高くありません。
 そこでついつい考えてしまうのが「フックが2本の方がフッキング率は上がるかも・・・」です。それを形にしてしまったのが、トゥルータングステンのハックアタック・フロッグフックです。ハックアタックこと、グレッグ・ハックニー自身のアイデアなのか、名前だけ借りたのかは分かりませんが、このサンプルは昨年のICASTでも展示されていましたが、まだ発売されていないところをみると、かなり苦戦しているようですね。
 中空フロッグでは言うまでもなくダブルフックがシングルフックよりもすべての面で優れています。ただし、それは中空のボディーだからであって、ソリッドボディのバジングフロッグワームでは、ダブルフックの有効性がまったく想像できません。ボディーが完全にダブルフックの内側に収まって、左右にズレることもできなければ、下側にズレることもできません。つまり、どう考えても、この仕組みではフッキングさせるのは難しく、仮にフッキングしても、フックのゲイプ幅を生かし切れないので、皮一枚の浅いフッキングしかできないと思うのですが、ハックニーはこんなフックを本当に使うんでしょうかねぇ。

”本場”日本のテクニック


Flappinhogjapan2  ゲーリー・ヤマモトのインサイドラインに最近興味深い記事が載っていました。日本生まれのフラッピングホッグの”本場”のテクニック紹介で、ノーシンカーの逆刺しによるバックスライドテクニックと、その応用の”スクリューシンカーリグ”が解説されています。
 ここで気になったのが、スクリューシンカーリグです。理屈は分かりますが、これだとバスをヒットさせてワームが飛んでいくたびに鉛のシンカーも飛んでいってしまいます。もちろん、ワームにシンカーがくっついているので、バスがジャンプして首を振る際にワームが切れて飛んで行く確率も高くなってしまいます。バス釣りなんて、多かれ少なかれ環境には負荷を与える遊びなのはボクも百も承知ですが、わざわざ1匹釣るたびに鉛のシンカーを湖底に沈めるような釣りは、あまり感心しません。せっかくサステキという日本オリジナルの釣り方があるのに、それを紹介しないのももったいないと思いました。日本人はみんなこんな釣りをするのか、とあるアメリカの友人から聞かれて、困ってしまいました。
http://www.insideline.net/articles/flappinhog3.htm

Fleeing Prey Actionって?


Vibratrap  ビル・ルイスのラトルトラップは、今もバイブレーションルアーの代名詞であり、今季のバスマスタークラシックのウィニングルアーにも輝き、その実績は長年色あせることはありません。ところが、そんなビル・ルイスも昨今の新製品競争の影響を受け、ついに新しいバイブレーションをICASTで発表しました。
 バイブラ・トラップはこれまでのツルッとしたボディーではなく、変に日本のルアーを意識したチャイナ・メイド丸出しのようなデザインとなっています(本当に中国製かは不明)。目玉もペイントではなく、エポキシアイになっています。ベリー部はファットになっていて、タングステンボールが内蔵ということです。興味深いのはビル・ルイス社いわく”Fleeing Prey Action”といって不規則にジグザグにウォークドックアクションさせることができるらしいです。あまりイメージが湧きませんが、もしただ引きで左右に不規則に千鳥足軌道で泳ぐなら、非常に興味深いです。アクションの秘密はテール部の謎の3本のレールにあるのでしょうか? あのビル・ルイスが出すんですから、期待していいですよね。