今年のFLWは変わる!?


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 いよいよ今週、FLWツアー第2戦がレイク・ハートウェルで開催されます。今年のFLWツアーは昨年までと違って個人的に非常に注目しています。
 というのも、ついに、ようやくFLWは今季からツアーの試合に限りAリグ、アンブレラリグの使用が禁止となったからです。これはアメリカのバスフィッシング業界にとっては大きなニュースです。
 2011年秋、Aリグが登場して以来、FLWツアーの試合では2012年、2013年と多くの試合でAリグが上位を独占し、個人的に非常につまらない試合になってしまったからです。当初は反対派だった人まで、やむなく手を出さずにはいられない状態となり、かつては春のリザーバーの試合では、定番のウィグルワートやワンテン、フラットサイドクランクやシャッドラップ、バイブレーションなど、さまざまなルアーが登場し、非常にバリエーションのあるパターンが見所だったのが、誰もがAリグを投げまくる味気ない試合となっていました。しかも、Aリグが効くと、他のパターンでは刃が立たないようなウェイトが出てしまうからタチが悪いです。
 昨年のFLWツアー最終戦のチカムーガ戦では、ケイシー・マーティンが5本ワイヤーで13本ものスイムベイトが付いたピカソのベイトボール・エクストリームリグ(写真)を投入し、2位に20ポンド以上の差をつけての圧勝でした。こんなのはバスフィッシングとは言い難いです。
 今もバスマスターオープンやRAYOVACといった試合では、Aリグの使用が認められていて、先日ボクも遊びに行ったアミスタッドのセントラルオープンの試合もAリグがウィニングパターンとなりましたし、今週同じく開催されるスミスレイクのサザンオープンもおそらく、上位はAリグが独占すると思われます。
 そんなわけで、今週のハートウェル戦では久しぶりに選手がシーズナルなルアーの選択で、三者三様の試合が期待できそうです。

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