日別アーカイブ: 2010年3月8日

ブレント・アーラー、33歳 その2


 ブレント・アーラーは2000年のWONBASSのウェスタンクラシックでノンボーターのAAA部門で優勝し、その後ボーターデビューを果たしました。2000年秋からB.A.S.S.ウェスタンインビテーショナルにも出場し、その後2002年までB.A.S.S.のウェスタンの試合には8試合出場します。最高位は2002年のB.A.S.S.ウェスタンオープン・レイクミード戦での2位でした。
 ボクが初めてブレントと会ったのは、2000年のウェスタンインビテーショナルのレイク・シャスタ戦でした。当時はドロップショットがまだまだ浸透していなかった頃でしたから、ドロップショットの釣り方を実は苦手なボクが指南したのを覚えています。その後、彼とは仲良くなって、南カリフォルニアの実家に泊めてもらって、彼のホームレイクのレイク・ペリスに一緒に釣りに行ったり、USオープンのプラを一緒にしたこともありました。ベイトブレスのサポートを受けたこともあって、家族で日本に訪れたときに、なぜか東京でボクが浅草の案内をしたこともありました。当時のブレントはどちらかといえばライトリグが得意なアングラーでした。育ちがよく、上品なおぼっちゃんといった印象で、とても全米のツアーを回るようなタイプではありませんでした。
Brent2  そんなブレントが頭角を現すのは2003年から始まったFLWエバースタート戦でした。初年度、初戦のレイク・プレザントを3位、得意のレイク・ミード戦を3位、第3戦のクリアレイク戦をまたしても3位でフィニッシュ。第4戦は当時はまだ不得意だったデルタを41位でフィニッシュし、年間総合で1位となったのでした。2004年シーズンも2試合でシングル入賞を果たし、年間総合で3位となり、ウェスタンでの存在感を示しました。そして、レイク・カンバーランドで開催されたエバースタートのチャンピオンシップで見事優勝(写真、当時27歳)を果たし、全米規模でも通用することを証明したのでした。
 ブレントは翌年からFLWツアーに転向し、古巣ウェスタンでの試合では、しばらく顔を見ることがなくなってしまいました。

ブレント・アーラー、33歳 その1


Brent  ブレント・アーラーがFLWツアー・テーブルロック戦で圧倒的な強さで優勝しました。ブレントは年々、強くなっている感じで、今ではFLWを代表するトップ選手になってしまいました。BASSFANのワールドランキングでもFLW系選手の中ではトップに立っています。
 ブレントはラッキークラフトのプロスタッフの一員ですので、いろいろ彼の写真を目にする機会もありますが、それでも、日本ではどうしてもB.A.S.S.偏重の傾向があって、同じプロスタッフのスキート・リースに比べればブレントの認知度は低すぎると感じます。ブレントはもっともっと、日本でも注目されるべきアングラーの一人だと思います。
 1977年2月3日生まれのブレントは33歳になったばかりですが、すでにFLWでの生涯獲得賞金が136万9483ドルとなっています。もちろん、これは賞金額だけですので、スポンサーの契約料はほかにもあります。彼がウェスタンのエバースタート戦でプロデビューしたのが2003年、FLWツアーに参戦したのが2005年からですから、彼のキャリアはまだまだ始まったばかりといえます。今後ますます稼ぐことでしょう。彼のような存在が、若い次の世代のバスアングラーに夢を与えてくれます。

渋い大きいジグ


 極太リビングラバーを使ったモップジグ系のラバージグについて、紹介したところ、なかなかの反響がありました。すでにラバーをお分けした人からの釣果報告も届いています。
Xlavocadoblue  先日はモップジグに続いて、ブーヤーからも発売されていると紹介しましたが、さらに新しいジグを発見しました。その名はシブイ・オオキイ・ジグです。カタカナで書くと変な感じですが、Shibui Ookii Jigといいます。日本語の響きって、カッコイイんでしょうかねぇ・・・。
 シブイ・スピナーベイトのタロン・カスタムルアーズの新製品です。極太リビングラバー以外にシリコンスカートとフラッシャブーをコンボしたゴージャスな仕様になっています。ヘッドタイプはフリッピング、フットボール、グラス、フィネスの4タイプがあり、価格は4.19ドルとなっています。