日別アーカイブ: 2006年12月19日

グアダルーペ・バス?


 来シーズンのFLWツアー初戦は、毎年恒例のフロリダのオキチョビーではなく、テキサス州のレイク・トラヴィスというところで開催されます。アメリカのトーナメンター達にとっても、あまり聞き覚えのない湖です。いったい、どれぐらいのポテンシャルの湖なのかも不明ですが、調べていると面白いことが分かりました。レイク・トラヴィスはラージマウス以外にグアダルーペ・バスが釣れる珍しい釣り場なのです。
 グアダルーペ・バスとは7種のブラックバスの中の1種で、ラージマウスやスモールマウス、スポッツとも違う別種です。グアダルーペ・バスはテキサス州中部のグアダルーペ川水系にしか生息しない希少種で、テキサス州の魚(テキサス・ステート・フィッシュ)にも認定されています。ネットで調べてもなかなか写真が見つかりませんが、外観はスモールマウスにかなり似ている感じです。ちなみに、あまり大きくは成長しないようで、現在のワールドレコードはレイク・トラヴィスで1983年にキャッチされた3ポンド11オンスということです。

日本にスポッツ? その5


Spobas  「その4」で紹介したスポッツとラージマウスの外観的な違い(特徴)以外に、第二背びれの付け根部分や尻びれの付け根部分にウロコがあるのがスポッツで、ラージマウスにはウロコがないという記述もよく目にします。実は今まで意識して見たことがないので、なんとも言えませんが、今度スポッツを釣ったら、確かめておこうと思います。

目の錯覚でクネクネ


Kunekune  昔、流行った?ドゥ・ナッシングワームにそっくりなガイリーワーム(The Guiley Worm)というものがあります。こちらは「何もしない」のではなく、投げて巻きまくる正反対のワームです。カチカチでワーム自体が曲がっているためにリトリーブすると、水の抵抗でクルクル回ってしまいます。その動きが目の錯覚でクネクネ動いているように見えるから不思議です。ホームページ上でも小さいながら、艶めかしい動きが動画で見ることができます。もちろん、ラインはヨレヨレになってしまいますから、先端にはスイベルを繋いで使います。
 ちなみに、この手のフックが最初から付いたワームを総称して、プリ・リグドワーム(pre-rigged plastic worm)と呼びます。「すでにリグられたワーム」という意味です。
http://www.guileyworm.com/default.htm