日別アーカイブ: 2006年11月14日

襟巻きスカート


 ラバージグを自分でタイイングする人なら分かると思いますが、タイイングのコツは、スレッドまたはワイヤを可能な限りきつく締め込んで、ラバーを立たせることだと思います。タイイングの仕方でラバーの水中でのフレア感が全然違います。ところが、いかにきつく締め込んでもラバーを立たせるには限界があります。そこで、さらにラバーを立たせる工夫があります。
Erimaki2  またまたシリコンチューブの登場です。エアーポンプの”ブクブク”に使うサイズが使いやすいです。これを薄く輪切りにしてラバーのタイイングの付け根の前後でサンドイッチするのです。具体的にはタイイングを始める前に前側にチューブの輪を1つ通しておき、タイイング後にもう1つのチューブの輪を通します。非常に簡単ですが、あるのとないのとでは仕上がりが全然違います。最近流行のエーキンス風のカットの場合、前側は襟巻き状に垂直立ちさせることもできます。ラバー一本一本が水を押して、アピール度が違います。
Erimaki_1  気にいらなければチューブをカットしてしまえばいいですし、チューブの輪のはさみ具合を調整すれば、ラバーの立ち具合も簡単に調整できます。シリコンは劣化しにくいので、使っていて切れることもほとんどありません。シリコンの輪自体は細くて透明なのでまったく気にもなりません。同じような小ワザはスピナーベイトにも使えます。