月別アーカイブ: 2014年3月

コールドウォータークランキングとは その3


 今日はウィグルワートを30年以上使い込んでいるというステイシー・キング先生のコールドウォータークランキングのセミナーにご招待します。いろいろな人の記事や話には、いろいろ共通点があって、非常に参考になります。

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B.A.S.S.サザンオープン暫定ポイントランキング


 B.A.S.S.サザンオープンは第2戦が終了し、暫定ポイントランキングが発表されました。エリート昇格を狙うイヨケンは346ポイントで9位、トップとの差は35ポイントです。第2戦の2日目、リミットメイクができなかったイヨケンですが、仮に2ポンドのキーパーをもう1匹キャッチしてさえいれば、ポイント的にはさらに10ポイント上積みできていただけに、惜しい試合でした。
 エリート昇格には10月2-4日の第3戦(レイクノーマン)終了後にエリート選手を除いてトップ5にフィニッシュしなければなりません。現在9位のイヨケンですが、ジャスティン・ルーカス、デビッド・ウォーカー、ケリー・ジェイの3人がエリートプロなので実質6位という状況です。ちなみに現在10位のチャド・モーガンテーラー、11位のボビー・レーンもエリートプロです。また、今季はFLWツアー戦とオープン戦のバッティングがあるのでFLWツアープロの強敵がいません。
 昨シーズンの2013年サザンオープンの年間ポイントランキングでトップが511ポイント、5位で468ポイントでした。必ずしもこのポイントが参考になるわけではありませんが、イヨケンが468ポイントでフィニッシュしようと思えば、122ポイントが必要で、最終戦を79位でフィニッシュすればいいことになります。最終戦も賞金圏に入れば、AOYも夢ではありません。
 最近のイヨケンですが、昨年のセントラルオープン最終戦(ロスバーネット)で20位、今季サザンオープン初戦(レイク・トホ)で23位、セントラルオープン初戦(レイク・アミスタッド)で36位、サザンオープン第2戦(スミス・レイク)で33位と4戦連続の賞金圏、昨年からの全9試合でも7試合賞金圏に入っており、安定感ではもはやエリートプロ級です。
 実はイヨケンがエリート昇格を狙う本命は、サザンオープンではなく、セントラルオープンです。セントラルオープンでも当人が苦手と言っている初戦のアミスタッド戦を36位でフィニッシュしていて、残すは得意なレッドリバー戦(4月)とアーカンサスリバー戦(9月)です。サザンオープンでエリート昇格を決める前に、セントラルオープンでエリート昇格を決め、ダブルクォリファイも夢ではありません。
1 Jesse Wiggins   381
2 Justin Lucas    378
3 Todd Auten         372
4 Darrell Pons        367
5 David Williams    360
6 Matt Lee              354
7 David Walker      351
8 Kelley Jaye        349
9 Ken Iyobe          346
10 Chad Morgenthaler 344
11 Bobby Lane      340
12 Eric Conant       339
35 Kotaro Kiriyama  297
90 Kazunori Okuma  205
96 Kazuki Kitajima   197
152 Ryusuke Nishio   116
http://www.bassmaster.com/standings/1/2/46/2014

B.A.S.S.サザンオープン第2戦(スミスレイク)最終結果


 ちょうど名古屋でキープキャストが開催中で、タイムリーにブログをアップすることができませんでしたが、B.A.S.S.サザンオープン第2戦がアラバマ州スミスレイクで開催されました。
 日本人選手は5人出場しましたが、残念ながら全員トップ12カットならず、2日目でトーナメントを終了しました。2日目に大きくウェイトを伸ばした大熊一徳さんが32位、2日目にリミットメイクならずウェイトを落としたイヨケンが33位で賞金圏に入っています。
 ちなみにこの大会優勝したデビッド・キルゴアですが、昨年のサザンオープンは初戦のレイクトホ戦を102位と大きく外しましたが、第2戦(ダグラス・レイク)を3位、第3戦(ローガンマーチンレイク)を優勝し、クラシックの切符を手にしました。デビッド・キルゴアは昨シーズン唯一、エリート昇格の権利を放棄したアングラーでもあります。今年のクラシックでは8位。そしてこの第2戦で再び優勝しクラシックの切符を手にしています。ちなみに今年のレイクトホ戦も95位と大きく外しています。フロリダ戦が苦手なようです。
1 David Kilgore 5 19.15  5 17.15  5 16.13  15 54.11
2 Todd Auten    5 18.5  5 16.4  5 14.2  15 48.11
3 Michael Murphy 5 15.3  5 18.9  5 14.3  15 47.15
4 Jordan Wiggins 5 14.8  5 19.9  5 12.11  15 46.12
5 Justin Lucas       5 14.5  5 17.1  5 15.6  15 46.12
6 Jesse Wiggins   5 15.10  5 17.0  5 11.1  15 43.11
7 Brandon Lester  5 17.15  5 11.7  5 10.11  15 40.1
8 Woo Daves     5 10.15  5 14.15  5 12.12  15 38.10
9 Jon Englund        5 13.1  4 16.9  5 8.9  14 38.3
10 Kyle Fox          5 12.10  5 13.14  5 11.8  15 38.0
11 Carl Jocumsen  5 11.3  5 14.10  5 8.13  15 34.10
12 Derek Cummings 5 16.2  4 9.2  5 7.5  14 32.9

32 Kazunori Okuma 5 8.10  5 12.14  10 21.8
33 Ken Iyobe             5 13.4  4 8.1  9 21.5
81 Kotaro Kiriyama   5 11.7  3 5.9  8 17.0
93 Ryusuke Nishio    5 8.15  5 7.1  10 16.0
131 Kazuki Kitajima   5 8.12  1 1.6  6 10.2
http://www.bassmaster.com/tournaments/2014-bass-pro-shops-southern-open-2-presented-allstate/results/1/

BORN TOUGH. TESTED TOUGHER.


 アメリカではパワーポールの勢いに押されっぱなしなイメージがあるタロンですが、最近は12フィートモデルを発表したりと頑張っています。そんなタロンがパワーポールに対抗して面白いサイトを立ち上げました。
 アメリカでよくある堅牢さをアピールする強度テストのYouTube動画集です。まじめな強度テストもあれば、キックボクサーがボコボコにしたり、火炎放射で丸焦げにしたり、ショットガンで撃ったり、トラックで引っ張りまわしたりとやりたい放題。いかにもアメリカって感じのおバカな実験の数々です。これをまじめにやっているのが笑えます。
http://www.talontorturechamber.com/

コールドウォータークランキングとは その2


 ちょっと古い動画ですが、ウィグルワートマスターと知られるFLWツアーのグレッグ・ボハンナンがウィグルワートによるコールドウォータークラキングを語っています。いろいろ興味深い内容ですが、キーとして彼が何度も語っているのがクリアウォーターのロッキーバンクという点です。
 この点に関しては、オザークマウンテン水系と日本がそのままハマルとは言い切れない部分があります。というのも、この地域にいるようなクローフィッシュは、日本にはいないからです。あえて言うならウチダザリガニがいる桧原湖が一番マッチするかもしれません。
 ところで、彼が動画の中でウィグルワートの新旧の見分け方について語っていますが、核心部分はあえてなのか語っていません。動画撮影時はラパラがオリジナルウィグルワートの復刻版をまだ出していなかった時期なのか、いわゆる後付けリップのウィグルワートとの見分け方についてのみ説明しています。

http://www.flwoutdoors.com/flwondemand.cfm?vid=11975

コールドウォータークランキングとは


 今回限定でテスト販売させていただいた”お蔵入り”クランクですが、旧モデルのウィグルワートを研究し、ウィグルワートを超えるクランクを作りたいという想いから、何年も前に開発に着手したクランクです。すでにサンプリングで最初に送ったウィグルワート愛好者の方々からも、いい評価をいただいています。
 そもそも、ウィグルワートは”コールドウォーター”クランクとか、”アーリースプリング”クランクと呼ばれるように、水温が華氏で45度から55度、つまり摂氏で約7度から13度ぐらいで有効と言われています。もちろん、その水温でしか釣れないというわけではありませんが、この水温こそ、つまりまさに今こそ、威力を発揮するというわけです。
 昨年の極寒のバスマスタークラシックで、最終日ウィグルワートのファントムグリーンを使い、猛ラッシュで2位でフィニッシュしたブランドン・パラニュークも記憶に新しいです。彼もロック周りをスローリトリーブをしていたのが印象深いです。
 今回”お蔵入り”クランクを買っていただいた方にも、その辺りをよく理解して、テストしていただけると嬉しいです。アメリカでは、わざわざシンカーを貼って、スローフローティングやサスペンドチューンして使う人もいるぐらいで、本来カバークランキングで使うものではありません。大きなリップが付いていますが、ロールでかわしたりしませんから、決してスナッグレス性能が高いとは言えません。
 このクランクベイトに関しては、改めていろいろ書きたいことがありますが、まずはウィグルワートの本場とも言えるテーブルロックレイクでの非常にためになる動画を見つけたので紹介します。

また来年


 毎年楽しみで参加させてもらっていた名古屋のバスフェスタ。今回は名も新たにキープキャストとなり、無謀にも自前のブースを出しての参加となりましたが、本当に楽しい2日間でした。
 初めてゆえの不手際もあり、多くの友人に助けられました。やっぱりバスフィッシングって最高です。昼も夜も、バスフィッシングトークで盛り上がりました。ぜひ、来年も参加したいと思っています。
 今回テスト販売させていただいたクランクベイトもありがたいことにすべて売り切れ、限定販売させていただいたブラックバードのテッケルフロッグも、持って行った分すべてが売り切れてしまいました。正直、こんなに売れるなんて思っていなかったので、少数しか持って行かなかったのでビックリです。
 本来ボクがやりたかったフロッグの色塗りイベントも、たくさんの方に参加していただき、いろいろフロッグ談義で盛り上がりました。オリジナルカラーのフロッグでの釣果報告が今から待ち遠しいです。

名古屋キープキャスト初日


 今日はたくさんのお客様にテッケルブースにお越しいただきました。本当にありがとうございます。シャイな性格な上に、朝イチは想像していた以上に忙しくて、手際が悪く、さらに花粉症でテンションが低く、お客様一人一人としっかり会話ができなかったことを深く反省しています。
 おかげさまで例のクランクベイトのモニタリング販売は土曜日分はすぐに完売しまして、せっかくお越しいただいたのに、売り切れで購入できなかったお客様にはたいへん申し訳ありません。クランクベイトですが、少量ですが日曜日分も確保していますので、興味のある方はなるべく早くお越しいただきますようお願いします。
 また、テッケルフロッグのブラックバードですが、想定した以上の売れ行きで、ホンカーがすべて売り切れてしまいました。日曜日分はもうありません(ワッカーはまだあります)。マイナーなインディーズブランドのテッケルが、こんなに支持をいただけて、本当に嬉しく思います。今季の釣果報告を楽しみにしています。
 明日も私はほぼテッケルブースに張り付いて、テッケルフロッグのカラーミーの色塗り体験コーナーに張り付いています。市販にない自分だけのカラーを作る絶好のチャンスなので、ぜひ遊びに来てください。よろしくお願いします。

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FLWツアー第2戦(レイクハートウェル)初日結果


1   CASEY ASHLEY        21-07 (5)
2   SKIP JOHNSON         19-04 (5)
3   JOHN COX            18-13 (5)
4   JASON QUINN         18-09 (5)
5   RAMIE COLSON JR     17-10 (5)
6   BARRY WILSON       17-09 (5)
7   CLENT DAVIS         16-14 (5)
8   CODY MEYER        16-04 (5)
9   BARTON AIKEN       16-00 (5)
10   RICH DALBEY       15-15 (5)
71   SHINICHI FUKAE     10-01 (5) 
http://www.flwoutdoors.com/bassfishing/flw/tournament/2014/7124/lake-hartwell-professional-results/?dpl=1&all=1&sr=1&rpp=50&&sort=pl

B.A.S.S.サザンオープン第2戦(スミスレイク)初日結果


1  David Kilgore    5 19-15
2  Todd Auten      5 18- 5
3  Brandon Lester   5 17-15
4  Clifton Coffey    5 17- 6
4  John Figi        5 17- 6
6  Warren Barnes   5 17- 3
7  Derek Cummings  5 16- 2
8  Jesse Wiggins    5 15-10 
9  Greg Pugh       5 15- 4 
10  Michael Murphy  5 15- 3 
11  Sam George     5 15- 1
12  Craig Daniel     5 14-15
25  Ken Iyobe       5 13- 4
45  Kotaro Kiriyama  5 11- 7
88  Kazuki Kitajima   5 8-12
92  Kazunori Okuma   5 8-10
http://www.bassmaster.com/tournaments/2014-bass-pro-shops-southern-open-2-presented-allstate/leaderboard