日別アーカイブ: 2006年11月20日

ハドルストンのハード版?


Wagtail  リアル系スイムベイトの最高峰、ハドルストンスイムベイトをそのままハード版にしたようなワグテールがABTルアー社から発売されました。全長5.5インチ(約14cm)、1.5オンスと使いやすそうなサイズです。価格は21.99ドルです。1秒間に約1フィートの割合で沈むそうで、カウントダウンしてディープレンジを探ることも可能だと思います。アメリカも次か次へと新製品が出てきますね。
http://www.abtlures.com/

まだ生きていたのか?


Colorclector  先日、デイブ・グリービーの話をブログで紹介して、カラーセレクターの話が出ました。懐かしいと思った人、昔騙された人などいると思います。過去の遺物だとばかり思っていたカラーセレクターが、実はまだ生きていました。
 カラーセレクターはCOLLOR C LECTER と表記します。昔カラーコレクターと呼んだ人もいますが、正しくはセレクター(シーレクター)の意味でしょう。この怪しげな装置は今から20年ぐらい前に登場しました。当時、オクラホマ大学のローレン・ヒル教授が9年の歳月をかけて実験・調査したデータをもとに開発された夢の装置でした。センサーを水に沈めると水質や透明度からルアーのベストカラーを26色の中からチョイスしてくれるというのです。当時は話題となり、大手ルアーメーカーですら、カラーセレクターカラーと称して、26色にマッチするカラーを発売しました。ルアーのカラー選びの装置のはずが、当時、存在しないようなけったいなカラーが26色にあるものですから、メーカー側が装置に合わせてカラーを作るという逆転現象まで起きました。また、そのカラーが見るからに釣れなさそうでした。
 装置の威力はというと、言うまでもありません。こんな装置で釣れたら苦労しません。と言うより、ルアーのカラーすら選べないようでは、釣りをやめた方がいいです。カラーを悩んだりするのも釣りの楽しみの一つですから・・・。
 ところが、カラーセレクターは今なお現役で生きていたのでビックリしました。ディッピングダイで有名なスパイクイット社がリニューアルしたカラーセレクターを販売しているのです。当時は丸いアナログ式で、針が振れて最適なカラーを指し示すものでしたが、今はかっこいいデジタル式になっていました。値段は99.95ドルもしますが、当時はもっと高かったような記憶があります。いったい年間に何台売っているのか、非常に興味深いところです。

http://www.ispikeit.com/