日別アーカイブ: 2006年12月21日

フックを呑み込まれたらどうします?


 ついついワームフックを呑み込まれてしまうことってありますよね? ラインを引っ張ると、喉の奥から焼き肉のテッチャンみたいなのがビローンと出てくると、「あちゃー、ゴメン! やってもたー」って感じで焦ります。せっかくボクの下手くそな誘いのワームに食いついてくれたかわいいバスちゃんですから、できるだけダメージを少なくしてリリースしてあげたいと思うのですが、正直どうするのが一番いいのか困ってしまいます。荒療法でペンチでグイッと一気にフックをヒネリ返して外すと、出血はあるもののその場は元気よく帰っていきます。ラインを切ってリリースすれば、勝手にフックが外れるという話も聞きますが、本当に外れるのかどうかも疑問です。というのも、たまにフックを呑み込んだままのバスが釣れたりしますから・・・。あのバスって喉にエサを通らず、すごくお腹がすいているんでしょうか? トーナメントの場合も同じで、バスを殺してしまったペナルティーまでもらって、ダブルでブルーです。こっちを向いたフックポイントをバーブごとカットしてしまえば、フックは簡単に外れるのですが、なかなかいい道具がありません。ニッパーでは届かなかったり、エラ側から突っ込むとうまくフックポイントが見えなかったり、エラを傷つけたりしてしまいます。
Dbarb  そんなことを思っていたら、実は今年いい物を見つけて愛用しています。さすがはアメリカなんでもあります。Dバーブというこの特殊なニッパーは、フックが呑み込まれたときにフックポイントをバーブごとカットするためにデザインされています。喉の奥まで突っ込んでも握り部分が邪魔にならず、手が視界を妨げず、フックポイントを簡単にカットできる優れものです。バーブごとフックポイントさえカットしてしまえば、フックは簡単に外すことができますし、バスへのダメージは少なくて済みます。このDバーブはカットしたフックポイントが飛んでいかないような工夫がされていて、目などに飛んでいく危険もありません。フック一本でバスの命を救うことができるなら安いものです。
http://www.dbarb.com/
Hp1  さらに面白いものを見つけました。その名はフックピストル。コンセプトはDバーブと同じで、フックポイントをバーブごとカットするための道具です。こっちは手に入れていないので使い心地は分かりませんが、握り部分が邪魔にならないので、さらにフックポイントをつかむのが簡単そうです。こちらもカットしたフックポイントが飛んでいかないように工夫がされています。使い方が分かりにくい方はホームページをご覧下さい。テキストだけではうまく説明できません。
http://www.hookpistol.com/