日別アーカイブ: 2006年11月16日

ケンカ売ってます?


Baby_1minus_elitebig   マンズ・ベイツがスゴイことになってます。定番のベイビーワンマイナスがエリートシリーズという名でバージョンアップ?して登場です。要はボディーにスケールパターンを入れて、3Dアイを付けただけの、いわゆる日本風リファインってヤツです。

 「えっ、ラッキークラフトがOEM受けたん?」と勘違いしてしまいました。値段が6.45ドルなので、その可能性はないでしょう。それにしてもすべてのカラーがラッキークラフトのカラーラインナップに瓜二つです。名前まで全く同じです。これでラッキークラフトのパッケージに入って売られていたら、誰が見てもラッキークラフトのルアーです。ルアーのカラーはよくコピーされるものですが、今回の件はちょっと露骨です。アレンジゼロで、かなりえげつない挑発ですね。このケンカ、ラッキークラフトは買うんでしょうか?

自身でステイトレコードを11年ぶりに更新


Out12_bass_11122006_o38utqj  去る10月28日、アイダホ州のスモールマウスのステイトレコードがドゥオァシャック・リザーバーで更新されたそうです。釣り人は11年前に同場所で8ポンド5オンスのスモーリーをキャッチしたレコードホルダー自身だったというから驚きです。アイダホ州在住のダン・ステイガーズ(49歳)は、新レコード、9ポンド11.52オンスの超ビッグスモーリーをスイートビーバーでキャッチしたそうです。ドゥオァシャック・リザーバーは大量のコカニーサーモンの幼魚が毎年放流されており、これを補食するスモールマウスが巨大化する傾向にあるそうです。
 ちなみにスモールマウスのワールドレコードは1955年7月にケンターキー州とテネシー州の州境に位置するデイル・ホロー・リザーバーでキャッチされた11ポンド15オンスです。10ポンドオーバーのスモールマウスのほとんど(すべて?)は、デイル・ホロー(ケンタッキー/テネシー)、ウィーラー(アラバマ)、ハイワシー・リザーバー(ノースキャロライナ)でキャッチされています。これら3つの湖にはすべて北緯約36度線付近に位置しています。この位置は本来のスモールマウスの自然分布域の南限であり、スモールマウスを巨大に育む絶好のエサとなるスレッドフィンシャッドの分布域の北限でもあります。冷水を好むと言われるスモールマウスでも、低水温期は成長が止まってしまいます。そのため、冬期は氷結するような場所では、大型には育ちにくく、温暖で成長期間が長く、高タンパクのシャッドをたっぷり食べることができるこの特殊な地域だけがスモールマウスの限界とも言える10ポンドの壁を超えることができると言われてきました。今回、アイダホというやや北部で10ポンドの壁を超えそうなビッグスモールマウスがキャッチされたことで、この定説が覆されそうです。50年以上破られていないワールドレコードはアイダホでキャッチされるかもしれません。